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5袋ものゴミと一緒に住んでいたってワケだ。

2023年1月も終盤を迎えた先週末、家中の収納という収納をひっくり返し、要る物と要らない物を選別し、ゴミ袋によいせよいせと詰め込んだところ、5袋もの山になりました。私は元々、たくさんの物に囲まれて暮らすことが苦手なので、持ち物は少ないタイプなんですけど、それでも5袋。

今まで、不要なゴミ5袋と一緒に暮らしてたんだなと思うと感慨深いです。そうしてまずは洗面台下のコンテナの中身から精査して、靴箱、キッチンのシンク下、クローゼットと整理整頓する場所を徐々に大きくして、ありとあらゆる物を分別したのですが、まだ捨てられる気がしている・・・。

一番捨てられなかった物、ゆえに今も場所を大きく陣取っている物は、やはり洋服と靴です。特に夏服。ああ、私ってこんなに夏が好きだったの?と驚くほどの量。去年の衣替え期に夏のワンピースを20着は捨てたはずなのに、それでもなお、コンテナを占める夏服の皆々様方。

もう一度、すべてをひっくり返し直して見直せば、もっとスッキリしそうです。でももう、ゆーてる間に節分になっちゃうし、平日の夜にボチボチやるか・・・。春になったら履くかも(でもちょっと歩きづらいかも)な靴と、友人のイラストレーターさんにオーダーして作ってもらった壁掛け、母からの手紙がどうも捨てられず。

ゆーてもミニマリストになりたい訳ではないので、何でもかんでも捨てたい訳ではないのです。「要らない物を持っている」っていう自分が嫌なだけ。自分にとって価値のない物と一緒に暮らしているっていう事実が嫌なだけ。なので、趣味のゾーンなどは結構物にあふれています。だって大事だもん。使うし。

ゴミとガラクタはどう違うのか。

データなども整理しまして。

文字通り、スマホのデータやアプリなども整理したんですけど、一番解放感がものすごかったのは、マッチングアプリを消去したこと。いやはや、ここまでスッキリするとは思わなかった・・・。すがすがしさすら覚えてしまって、やっぱり登録しているだけで「誰かから連絡がくるかも」「メッセージに返事しなきゃ」とか、かなり気を取られてしまうのですね。

出会いは出会いでとっても大事なんですけど、新たに出会って関係性を構築していくなら、今までに出会ったニキより素敵な人じゃないと意味がないわけで。あの人素敵だったなって今までのニキに想いを馳せるなら、再会を待った方が建設的な気がしてしまいまして。そんなこんなで、マッチングアプリを消去しちまったんですな。

とはいえ、再会できるのか否かなんて神のみぞ知る・・・って感じなんですけど、なんとなく、会えるような気もしている。いやさ、君が私のこと「頭大丈夫?」って思うの、わかるよ(とても良い声で)。でも今は「はじめまして」から繰り返すよりも、「元気だった?」って会話するイメージがどうしても強くてですね。別に直感が鋭いわけでも、第六感が働くわけでも、霊感があるわけでもないんですけど。

まあ、いいんですよ。だって私の人生だもん。余所から見てたら「人生の時間を無駄にしてる」って思われても屁のカッパなんですよ。今の気持ちを大事にしたい。いや、君がイケメンを私に紹介してくれるなら話は別だがな???

とまあ、かくかくしかじかで、物、データ、思考と整理し続けているんですが、思考は可視化できないので、整理整頓できているのか、なかなかハテナですね。スマホで動画を観る時間を削れば、もっと整理できると思うけど、そういう時間が無くなったら無くなったで人生が味気なくなるような気がして着手できておりません。

期間を決めて無くすのはいいかもですね。1週間、スマホは最低限しか触らなくする、とか。そうやって人生が色あせたように感じたら、また仲良くすればいい。

コスメの整理も難しいよね・・・

たまに使うな、とかは捨ててない。

これは常時使用しないけど、豪華なディナーの日には使うよな・・・ってな家電とか、今は使ってないけど季節が変わった使うよなってなリップとか、そういうのは捨ててないです。もともと「これからは捨てるときに困る物を買わない」を信念に今の家に越したので、粗大ゴミも出ていません。コンテナは折りたためる布製の物で統一。ランドリーボックスも折りたためる木製の物にしています。

でも、出そうと思えば出せるのがゴミの醍醐味ですよね。———ゴミだけに。
机というより収納家具という位置づけになってしまっている机とか、捨てようと思ったら捨てられるもん。ただ、捨てたら捨てたで収納を失うから、また、何かしら買わなきゃいけなくなっちゃうんだけど。

そんな生活を送っているので、収納するための何某かを買うことに大きな躊躇いと葛藤がありましてですね。カラーボックスとか絶対に買えないもん。タンスとかクローゼットとか、めっちゃくちゃ悩んで結局買わなそう。だって、収納家具を買っちゃったら絶対に物が増える。空いた分だけ、入れちゃうもんな、絶対。

そして、そのせいで下着とかタイツとかっていう細々した物の整理の迷子になっていることも事実。死ぬときは結局何も持って行けないし、究極、明日家が燃えても、絶望せずに生きていける強さがほしいと思っているので、やっぱりもうちょっと物は減らすべきかなあ・・・。

しかし、まずはあっぱれですよ。片づけたという事実。ゴミを捨てたという事実。えらい。私、えらい。自分のために自分の住まいを整理整頓して、ほんと超えらい。この調子で人生歩んでこ。今までもこれからも、私と私の二人三脚。そこにツルッとね、ダーリンが割り込んでくるのが2023年です。

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