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地方銀行からスタートアップへ。イークラウドに入社して“想像以上”に感じた働きやすさと仕事のやりがい

キャリアの選択肢が多様化する中で、ネクストステップとしてスタートアップへの転職を希望する人が増えてきました。
一方で「実際の働き方はどうなっているのか」「新しい環境・文化に自分が適応できるだろうか」といった不安の声もまだ多く聞かれます。

イークラウドは、ビジョンに掲げる「理想の未来に挑戦できる社会へ」の実現を目指すうえで、社内で働くメンバー一人ひとりの多様なライフスタイルを尊重し、フレキシブルに働ける環境を提供することも大切にしています。現在では、子育て中のメンバーや、地方からリモート勤務メインで働くメンバーも増えてきました。

2023年2月にイークラウドへ入社した藤岡も、“働きやすさ”と“仕事のやりがい”の両方を求めて地方銀行から転職を決めた一人。現在は審査部にて時短勤務で活躍中です。
藤岡に、イークラウドへの入社の決め手、現在の働き方、日々の仕事で感じていることについて聞きました。

◆藤岡 咲
立教大学を卒業し、新卒で地元の地方銀行へUターン就職。主に融資業務に従事し、中小企業への融資提案、経営改善支援などを担当。
2023年2月イークラウド株式会社入社。


引っ越しを機に、経験を活かしながら育児と両立できる職場環境を求めて

——藤岡さんのファーストキャリアは地方銀行だと聞いています。なぜ銀行を志望したのでしょうか?

学生時代は数学が好きで、大学では経済学を専攻していました。就職先はその学びを活かせる親和性の高い領域に行きたいと考えて、地方銀行にUターン就職したんです。家族が新潟に住んでいたので、地元を拠点にして働ける点も私にとって魅力的でした。

入行後は9年ほど、法人営業として中小企業向けに融資のご提案、経営改善の支援、補助金申請に関するサポートなどを行ってきました。

稟議の作成や契約手続き、オペレーション業務も担当していたので、日々の業務量はなかなか膨大でしたね。忙しくはあるけれど、好きなことを仕事にできている。そんな実感がありました。

——そこから転職に至った経緯を教えてください。

2022年に夫の転勤により東京への引っ越しが決まったことが、大きなきっかけとなりました。当時、私は育児休業期間中。なんとか仕事を辞めずに復帰できないか模索したのですが、東京にある支店へ異動するとなると、通勤時間の長さが問題になり、育児との両立がどうしても難しそうでした。

そこで「転職」という選択肢が思い浮かび、転職エージェントに登録してみたんです。転職にあたっては、3つの希望条件を掲げていました。
1つ目は「これまでの法人営業経験を活かせる仕事」、2つ目が「成長産業に関われること」、3つ目が「柔軟な働き方ができること」です。

最初は希望をすべて満たす求人情報になかなか出合えなかったのですが、根気強く探すうちにようやく「これなら希望が叶えられるかも!」と思う企業がいくつか見つかりました。その中の1社が、イークラウドだったんです。

——複数の転職先候補があった中で、イークラウド入社の決め手となったのは何でしたか?

まずは、融資に関わる経験が活かせる点に興味を持ちました。そのうえで、イークラウドの会社サイトに掲載されている支援実績ページを見て「とても面白そうな事業だな」と一気に惹かれたんです。

もともと地方銀行でも、融資を通じてお客様の支援ができることに一番のやりがいを感じていました。しかもイークラウドでなら、今までご縁がなかったような最先端の分野で挑戦するスタートアップも応援できます。

転職の希望条件である「これまでの法人営業経験を活かせる仕事」「成長産業に関われること」にぴったり合致したのです。自分にとって絶好の場所だと思い、入社を決めました。

一方で、面接中には3つ目の希望条件である「柔軟な働き方ができる」点も伝えてもらっていましたが、正直に言うと、この部分については半信半疑でした。銀行時代を考えると「本当にそんなに自由に働けるの?」と、なかなか信じられなかったんです。

柔軟な働き方が実現できるだけでない、イークラウドの環境に感じた良さ

——心配していた働き方の面は、実際に入社してみてどのように感じましたか?

想像以上に働きやすい環境で、とても驚きました。入社時から希望していた時短勤務が叶えられただけでなく、フレックスタイム制やリモートワークも活用しながら、自分がパフォーマンスを出せる時間帯に集中して仕事ができるんです。

私は、新潟の実家に滞在して勤務する日もあります。両親からの「孫に会いたい!」というリクエストに応えやすいのは、リモートワークのおかげですね。

また勤務中に、子どもの急な発熱や体調不良で、在宅での看病や病院への行き来が必要になる場面も少なくありません。そんなときは「職場に迷惑をかけてしまうな…」と、どうしても罪悪感が生まれてしまうのですが、いつもメンバーは快く送り出してくれます。育児に理解があるメンバーばかりで「お大事にね、気をつけて行ってらっしゃい!」 とフラットに声をかけてくれるのがありがたいです。

初めての転職かつ、初めての子育て。しかも、直近は産育休のため休業期間が2年ほどあった私が安心して働けるのは、イークラウドの環境があるからこそだと思います。あのとき、転職を決断してよかったですね。後悔は1ミリもありません。

——銀行からスタートアップへと移り、カルチャー面でのギャップなどは感じませんでしたか?

入社前、スタートアップにはいわゆる「イケイケ」な印象を抱いていたので、社風が合わなかったらどうしよう…と少し緊張していました。実際に入ってみると「理想の未来に挑戦できる社会へ」というビジョンに向けて熱い思いを持ちながらも、落ち着いた物腰の人が多くて、その点も想像以上になじみやすかったです。

また、株式投資型クラウドファンディング(以下、株式型CF)という金融商品を扱う事業ゆえに、全社でコンプライアンスの意識が徹底している点にも安心しました。社内の業務フローがしっかりと整っているため、スタートアップならではのスピード感がありつつも、地に足をつけて仕事ができると感じています。

——熱さと落ち着き、両方を兼ね備えた社風というのはめずらしいかもしれませんね。

それから、スタートアップならではの点を挙げると、一人ひとりの顔がわかる規模感だからこそ、他のチームやさまざまな職種のメンバーと関わりが持てるのが楽しいです。

銀行時代は、支店に勤務していると、本部など他部門の業務を間近に見る機会はそれほどありませんでした。

一方で現在は、案件募集ページや投資家向けのコンテンツを作成するCXチームや、スタートアップの資金調達を支援する法人営業チーム、そしてコーポレート部門まで、それぞれのメンバーが担当する仕事を間近に見る機会が増えました。それが新鮮で日々発見や気づきも多く、自分の視野が広がったと感じます。

業務以外でも、株式型CFを実施する支援先企業のサービスや商品を試してみる社内レクリエーションなどがよく企画されていて、交流の場もたくさんあるんです。

とあるスタートアップの商品を試食する藤岡(左)、審査部部長の戸塚(中央)、代表の波多江(右)

自信を持って仕事に向き合う姿を、子どもにも見せたい

——改めて、現在の担当業務を教えてください。

審査部にて、支援先であるスタートアップの資金調達に関わる審査業務や、審査に必要な情報を集めるリサーチ業務を担当しています。株式型CFの実施が決まった際は、投資を検討する方々へ向けた開示資料の作成も行います。

審査業務は、細かな作業が求められる仕事です。スタートアップの財務状況から事業計画まで、ご提供いただいた情報や資料を読み込み、厳格な法規制に対応できるよう気をつけながら日々の業務を進めています。

——仕事の中で、やりがいや面白さを感じるのはどのような部分ですか?

融資に関する業務経験や細かい書類の確認など、これまでの経験や自分の得意なことを活かせる点には大きなやりがいを感じています。

そのうえ、イークラウドで行う株式型CFは、融資業務とはまた異なる面白さもあるんです。株式型CF実施予定のスタートアップに対して、審査から情報開示までを一定の期間で集中的に行うため、1社1社とより深いお付き合いができるように思います。

また、どの募集案件でも、新たな切り口で社会課題の解決を目指すスタートアップならではのビジネスモデルやビジョン・ミッションに触れられるのが大きな特徴です。イークラウドの一員として皆さんの資金調達のご支援ができることに、日々ワクワクしながら取り組んでいます。

——最後に、今後の目標を教えてください。

支援実績を増やしていき、株式型CFにおける審査業務のプロフェッショナルとなることが当面の目標です。

入社してから半年が経つ頃には一人で業務を任せてもらえるようになりましたが、エクイティ(株式)の知識をさらに身につけていかなければならないと感じています。その点、イークラウドには上司の戸塚をはじめ、証券会社出身の頼れるベテランメンバーが多くいるので、彼らの背中を追いかけていきたいですね。

そして、イークラウドに入社したばかりの頃は仕事と育児の両立に大きな不安を抱えていた私ですが、もう一つ中長期的な目標も見つかりました。

それは、「お母さんはこんなに意義のある仕事をしているんだよ」と、子どもに胸を張って言えるようになること。親が自信を持って仕事をする姿を見せて、子どもにも何かを感じてもらえたら嬉しいですね。実現のためにも、まずは一つひとつの仕事に向き合い、着実に力を付けていけたらと思います。

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