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イークラウドの「ベンチャーパートナー」ってどんな仕事?1日のスケジュールをご紹介

イークラウドは「理想の未来に挑戦できる社会へ」というビジョンのもと、今までプロ投資家や一部の資産家に限られていたエンジェル投資の世界を民主化すべく「株式投資型クラウドファンディング(以下、株式型CF)」というサービスを運営しています。

イークラウドの中で、支援先となるスタートアップの方々と最も多くの接点を持つ役割が「ベンチャーパートナー」です。株式型CFの活用を提案し、実行まで伴走することでスタートアップの支援を行っています。

現在、ベンチャーパートナーはさまざまな業界で法人営業などを経験してきたメンバーが集まっていますが、実際にどのように業務を進めているのでしょうか?

そこで今回は、2023年3月に入社したベンチャーパートナーの原が、1日の仕事の流れを紹介します。 他業種の法人営業とはまた一味違う、イークラウドのベンチャーパートナーならではの意義や楽しさを少しでも知っていただけたら嬉しいです!

◆原 拓也
2012年に新卒で三井住友銀行入行。長野法人営業部にて主に地場中小企業向けの法人営業に4年半従事した後、融資先の企業再生を専門とする部署へ異動、資金繰り支援や業績改善に向けたコンサル業務等を経験。銀行を退職した後、製造業向けSaaSスタートアップに参画、インサイドセールス、フィールドセールスを中心に法人向けSaaS営業全般を担当。2023年3月イークラウド株式会社に入社。


▼AM9:00 朝会

初めまして、イークラウドでベンチャーパートナーを務める原と申します。1日の流れをご紹介したいと思います。

毎日、9時頃から勤務開始しています。まずは、株式型CFで資金調達するスタートアップに関わる事業本部のほか、広報やコンプライアンスのメンバーなどが集まり、オンラインの朝会を行います。業界トピックスや各支援予定先スタートアップの状況、事務連絡を共有する場となっています。(ちなみにイークラウドの勤務コアタイムは12:00〜16:00となっており、不在メンバーには別途情報共有できる仕組みにもなっています)

代表の波多江もいるので、情報共有をしつつ、ときに「こんなこともやりたいね!」とディスカッションに発展することも。いろいろな話がすぐに決まっていき、スタートアップならではの機動力を感じる場面も多いです。

事業部全体の朝会が終わり次第、チームに分かれて、ベンチャーパートナーが所属する営業チームの朝会が行われます。個別の企業について相談したり、担当配置や役割分担、株式型CF実施のスケジュール調整などについて話し合ったりしています。

私は今、週1日程度のオフィス出社で、基本はリモート勤務です。メンバーとオフラインで対面できる時間は限られていますが、このように毎日お互いの状況を共有できるので、やりづらさはまったく感じません。とくに営業チームリーダーの菊地さんはめちゃくちゃ親身に相談に乗ってくれるので心強いです。

ちなみにオフィスは東京駅の八重洲北口すぐとアクセスもよく、フリーアドレスかつ1人用のブースもあるので、業務に集中しやすい環境だと感じています。

💡POINT:フレックス勤務が可能なので、メンバーによっては家庭の都合などに応じて始業時間を調整しています。

▼AM11:00 アポイント

ベンチャーパートナーの主な業務は、スタートアップ企業に対し、株式型CFによる資金調達やそれに伴う成長計画の提案をすることです。

株式型CF実施までのセールス活動は大きく2つに区分されます。1つは、株式型CFをまだよく知らない、もしくは実施検討中のスタートアップに対して理解と関心を深めていくアプローチです。起業家やスタートアップ経営者の方へ、株式型CFのメリットや資金調達の流れについて説明します。スタートアップの事業や経営戦略についてもじっくりと伺い、イークラウドがどのように支援できるのかを考え、提案していくフェーズです。

もう1つは、イークラウドでの株式型CFの実施が決まったスタートアップに対しての企画・実施に向けた具体的な支援です。ベンチャーパートナーは、準備段階から最終的な募集資金の払込みまで、すべてのプロセスに伴走します。株式型CFの具体的な条件を決めたり、手続きに必要な書類の内容を確認・整理したり……といった細かなタスクから、エクイティ調達についての高度な相談に乗ることも。

ベンチャーパートナーの仕事ならではの楽しさは、なんといってもたくさんの起業家やスタートアップ経営者の方々とお話しできること。時代の先を読み、社会課題の解決を目指す皆さんが、どのような考えで、何を成し遂げようとしているのか。事業戦略や調達計画、採用など多角的な視点で、その会社について誰よりも詳しくなれるチャンスがあるのです。

そしてもちろん、株式型CF募集期間中のサポートも重要な業務です。一人でも多くの個人投資家の方に関心を持っていただけるよう、プレスリリースやSNS等での発信を通じて、話題性をさらに高めるための取り組みをスタートアップと一緒に企画することもよくあります。

私が先日担当した業務改革クラウド社では、株式型CFの募集と連動してウェビナーを実施し、社長からのメッセージを届けるだけでなく、サービスのデモを行って、事業の価値がよりわかりやすく伝わるようにしました。

株式型CFは、広く「個人」に応援してもらう点で他の資金調達とは大きく異なります。個人投資家の方は、事業の成長可能性だけを見ているわけではなく、創業者がその事業にかける熱意や描く未来に“共感”して投資を決めることも多いと感じています。

だからこそ、ベンチャーパートナーにはストーリーテラーの役割が求められると思っています。事業の社会的意義や、なぜやるのか、実現するためにどういった技術を持ち合わせているのか。経営者の人となりなども含め、財務諸表などの数字に表れない企業の魅力を伝えることも、ベンチャーパートナーの介在価値であり仕事の醍醐味と思っています。

💡POINT:金融機関やベンチャーキャピタル出身のメンバーなどが活躍していますが、社内には多様なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しています。未経験でもサポートを受けながらスキルアップを目指すことができます。

▼PM0:00 ランチ

オフィスに出社した日は、メンバーとランチによく行きます。イークラウドで一緒に働く仲間とは、仕事の話だけでなく、プライベートや趣味の話題で盛り上がれるのが楽しいですね。立場や年次を問わず、フラットになんでも話せる環境ではないかと思います。

💡POINT:ランチスポット充実。
東京駅界隈を庭にしている大和証券出身のメンバーから穴場のお店を教えてもらえます!

▼PM1:00 スタートアップに訪問

原と打ち合わせを行う業務改革クラウドの与田代表(右)

スタートアップは全国各地にあるため、普段はオンラインでの商談がメインとなりますが、自分が担当するクライアントの方々とは必ず一度はお会いしたいと考えています。そのため、株式型CFの募集ページをはじめとした投資家向けコンテンツを作成するCXチームに同行して、訪問機会を作るようにしています。

事業や株式型CFに必要な情報については過去の商談ですでに伺っていますが、実際にお会いするとその企業への理解がさらに深まるように思います。社内の雰囲気や社員の皆さまが事業へかける想いが肌で感じられるからです。

経営者の方の人となりや、意外なバックボーンについて触れられる場面も少なくありません。私は野球が好きなのですが、業務改革クラウド社を訪問した際は、代表の与田さんが甲子園出場常連校である駒大苫小牧の野球部出身だと知りとても興奮してしまいました(笑)。こういうお話ができるのは、やっぱりオフラインならではの良さだなと感じます。

ご支援したスタートアップ企業の皆さまとは、株式型CF実施後の活躍も応援し続ける、一生ものの関係を築いていけたらと思っています。

▼PM3:00 ミーティング(KPT)

営業チーム内で、1ヶ月間の行動や成果を振り返るために毎月行うのが月末ミーティングです。このミーティングは「KPT(ケプト)」と呼んでおり、今後も続けるべき良かったこと(Keep)、課題と感じていること(Problem)、挑戦したいこと(Try)をチーム内一人ひとりが出し合う流れで進めていきます。

日々の情報共有は朝会で実施しているため、KPTの場で話し合うのは、チームが追っている目標やKPIに対する振り返りがメインです。目標が達成

できていれば成功要因を、未達成であれば改善点を分析しながら、来月の具体的なアクションを策定します。

営業チーム内では役割がいくつか分かれていますが、完全な分業ではなく、KPTの振り返りをもとに、たとえば「絶対的なアプローチ数が足りないからアポ獲得に力を入れよう」となれば業務を柔軟に分担しながらやっています。チームとして成果を出すために、率直に議論してサポートし合える、なかなか良いチームだと思っています。

▼PM5:00 ピッチイベント

スタートアップ経営者やベンチャーキャピタリストの方々とのつながりを作ることも、ベンチャーパートナーの重要な業務のひとつです。そこで私たちは、自治体やベンチャーキャピタルが開催するピッチイベントによく参加しています。

オフライン・オンラインを問わずイベントの場で皆さんとお話しすると、株式型CFの認知度がじわじわと高まりつつあるのを感じています。資金を調達するだけでなく、企業のファンとなる方々を株主に迎えてともに事業を成長させていくという、株式型CFならではの魅力が伝わるような会話を意識しています。イベントでの出会いをきっかけに、実際に資金調達をご一緒できたときは本当に嬉しいですね。

ちなみに、イークラウドではこのようなピッチイベントで出会い、株式型CFのプロジェクトに関わっていただいた投資家の皆さんとスタートアップの方々が交流できる場も設けています。

株式型CFの実施を通じて応援の輪を広げながら、出会いをきっかけに多くの人とのつながりを深めていく。ベンチャーパートナーとして、そんな関係性づくりの起点となれるようにこれからもがんばっていきます!



スケジュールの一例ではありますが、ベンチャーパートナーとしての1日の流れをご紹介いたしました。

私は、メガバンクとスタートアップでそれぞれ法人営業を経験してきました。ベンチャーパートナーには、株式型CFの実施におけるプロジェクトマネージャーとして、社内の他チームも巻き込みつつ、自らが中心となって物事を推進する姿勢も求められます。その点で、単なる営業とは似て非なるポジションだと感じます。

多くの人と関わりながら、スタートアップの成長というゴールを一緒に目指す。その過程は、難しいですがほかでは得られない楽しさを感じられます。ベンチャーパートナーのポジションは、事業拡大中につき絶賛採用強化中です。この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ気軽に話を聞きに来てください!

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