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ベンチャー支援で日本経済の活性化を。CVCの元キャピタリストが「ベンチャーパートナー」に挑戦する理由

一般的にベンチャーキャピタリストとは、有望なベンチャー企業の投資対象を選別して投資を行い、投資後の企業価値向上を目指す職種のことです。イークラウドは個人投資家向けに厳選した投資機会を提供するプラットフォームであることから、その役割を「ベンチャーパートナー」と呼んでいます。

ベンチャーパートナーは、ベンチャー企業の経営者へクラウドファンディングによる資金調達・成長計画の提案を行っています。大きな志と可能性を持ったベンチャーの成長に、ダイレクトに貢献できるポジションです。

2021年10月に入社したばかりの菊地英彰は、前職でCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)のキャピタリストとして活躍していました。会社に留まりキャリアを積み重ねていく社員が多い環境だった中、菊地はなぜ転職を決意し、次のステージにイークラウドを選んだのか。

「株式投資型クラウドファンディング」に感じた魅力や意義、イークラウドで働く面白さ、今後成し遂げたいことを聞きました。

「もっと日本経済をよくしたい」と出会ったCVCの世界

——これまでのキャリアを教えてください。

新卒でカード会社に入社し、個人営業から法人営業まで幅広く携わってきました。

キャリアとして長いのが、ネット事業部での会員向けポイントモールの運営や企画営業の業務です。大手のECサイトとキャンペーンの協業をしたり、モールへの新規出店を促したりと、業務上、IT企業やベンチャー企業との関わりが多いポジションでした。

CVCの子会社が立ち上がった際に、その経験を見込まれて2015年6月に創業メンバーとして兼務出向をすることに。そこから6年ほど、ベンチャー企業の発掘から出資までの業務全般を担当し、ベンチャーキャピタリストとしてキャリアを歩んできました。

——CVCの世界に飛び込んでみて、どう感じましたか?

ベンチャーキャピタリストでなければ出会えなかったであろう、さまざまなベンチャー企業の事業や技術に触れ、一緒に何ができるか考えられることが非常に楽しかったです。ベンチャー企業への支援を通じて、長期的には日本経済の活性化にも寄与できる。そんなダイナミックな意義を感じられる点も魅力的でしたね。

もともとクレジットカード会社に就職したのも、決済という誰もが関わる「金融インフラ」のフィールドで、世の中をもっと便利によくしていきたいと思っていたから。

社会的意義が高く、世の中にインパクトを残せる仕事がしたいと考えていた自分にぴったり合っていたんです。大手企業に所属しながらも、チャレンジングな仕事を任せてもらえたと思います。

起業家と個人投資家のマッチング、その先を見据えるイークラウドの魅力

——イークラウドへの入社経緯を知りたいです。

出資先からの紹介で、代表の波多江に出会いました。それ以降、情報交換をしたり、ベンチャー企業の紹介をしてもらったりと継続的な接点があったんです。

そこで、「株式投資型クラウドファンディング」という事業を正しく知ることができました。事業に魅力を感じる中で、ちょうどベンチャーパートナーを募集していると知り、さらに詳しく話を聞いてみようと思いました。結果、その1ヶ月後には転職を決めたというのが流れです。

——前職で活躍していた中、次のステップとしてイークラウドを選んだ理由は何だったのでしょうか?

決め手は大きく2つあります。一つは、今後絶対に伸びる面白いサービスだと思ったからです。ベンチャー投資の市場が拡大していく中、個人が「応援投資」をできる仕組みがまず良いなと。

CVCの立場ですと、基本的に自社に関連の深い事業のみへの出資となります。イークラウドなら、プラットフォームとしてより多くのベンチャー企業を支援できるという点に惹かれました。

もう一つは、今後のキャリアを考えたときに、新たなチャレンジをする環境として魅力的に感じたからです。

ベンチャー企業を応援する立場でありながら、イークラウド自体も設立3年目で従業員も10名程度のスタートアップ。自社を成長させながらベンチャー投資に携われる場は、挑戦のしがいがあるなと感じました。

イークラウドは、「株式投資型クラウドファンディング」のサービスとしては後発です。ですが、起業家と投資家を単にマッチングするだけでなく、ベンチャー投資市場全体を成長させるための継続的な関係構築にこだわっている。そこに何より共感したんです。

——入社してみて、経験を活かせていると感じるのはどんな点でしょうか?

資金調達を検討している企業に対して興味関心を持ち、話を聞く姿勢ですね。近しい業種で、これまでも本気で「この企業を応援したい」と思いながら取り組めていたので、情熱の注ぎ方はイークラウドに入社してからも変わりません。

——反面、新たな挑戦だと感じる点はありますか?

同じ営業でも、よりストーリーテラーとしての役割が求められると感じます。

「株式投資型クラウドファンディング」では、会社として出資をするのではなく、個人の投資家に応援してもらう必要があります。そこで、ベンチャーの魅力をいかにして伝えられるか。

私自身もそうですが、やはり、事業への愛情や熱量を持っている起業家やベンチャー企業を応援したくなるもの。だからこそ、財務諸表や数字に表れない企業の魅力を引き出すことが大切なんです。

事業の社会的意義や、なぜやるのか、実現するためにどういった技術を持ち合わせているのか、今まで以上に丁寧にお聞きするようにしていますね。

強固な関係性の構築でベンチャー支援を

——イークラウドの風土や環境についてはどう感じますか?

スタートアップは業務フローが定まっていないイメージがありましたが、入社研修や受け入れの準備、過去事例のドキュメントなどがしっかりしていて良い意味でギャップがありました。

金融市場はコンプライアンスが大前提の世界です。証券会社出身のメンバーも多く、勢いの良さだけではなく、守りを徹底的に固めた上で市場を切り拓こうとする姿勢に好感を持ちましたね。

とはいえ、仕事の面では即戦力として任せてもらっています。入社して2週目から、1人で商談対応を行いはじめました。

今後の事業戦略の話し合いに参加させてもらえるのも、拡大フェーズの環境ならでは。営業はフロント業務なので、会社としてのミッション・バリューをきちんと体感できることも大切です。その点で、非常に良い環境だと感じます。

——今後、イークラウドで成し遂げたいことを聞かせてください。

営業としては、まずリードを獲得し、担当したベンチャー企業の成長をしっかりとサポートしたいですね。

会社としては、まだまだ認知度向上の伸びしろがあると感じています。起業家にも投資家にもしっかりとイークラウドの魅力を伝え、知っていただく。その上でより多くの方と出会い、成長の機会を生み出していきたいと考えています。

そのために、関わる人たちとの長期的な信頼関係を築いていくことが重要です。

ベンチャー企業がIPOを目指す道のりは決して平たんではなく、短くもありません。我々も事業のアドバイスを行ったり相談に乗ったり、できる限りのことをやっていきたいですね。その上で、個人投資家にも「このベンチャーに投資して良かった」と思っていただけるように努めたいです。

日本が経済停滞している今、グローバルで戦えるようなベンチャー企業が出てくれば国全体をきっと上向きにできるはず。ベンチャー支援を通じて、大きなチャレンジをやっていくつもりです。

——どんな人がイークラウドへジョインしたら楽しめそうでしょうか?

「株式投資型クラウドファンディング」というサービスを面白がれるかどうか、が肝心なのではないでしょうか。

イークラウドには、チャレンジ精神を持ちながら、しっかりとキャリアを積み重ねてきた心強いメンバーばかりです。金融市場に変革をもたらしたいと考える人には面白い環境だと思います。

ミクロの視点では、1社1社のベンチャーの成長支援を。マクロな視野での大志としては、日本経済の活性化を。このテーマに関心と熱量のある人と、ぜひ一緒に働きたいです。

イークラウドでは一緒に働く仲間を募集しています!

「投資家に魅力的な投資の機会を創造し、挑戦者に新たな資金調達手段を提供する」ことがイークラウドのミッションです。

このミッションを果たすためには、より多くの仲間が必要です。
ミッションに共感してくれる方、興味がある方は、ぜひ気軽に話を聞きに来て下さい!

▼イークラウドのサービスサイトはこちら


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