記事一覧
”Serial tree activist” ロッシェル・カップ(@JICRochelle)氏が執拗に樹木伐採に反対する動機とは
いわゆる神宮外苑再開発、正式名称「神宮外苑地区まちづくり」に関して、1,000本の樹木が伐採されると主張し反対運動を展開したロッシェル・カップ氏。この運動で彼女を認識した方も多いと思うが、実は公共機関による樹木伐採の計画があるたびに反対している、いわば ”Serial tree activist” なのである。
神宮外苑の樹木伐採反対以前から現在東京オリンピックの際、代々木公園にライブサイトを設
都知事選(7月7日投票)後、ひっそりとアップされた神宮外苑再開発取消請求の決定
2024年3月18日のこの記事は、ロッシェル・カップを原告団長とする、東京都に対しての「神宮外苑再開発事業認可取消等請求」が最高裁まで特別抗告されたが、却下されたことを報じるもの。たしか最終的に司法がどう判断したのかは、産経新聞しか報じていない。
あなたと蓮舫の約束。都知事選で蓮舫さんが選挙の争点として、一度立ち止まって住民投票しようと主張したのが最後の盛り上がりだった。
その後は、あれだけ騒い
日本政府は国連人権理事会の報告書【パラグラフ58】”神宮外苑地区市街地再開発事業”の全文削除を要望する
国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が5月、2023年7〜8月に日本で実施した調査の報告書を発表した。これに対して、日本政府も2024年5月1日、声明を発した。
日本のメディアによるニュースでは、日本政府のコメントがほとんど報じられていない。ここでは、「神宮外苑地区まちづくり」に対して人権問題だと指摘する国連人権理事会の報告書とそれに対する日本政府のコメントの原文とDeepLによる翻訳文を併
「筑駒」の入試「社会」で「神宮外苑再開発」が出題 -AIに解答させてみた
筑波大学附属駒場中・高等学校(通称、筑駒)が、2024年2月3日におこなわれた社会科の試験で、明治神宮外苑地区の再開発計画に関する問いを出題した。タイムリーで社会問題にもなっているトピックが入試問題になるという興味深い出来事について、記録もかねて遊んでみた。
この記事末尾に、この件をとりあげたメディア記事と、入試問題をつけておきます。
注:下記記事はあくまで解答をそのまま記載したものです。
AI
ロッシェル・カップ(@JICRochelle)さんが神宮外苑再開発反対でついた7つの嘘
ロッシェル・カップさんが神宮外苑地区まちづくり、いわゆる神宮外苑再開発に関してついた嘘を紹介します。嘘とは、ここでは公式発表で正確な情報があるにも関わらず、虚偽の情報を投稿していることとしています。
ロッシェル・カップさんとはロッシェル・カップ(Rochelle Kopp)さんは、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングの代表であり、「異文化コミュニケーション、人事管理、リーダーシップと
これが学術団体のレポート??? ICOMOS/日本イコモスのヘリテージ・アラート
ICOMOSのヘリテージ・アラート、内容もですがそれ以前に基本的なレベルでヘンテコリンなのをご存知ですか。
本稿では、どこがヘンテコリンなのか、あげていきます。
はじめにCOMOSのヘリテージ・アラートが、2023年9月5日に発出されました。
ヘリテージ・アラートそのものは、こちらからご確認ください。
また、和訳版もでています。※こちらは、圧縮ファイルへの直リンクです。
ヘリテージ・アラート
神宮外苑地区まちづくりで結局何本の木が切られるの?
神宮外苑地区まちづくりの計画に関して、反対運動の発端はChange.orgの「神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」がきっかけでしょう。
こちらで1000本の樹木とあるので、1000本が一人歩きしています。
その他、3000本、10000本など、一体どれが本当なのか、報道自体も間違っているのでどの数字に出会うかで誤解してしまう事態が発生しています。
さて、何本が正しいの
ICOMOSへの公開質問状→11/21に送付済み、いまだに回答どころか返信すらない。
【12月11日追記】
11月21日(火)の昼に質問メールを送信しました。
設定した回答期日の12月5日(火)時点で、回答並びにメール受領通知も頂けませんでした。
そのため、配達証明を郵送し、12月7日に配達されました。
回答期日は12月20日です。
※団体名を間違えたのは、大変失礼いたしました。
正しくは、日本イコモス委員会です。代表の肩書きも委員長になります。
ICOMOSがヘリテージ・アラー
ICOMOSは神宮外苑の造園設計を明治神宮の設計と混同して発表している
ICOMOSのヘリテージアラートには、大きな間違いから小さな間違いまで、素人が読んでもよくそんなレベルの資料を発表したなと思う、たくさんの間違いがある。
まずは、ヘリテージアラートの冒頭。「17世紀から続く東京の庭園都市パークシステムの中核」なんて存在しないことを説明した。
本稿では、ICOMOSは明治神宮と神宮外苑のコンセプトを混同して説明していることを紹介する。
ヘリテージアラートの記述と
ICOMOS/日本イコモスさん、どっちの案が正しいんでしょうか?
タイトルのまんまです。
タイトル画像の左側が、ICOMOSのヘリテージアラートにある神宮外苑地区まちづくりの代替案「夢のかけはし」、右側が日本イコモスが公開している代替案「夢の架け橋」。
日本イコモス案は神宮球場が移設されていて、池ができていますね。
明治神宮球場は、ベーブ・ルースがプレイした由緒ある球場、改修で十分なんじゃなかったんですか?
ICOMOSヘリテージアラートの「夢の架け橋」日本イ
ICOMOSのヘリテージアラートの「17世紀から続く東京の庭園都市パークシステムの中核」は存在しない概念では?
「ユネスコの諮問機関であるイコモス」と紹介されるICOMOS(本部:フランス)が、2023年9月7日に神宮外苑の再開発に関してヘリテージアラートを発出した。
このヘリテージアラートを根拠に、「神宮外苑地区まちづくり」の計画反対派が正当なお墨付きを得たかのようにふるまい、メディアもこぞって報じ、東京都が事業者による伐採の予定を延ばさせたかのように説明されている。
このヘリテージアラートへは、事業
原田あきらさん(@harada_akira) a.k.a 日本共産党都議会議員 とわたし
※アイキャッチ画像はcanvaのAI(magic media)で「SNSにいそしむ日本共産党東京都議会議員。」の文言で生成した画像です。
神宮外苑地区まちづくりの再開発計画で、秩父宮ラグビー場は国有地だから事業者の勝手にはできない、国民の意見を聞くべきだ、的な論が出回っていました。
独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下JSC)の所有でしょ、とわたしは思っていたので、登記情報でJSCが所有権
葛西臨海水族園で1,400本の樹木が伐採されるというデマの発生源をつきとめた
いつのまにか、葛西臨海水族園で1,400本の樹木が伐採されるという言葉が一人歩きしています。東京都建設局が葛西臨海水族園の整備事業のQ&Aページでも「1,400本の樹木を伐採するなどの情報が、SNSを中心に一部で流れていますが、事実ではありません。」と否定してます。
では、このデマはどこから発生したのか。
発生源をつきとめたので記しておきます。
1,400本はどこから発生したかまず最初に、1,4
赤旗を巻いた竹槍で警官を突く -第1回「血のメーデー」出発地点は神宮外苑だった
太平洋戦争のため国有地となっていた明治神宮と神宮外苑は、1952年1月に「国民が公平に使用できる」他3条件を受け入れることで、宗教法人明治神宮に譲渡されました。
そして、同年5月1日に、神宮外苑の聖徳記念絵画館の前に広がる広大な広場を会場にして、第1回メーデーが開催されます。
大会後、神宮外苑を出発したデモ行進の一部が暴徒と化し、警備に当たっていた警官隊と衝突します。
翌日の東京都都議会で警視総監
ほんとに明治神宮は日本一の金持ち神社なのか?
神宮外苑地区まちづくりの事業者である宗教法人明治神宮。
明治神宮は儲かっているのに、さらに儲けたいのか、という指摘が一部でなされている。儲かっているという根拠に疑問を感じたので、出典の雑誌の内容を確認してみた。
神宮外苑再開発は明治神宮の財政難対策?開発反対運動を主導するロッシェル・カップ氏は、「神宮外苑まちづくりについてよくある誤解」というオンラインセミナーで「明治神宮が財政難対策が理由で神宮