【プロのトレーナーが教える】美脚を目指すなら靴選びが重要な理由

今回は美脚を目指すには靴選びが重要な理由についてご紹介したいと思います。
人間は基本的には二足歩行なので、足の裏が体全体に様々な影響を与えます。
もちろん脚のフォルムにも大きく影響します。
足裏のアーチが崩れることによって、前ももや外ももが張りやすくなって足が太く見えてしまったり、ふくらはぎが張って太く見えてしまったりします。
なので、靴選びは美脚を目指す為にはとても大事だと考えています。
もっと言えばインソールもとても大事です。
今回は美脚のための靴選びについて書いていきます。

前提

私が考える美脚とは機能的に問題がない健脚のことを指します。
外反母趾などを起こしながら、自分の体重を支えるのがやっとな病的に細い脚ではありませんので予めご了承ください。
細い脚を目指すあまり、サルコペニア診断に引っ掛かるような体型、体力に近づいていってしまっている女性の方も多いようなので気をつけましょう。
サルコペニアに関しては別記事でご紹介したいと思います。

靴選びのポイント

①踵が構造的に安定している
②ソールの曲がる位置が足趾の付け根(MP関節)で曲がる
③靴が前後軸に捻れない

この3つのポイントが靴選びの時には大事かと思います。
また、基本的なポイントはこの3つですが、大前提として自分の足に合っているとして考えていただけたらと思います。
最近はニューバランスさんの直営店などいろいろな靴屋さんやスポーツ用品店などで無料で足型の測定をしてくれるので測ってもらうと良いと思います。

①踵が構造的に安定している

靴において踵はとても重要です。
なぜなら歩行の際に最初に地面に接地するのが踵だからです。
踵が不安定だと歩行全体が崩れ、体全体に悪影響を与えます。
踵の構造的な安定はソールの硬さと踵部分を覆う側面の硬さです。
踵が硬い靴は足が痛くなる印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、先程お話ししたように硬くて安定していた方が良いです。
踵が硬い靴だと痛くて歩けないという方は整形外科やシューフィッターさん、足部に詳しい各種身体の専門家に相談してみると良いと思います。
また踵の側面も硬くて、地面に踵が接地した際に左右に踵がブレないように支えてくれる靴が望ましいです。
仕事柄難しい方もいらっしゃるかもしれませんが、ヒールはとても足に悪い靴です。
履くのであればしっかりと足部のトレーニングやコンディショニングを習慣化することをお勧めします。

②ソールの曲がる位置が足趾の付け根(MP関節)で曲がる

ソールが柔らかい靴は一見足に優しそうに思えるかもしれませんが、逆効果であることが多いです。
歩行動作の際に足で大きく動く必要がある関節は足の指の付け根(MP関節)です。
逆にそれ以外の関節が大きく動いてしまうと歩行動作が不安定になってしまうこともあります。
安定させたい部分は安定して、動いてほしい部分はしっかり動く靴が美脚を目指すには必要かと思います。
歩行動作中に無駄な力みは入らない靴が望ましいです。

③靴が前後軸に捻れない

靴のつま先と踵部分を持って捻ってみてください。
この時に簡単に捻れてしまう靴はあまり良い靴ではありません。
靴の側面も歩行動作中には安定していてほしい部分なので、捻ろうとしても捻れないくらいしっかりした靴が望ましいです。
これも歩行動作中に無駄な力みを無くすことに繋がるでしょう。

このように靴を選ぶことで足首から下が安定しやすく、適度な足裏のアーチの形成やそれによる筋バランスの取れた美脚に繋がるかと思います。
残念ですが、ヒールなどの踵が高い靴は履いている際は綺麗に見えるかもしれませんが、足裏のアーチや歩行動作には悪影響を与えることが多いです。
ヒールを良く履く方は、美脚のためにも足首や足の指のトレーニングをしっかり行うことをお勧めします。

いかがだったでしょうか?
この記事が何かお役に立てば幸いです。


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