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【プロのトレーナーが教える】健康的なダイエットの体組成以外の指標

今回は健康的なダイエットにおいて、体組成以外に指標となるものについて書いていきたいと思います。
ダイエットと言うと、体重や体脂肪率、BMIなどを指標とする方が多いのではないでしょうか?
基本的にはそれで問題ないと思います。
ただ、どうせ運動するのであれば(食事のみのダイエットの場合は別ですが…)、一般的に健康と言われる体力くらいは目指してみても良いのではないでしょうか?
たとえ、体組成的に健康であっても日常動作などが正常に行えないのは生活しづらいと思います。
今回ご紹介するチェックを行い、日常動作は問題なく行える体力を目指してみていただけたらと思います。

自体重のコントロール

地球上で生きていく上で、自分の体重をコントロールできるか?ということは非常に重要です。
重力下で自体重をコントロールできなくなると、立ちしゃがみ動作や歩行、階段昇降運動など日常生活に支障が出てきます。
便利な世の中にはなってきていますが、自分の脚で歩けなくなってしまっては日常生活のクオリティは確実に下がってしまうと思います。
そこで重要となる指標がWBIと言われるテストです。
WBIとはWeight Bearing Indexの略で体重支持指数という自分の体重に対してどれだけ支持する筋力があるか判定できるテストになります。
WBIは複雑な計算式によって計算するのですが、WBIが0.3を下回ってくると歩行障害のリスクが高くなると言われています。
ただ、計算が面倒だという場合は簡易テストが参考になります。
その簡易テストは立ち上がりテストというものです。
座った状態から何センチの高さの台から立ち上がれるか?というテストです。
比較的簡単にテストできると思います。
評価基準としては、

両脚40cm→歩行障害
両脚20cm→歩行
片脚40cm→ジョギング
片脚30cm→ランニング
片脚20cm→ジャンプ
片脚10cm→競技スポーツ

となっています。
この基準をクリアしていないとリスクある状態での運動になるということです。
ダイエットで運動を取り入れる際には、ぜひ立ち上がりテストで体重支持指数をチェックしてみて筋力不足であれば、下半身のトレーニングを取り入れてみていただけたらと思います。

いかがだったでしょうか?
この記事が何かのお役に立てば幸いです。


※この記事はこちらのオンラインコミュニティで投稿している記事の内容になります



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