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夕凪遙
2021年8月25日 22:55
ー あの2人の木陰に 佇むあなたへ手紙、読んだよ。 何度も、何度も。夏の風に気付いて、すぐあの天色のシートを探したでしょ。それから毎日そこで空見てるの、知ってるよ。本当は、夏が苦手なのにね。私、雲に乗ってた。あなたの予想通り。ハート、ドーナツ、コーヒーカップ型全部、2人の好きなもの。見つかりそうになったら急いで濃いめの白に隠れたの。あなたが淹れてくれた、カフェ・
宝積たまる
2021年8月26日 09:28
ー 私は今、笑っているよ。木の葉々が奏でてくれる曲を聴くとねあなたと過ごした時間を思い出すの。あなたはいつでも私の好きな曲を片耳イヤホンで分けてくれたよね。...夏風が運んでくれた残り半分はあなたの香りがする。あの帽子はねあなたが似合ってるねって褒めてくれるからお気に入りだったの。珈琲も毎朝飲んでるよ。...だけどちょっと苦くないあなたの甘い涙が混ざっちゃたのか
deko
2021年8月21日 11:40
あなたの想いがあふれる旋律を聴いた日、すこし涙がこぼれたわ。あの日、天泣が降ったでしょ。あれは、わたしの涙。あなたは、わたしが雲の上にいると思っているようだけど。わたしは、いつでもあなたの隣にいるのよ。ほら、今、風があなたの頬を撫でたでしょ。わたしのお気に入りの麦わら帽子を放りなげてみて。わたしはあの帽子をかぶって、走りだすわ。帽子が舞い降りたところに、わたしはいる。イヤホンを