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育児フレッシャーズ帳

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2022年夏、五黄の寅生まれの男の子を出産🐯母ちゃん歴0年目。初めての育児は、新入社員のころのマインドとよく似ている。不慣れなことの連続、進化していくニーズ。ちっちゃな顧客に振り… もっと読む
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クリスマスの本当

クリスマスの本当

クリスマスの夜は、ずっと前から楽しみにしていたホテルディナー・:*+.\(( °ω° ))/.:+

テーブルには銀食器がいくつも並べられていて見るからにコース料理が始まるよ!な感じ。

家族みんなでシャンパンで乾杯して、見目麗しいアミューズに歓喜の声をあげて、オーガニックのノンアルコールワインを二杯目に。

なんて優雅な時間なんだろう。テーブルの上にそっと置かれた一輪のバラの花と、外の電飾がクリ

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保育園探しは突然に…

保育園探しは突然に…

連続転勤ドラマのようなタイトルにしてすみません。
出産レポから子育てのことを事細かに綴ろうと思っていた育児フレッシャーズ帳。
前回の記事を見ると退院の日のできごとを書いているじゃあーりませんかー。

更新できない間にどんどん息子は大きくなって、
すっかりベイビーじゃなくてキッズになりかけています。

というわけで、今回は一旦すっとばして
保育園に入れようと決めた時のことを書きます。

私、自営業で

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【育児業務始動】実務の洗礼

【育児業務始動】実務の洗礼

初めての母業。業務本格化に向けて、九州からはるばるOGがサポートしにやってきた。新生児期の1ヶ月間、私のフォローをしてくれるらしい。そのOGとは、3人の子どもを生み育てた私の実母だ。

それまで、ぬくぬくの環境で助産師さんたちにたっぷり甘えて育児研修を受けた私にとって、退院の日は嵐の時間だった。

まず、赤さまと授乳の時間以外に一緒にいることが初めてなのだ。帰宅して早々、赤さまは乳を!ミルクを!と

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【授乳研修】母になった自覚がわかないまま

【授乳研修】母になった自覚がわかないまま

入院期間中、産院のベッドの上でボーっとしていた。
産後の経過は問題ないのに、新しいことを大量に覚えるという作業が億劫になっていた。
3時間おきの授乳の練習、ミルクの作り方教習、オムツの替え方、沐浴の実践…これまで全く触れてこなかったジャンルをイチから…!う…、億劫だ。

母子同室ではないため、赤さまと触れあえるのは練習や実践の時間のみ。だから余計に自分が「母」になった実感なんて沸かない。億劫と感じ

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【授乳研修】新生児のプロに甘える5日間

【授乳研修】新生児のプロに甘える5日間

母業にとっての最愛の顧客・赤さまをこの世に誕生させ、その日づけで本当に「母」となった私。

これまでのお話(陣痛編)はこちら。

確かに、生んだけれども私は私。正直、「母」になった実感や責任がすぐにわいてくるわけではなかった。

出産後5日間、母業には入院という名の研修期間が待っていた。
分娩室で2時間休憩した後、横になった状態でベッドごと部屋まで運ばれる。体の経過を見つつ、研修期間の指導官ともい

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【入社式】最愛の顧客・赤さまを生みだす日~分娩編~

【入社式】最愛の顧客・赤さまを生みだす日~分娩編~

母業に携わる最初の日=出産の日。
今か今かと震えながら待ち構え、予定日より5日遅れて運命の日はやってきた!

母業への入社式、最重要プログラムが急遽行われることになったのは朝5時過ぎ。運命の舞台、分娩台へ。
「息を2回吸って、止めて、いきんで!!」と助産師さんに言われるも、みなさん初対面ですし…最初は遠慮気味になってしまう。「陣痛に合わせて、いきんで!」と言われるけど、腰が砕けそうな痛みが強くて陣

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【入社式】最愛の顧客・赤さまを生みだす日~陣痛編~

【入社式】最愛の顧客・赤さまを生みだす日~陣痛編~

入園式、入学式、入社式…。
人生にはあらゆる節目があって、スタートラインに立つときは式典が待っている。
どれもきっちり日にちが決まっていて、その日に向けて準備を行っていくわけなのだが、こればっかりは神のみぞ知る日がある。
それは、出産の日!

母業に本格的に携わる「入社式」のようなものなのに、それがいつなのか“出産予定日”というザックリな日付しか分からない。お医者さんさえ予測できない。初産の私にと

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