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セルフ介護を始めた

「親の介護をセルフで始めた」 わけではない。
「自分の介護」 を自分で始めたのだ。

ちょっと前に、「おそらく適応障害になった」 という記事を書いた。

去年の 10 月くらいから、心身ともに疲れることが増えてしまい、とりあえず自分をいたわることにしたのである。

勤務時間に関しては、服薬前も服薬後も変化ない。
月に 160 時間が基本なので一般的ではあるのだが、私は学生時代から週 5 で通学するのがキツかったため (病気な訳ではなく単純に疲れるだけ)、もう少し少ない方がいいな~ と思っている。

幸い在宅ワークになったため、通勤していた時代とは比べものにならないくらいラクなのだけれど、それでも身体に不都合は出る。


そもそも、

  • 下肢静脈瘤

  • 坐骨神経痛

を患っているので、立ち仕事も座り仕事もアウトなのである。
したがって、「廃人枕」 的に言われている、下記のクッションなどを使用してうつ伏せになって仕事をしていた。

↑ ちょっと違うけどこんな感じの


私の仕事は基本、文字入力がメインであり、たまに会議に出たりグラフィック デザイン的な業務もあるが、ほぼないに等しい。
ひたすら 8 ~ 10 時間黙々とモニタを見て文字を読み、調べ物をし、入力していく。

当然、目が疲れるしそのダメージが首や肩、引いては背中や腰にまで回ってしまう。

↑ の枕の角度をうまく調整してはいるが、背を起こして作業するせいか腰にも負担がかかっているのだろう。
腰痛持ちではないが、腰のあたりのツボを押すとめちゃくちゃ効くので、そういうことだろう。

そしてのけぞるようにモニタを見ているせいなのか、首周りが最近前にも増してガチガチになっていた。


セルフ介護とは関係のないタイミングで、下記の商品を買っていたのだ。

プレステ 5 を買ったものの、プレステは Switch と違って出力するモニタが別途必要だ。
たとえばちょっとした合間にゲームをするのに、いちいちプロジェクターを起動するのはめんどくさい。

かといって私の自室の 1 つしかないモニタは、自身の PC と会社の PC ですでに競合 (共有) している。
会社の PC は VGA? ケーブルでつなぎ、自身の PC は HDMI ケーブルでつないでいるため、いちいちケーブルを差し替えなくていいのでめんどくさくない。

が、PS5 を ↑ のモニタに映そうと思ったら HDMI ケーブル経由になるので、自身の PC とのモニタの抜き差しが発生するし、さすがに 3 台の入力装置に対して 1 台の出力装置は少ないのではないかと。


本当は 8 インチくらいのモニタでよかったのだが、どうも PS5 を出力しようと思うと 15.6 インチはあった方がいいようだった。
で、上記のモニタを購入したわけである。
1 万円未満で買えたので大変満足。

プロジェクターで出力するときより断然鮮やかじゃないが、設定いじっていないせいかもしれない。
こんな低価格で問題なく出力されているので何の文句もない。


そして途中から 「あれ、これ仕事でマルチ ディスプレイとして使ったら便利なのでは?」 と思うようになった。

実際、使ってみたらなかなか便利だった。
しかしなぜか会社の PC はモニタの解像度まで制御されてしまう (こちらで自由に選べない) のでなんか映るサイズと解像度がおかしいのが残念。

「変換ケーブルを使用すると発生することがあります」 という社内のトラブルシューティングを見たので、早速 Amazon で変換ケーブルを使わない 「ケーブルのみ (HDMI と ミニ HDMI の両方オス)」 を買ってみたら、なぜかもっと拡大されて映ってしまい、使い物にならなかったので最初の 「変換ケーブルあり」 の解像度でガマンしている。


そしてついに、考えるようになってしまったのだ。

あれ、これなら仰向けに寝っ転がって作業できるのではないか……😳😳? と。


そこで思い立ったら買ってしまう性格なので下記を買ってみた。



モニタ スタンドに↑ のモバイル モニタは挟めた。
私はベッドを高くしているせいか、結構近い (それでもスタンドの長さがあるものを選んだ) のだけれど、こんなに安くてモニタを支えてくれているので満足😆


テーブルはキーボードとマウスを載せようと思って買ったのだが、キーボード載せるなら天板を傾斜できないとつらい。
たまたまむか~し (20 年近く前) IKEA で買ったタブレット スタンド的なものを持っていたので、滑り止めシートを敷いた上でスタンドを載せ、その上にキーボードを載せている。

ちなみに机の天板の幅は 50cm しかないので、テンキー付きキーボードがギリ載るサイズで、マウスは載らない。

↑ キーボードはこれを 3 年ほど使用


↑ マウスはこれ。

テーブルは軽いし畳めるし持ち運びもラクでいいのだけれど、高さが 20cm しかないのでその間に自分が入り込むとなると結構ギリギリだ。布団を着るにしてもギリギリ。


でも、仰向けに寝っ転がりながら作業するのはやはり首への負担がかなり軽減された。

↑ こんなのや

↑ こんなのや

↑ こんなの、

↑ 果てはこんなのまで取り出してもみほぐしながら仕事をするので、凝るのとほぐすのとプラス マイナスできている気がする。


↑ 10 年ほど前、ベルギーのガイド ブックで見かけて欲しかったのだけれど見つけられなかったので仕方なくイギリスの Amazon で買ったものだけれど今確認したら製品化のアイデア? はベルギーで、種は中国産のようだ。
ベルギーはクリーク (さくらんぼのビール) なんて作っているので、てっきりベルギーで作られているのだと思っていた。

中国産なら日本で買った方が運ぶ距離も少なくていいではないか。


ちなみに…… この商品はレンジで温めるとハッキリ言ってくさくなる。
足のような汗のようなにおいがする上に、冷めるのも早い (1 時間もたない気がする) のでいくらエコといっても私はゆたぽんの方がおすすめだ。


そんな感じで 「おお、仕事しているのに癒されてる!」 みたいな気分で結構良かったのだけれど、2 日目にして変な角度でキーボードを打つ (撃つ?) ことになったせいか腱鞘炎気味である。

私はショートカット キーの 「Ctrl + Z/Y」 や 「Ctrl + C/V/X」 は多用するし、範囲指定もマウスだとめんどくさいので大体 Shift キーや Ctrl キーと上下左右キーや、Home キーと End キーを使うことが多い。

そうするととにかく左下のキーを 2 つ以上セットで押すことが多い。

そのせいで腕がものすごく疲れたし、肩甲骨にも負担がいってしまった。
多分、キーボードの位置とモニターの位置が合っていないのだ。
あとやっぱり高さ 20cm は狭い。

やはりちゃんとしたテーブルを買うべきだ。


↑ こんなのが良さそうだなぁと見ていたのだけれど、「本気で介護用じゃん🥺🥺」 と思ってちょっとどうなのかと考えた。

天板のを度調整できるものもあり、そちらと悩みに悩んだが、寝る時は邪魔になるので折り畳める方がいいかなと思って折り畳みタイプにした。
微妙に畳まれずに残る部分が便利そうだなと思ったし、天板すべてが傾斜してしまうと飲み物も置けなくなる。

角度調整タイプは天板を縦にしても体をぶった斬るようにベッドの上にかぶさるだけだし、そうすると机ごと 90° 回転させるスペースを確保しなければならない。
テーブルのトータル幅は 80cm もあるので、60cm くらいはベッドの下にスペースがないといけない。
またそれを引っ張り出して 90° 回転させるスペースも必要なのだ。

ベッド下には無印の衣装ケース 3 つと、iMac の空き箱が置いてある。衣装ケースは高さギリギリなので、この机の脚 (高さジャスト 4cm ほど) を入れる余裕はない。

なんとか iMac の箱を持ち上げる棚を買うべきだと ↓ を買ってみた。衣装ケースがすでに 3 つ入っているので、幅は 65cm が限界。
キャスター付きすのこも考えたが、真ん中にキャスターが付いていて下には机の脚を収納できなかったり、80cm か 27 cm 幅しか選択肢がなかった。

キャスターは要らないのだけれど、すのこの高さがどうも天板含め 4cm 未満のものが多く、厚さ 4cm の脚はどう考えても下に入りそうになかったのだ。

↑ これはすでに仕事用のモニタ台として使っていたので、もう 1 個買ったことになる。サイズ感や強度がちょうど良かったので買ったが、意外と iMac の箱が大きくて奥行きが足りず、多少不安な感じ。

棚に会社のノート PC とキーボード & マウス、iPad をしまいたかったのだが、奥行きが 20cm しかないせいでベッドの壁側の奥に行きすぎて取り出しづらい。

仕方なく最初に検討していたリヒトラブの棚を買うことにした。

↑ ちなみにこれの幅 39cm × 高さ 16cm のものを買い、下に PS5、上にプロジェクターを載せているが、ディスク ドライブ付きの PS5 がギリ収まっている。
横の寸法がギリギリだったからどうかなーと思ったが、賭けに勝ってよかった。

これを奥に置いてから木製の棚を手前に持ってくれば、棚にノート PC やらキーボードを置けるだろうし、机の脚もラクラク入るだろう。

机の脚に付いているキャスターは薄くてスムースで、買ってよかったと思った。
凄いのが上下の高さを変えるハンドルが外側・内側どちらにでも直ぐに差し替え可能だということ。

新たに電源の必要なモニタを買ったり HUB を使用してマウスやキーボードをつないでいることから、ケーブルがごちゃごちゃでかなり危ないような気がしていた。

だからまた ↓ も買ったしそれを省スペース化するための後付けラック? も買った。


↑ これは上述の介護用テーブルに 「外側」 に取り付けたところ、奥行きが足りなくて不格好にせり出してしまった。
が、ケーブルはかなりスッキリまとめることができたので満足している。

机の上下の高さを変えるハンドルが ↑ とぶつかってしまうので、ここで 「ハンドルを内外にすぐに差し替えられる」 という仕様がかなりありがたかった。


さぁ、あとはリヒトラブの棚が日曜に届くので、それで私の 「寝ながら仕事」 は完成する。

正直、仰向けでいると眠くなる。

が、眠らなくても寝っ転がっているだけで精神的に 「ああ、ラクだな~🙃」 と思うことができるので、それが結構リラックス要因になっている気がする。

「私今、自分をいたわれてる!」 感というか。


まったくそんなつもりなかったのに、「モバイル モニタを買う」 という些細な買い物からこんな大仰なことになるなんて (これも元は PS5 を買ったせいだし、PS5 を買ったのは Switch のせいだとも言える。Switch を買ったのはオンライン ゲーム 'Evony' のせいだ)、「風が吹けば桶屋が儲かる」 という話はあながち作り話ではないのかもしれない。



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