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【ネガティブ感情はポイントカードを参照する】

今日は

『ネガティブ感情はポイントカードを参照する』

について考察していきます。

日常において誰しも
怒りや悲しみである
ネガティブ感情は
極力控えたいと考えます。


特に他者や周囲に対して

「なぜあのタイミングで大声で
 怒鳴ってしまったのだろうか」

「怒るつもりは無かったのに
 ついカッとなってしまった」

「プレゼン中に昔の出来事を思い出してしまい
 悲しい気持ちに浸ってしまった」
 
「パーティー開催を楽しみにしていただけに」
 まさかの中止にはとても残念で悲しい」

etc

色々と思い巡らせる事が
あるかもしれません。


私自身学生時代は血気盛んで
自分にとって不都合だと
感じる事に対しては
怒りをあらわにしていました。

家族、友達、周囲の人に
八つ当たりをする
傍若無人な振る舞いです。


ワガママ且つ身勝手で
生意気な餓鬼です。

自分の子供がその状態なら
手を挙げてはいけないと
理解していても恐らく
ぶん殴っているでしょう(笑)。


「短気は損気」です。

怒ったところで
何の得もありません。


自分の氣持ちが瞬間的に
スッキリしているように
錯覚しているだけで
周りには迷惑をかけています。

とは言え子供が大人のように
自分で感情マネジメントする事は
難しく、実践する必要も無いです。


子供の感情は解放して
無理に抑えつけない事です。

大人が無言で
抱きしめてあげる事で
氣持ちが理解出来ます。


感情には全て意味があります。

ネガティブ感情を敵視(ブロック)すると
後々シャドウになって暴発します。


もし私が怒りの感情を敵視して
内側に溜め込んでいたら
今頃刑務所の中に居た
可能性もあり得ます。

悲しみも同様です。

ずっと引きずる事で
後悔の念に駆られてしまい
自己否定に陥ります。


「ネガティブ感情を出してはいけない」

と考えるとストレスが
蓄積する一方です。


人は「◯◯してはいけない」と
否定されると余計に反発します。

例えば

「廊下は走ってはいけない」

「トイレの便器は汚してはいけない」

「家庭用のゴミは捨ててはいけない」

etc

よく見かける表記です。

額面通りに受け取ると
グギギっと苛立つだけです。


この場合リフレーミングして
プラスの言葉に置き換えると
表現は違っても
意味は同じになります。


「廊下は走ってはいけない」
 ⇓
「廊下はゆっくり歩こう」


「トイレの便器は汚してはいけない」
 ⇓
「いつも綺麗に使って頂きありがとうございます」


「家庭用のゴミは捨ててはいけない」
 ⇓
「地球環境保全にご協力して頂き感謝致します」


但しこれらは大多数且つ
社会的通念の一環もあるゆえに
自分事としてそこまで
響く感覚ではありません。


「怒ってはいけない」
 ⇓
「口角上げて笑顔になりましょう」


「悲しんではいけない」
 ⇓
「嬉しい氣持ちで喜びましょう」


とリフレーミングするも
心の中では摩擦と葛藤を抱えます。


主観的な側面があるので
より自分事としての認識が
強くなります。


そこで
客観的に感情を俯瞰するアプローチとして
ポイントカードを参照します。

感情とポイントカードが
いったいどのように関連するか
不思議に思われるでしょう。


まずポイントカードは
日常生活で多々活用されています。

ポイントが貯まると
そのポイントを使って
商品購入やサービスの割引が
受けられる仕組みです。


私も一時期色々なお店で
ポイントカードを作成して
特典を獲得する為に
必死に集めていました。

お店側からすれば良い鴨です。


ポイントが貯まるまでは
そこそこ商品購入する
もしくはサービスを
受けなければなりません。

本来購入する必要の無い商品を
購入したり、サービスを受けて
浪費癖が付いていました。

マーケティングの仕掛けに
まんまとハマっていたのです。


欲しいモノは焦らす作戦で
最近はポイントカードは作らず
必要最低限の商品だけを現金で
購入するように切り替えました。

自分の痛い経験を踏まえて
ポイントカードを感情と
関連付けると客観的に
俯瞰する事が出来ます。


つまり
ネガティブ感情を
ポイントカードとして
観察する事です。

最近はアプリが主流でしょうか。


例えば

「パートナーの悪口」

「上司の愚痴」

「社会に対する不平不満」

etc

これらを1回発信する毎に
1ポイントとして
カード(アプリ)に
ストックしていきます。


ポイントカードのポイントは
様々な場所で貯めていきます。

あらゆる場所で貯めたポイントの
使われる場所は決まって
「使いやすい場所」です。


「飲食店」

「コンビニ」

「ネットショップ」

etc

です。


同様に

「パートナーの言動が口うるさい」

「上司の部下への対応が粗雑で酷い」

「政治経済が全く機能せず腹立たしい」

etc

自分の怒りのポイントは
様々な場所で貯まります。


しかし
その怒りを周囲に吐き出す訳にもいかず
黙ってコツコツと貯めていきます。

そして
ポイントが全て貯まった時に
怒りの感情が大爆発します。


怒りの矛先は大体
家族や身近な人に向けられます。

何気ない些細な事でも
怒り心頭になります。


怒りをぶつけられた人からすれば

「何でそれくらいで怒るのですか」

と驚かれると思います。


相手に不快な思いをさせないように
ネガティブ感情のポイントを
ストックしない事です。

従来のポイントカードと
逆の発想で捉えます。


ポイントを貯めれば
特典がもらえるのではなく

ポイントを貯める事で
最悪の事態になってしまうと
認識する事です。


慣れてくると心に余裕が出来て
ポイントを貯めないように
意識が向いていきます。

「今月は1ポイント貯まらず調子が良い」

「一瞬ネガティブな感情が過りかけたが
 ポイントカードを思い出して踏み留まれた」


感情マネジメントが出来る事で
寛容になっていきます。


ネガティブ感情を
ポイントカード式で
調整していきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの
「感情マネジメント」を
教えてください。

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