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【早食いは貧乏シンドロームになる】

今日は『早食いは貧乏シンドロームになる』
についてお伝えしていきます。

私自身学生時代や会社員時代
食事は素早く済ませて
すぐに運動や仕事に
取り掛かっていました。


「何事も早くするほうが良い」

「1分1秒でも時間を無駄にしたくない」

「食事より運動や仕事が大切だ」

etc


スピード感はあったのでしょうが
客観的に観察すると
落ち着きが無く焦っています。


漫画や日常等でよく見かける光景が

朝寝坊したのでマズイと感じ
超高速特急で身支度をして
パン1枚を口にして
家を出る学生。

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お昼休みに牛丼店等に
入ったと思ったら
注文して食べ終わるまで
約10分位で退店する会社員。

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どちらもある意味
「早食い」です。

「早食い」する背景としては


学生の場合は完全に
生活習慣が乱れています。

メリハリある
ライフスタイルを
送らない限り永遠に
寝坊が続きます。

環境デザインを作る事が
最優先になります。


会社員の場合
休憩時間が限られている事もあり
会社に戻らざるを得ないですが
慌てる事はありません。

予想外の事はあるので
臨機応変に対応する事です。


「早食い」は
確実に寿命を縮めます。

「早食い」する恐怖のデメリットは
1.胃腸への負担が大きくなる
2.栄養素の吸収が妨げられる
3.顔の筋肉が衰えやすくなる
4.肥満や糖尿病のリスクが高まる
5.眠気やダルさが出て集中力が低下する

 
1.胃腸への負担が大きくなる

  よく噛まずに食べ物を飲み込むと
  上手く消化が行われません。

  消化しきれなかった食べ物は腸に流れ
  そこで何とか消化しよう
  という働きが起こります。

  腸に大きな負担がかかり
  思わぬ不調を招きます。

 
2.栄養素の吸収が妨げられる

  きちんと噛まずに飲み込まれた食べ物は
  胃での消化が上手く行われません。

  バランスの良い食事を摂っていても
  しっかりと栄養素を吸収できません。

  肌荒れや貧血等に繋がります。


3.顔の筋肉が衰えやすくなる

  よく噛まずに早食いを続けると
  頬や口周りの筋肉が衰えてしまいます。

  顔全体の筋力が低下すると
  皮膚がたるみ老けて見えます。

  見た目の印象に影響するので
  男女関係なく用心するところです。


4.肥満や糖尿病のリスクが高まる

  肥満になりやすい要因は
  「満腹中枢」が関係しています。

  早食いをすると血液中のブドウ糖の量が
  通常でゆっくり食べる時より
  一気に増加します。

  すると満腹中枢が驚いて
  機能しなくなります。

  十分な咀嚼が行われないまま
  満腹感を得るまでに時間がかかり
  「大食い・食べ過ぎ」になります。

 
  また早食いをする事によって
  食後の血糖値が
  上昇しやすくなります。

  膵臓は短時間で必要なインスリンを
  分泌する必要があります。

  膵臓に負担がかかって
  疲弊しやすくなる。

  結果インスリンの分泌量が減少したり
  分泌されても十分に機能しなくなる等の
  大きな問題が生じます。

  血糖値をコントロール出来なくなります。


5.眠気やダルさが出て集中力が低下する

  食事後は交感神経が活発になりますが
  消化活動に入ると副交感神経が優位になり
  脳も身体もリラックスするため
  眠くなってきます。

  眠気が出るのは早食いをしているか
  たくさん食べ過ぎているかの
  どちらかが該当します。

  消化器官を休ませる事が大切です。


「早食い」のメリットが
わずかですがあります。

それは

「多くの量を食べることが出来る」

「他の事に時間を充てて有効活用出来る」

です。

せいぜいこの2つです。

どちらも心身共に興奮状態で
リラックス出来ていません。


「早食い」はデメリットのみと
言っても良いくらいです。

頭で分かっていてもつい
実行してしまうのが
人間の性質です。


どうすれば「早食い」を
防げるかを考えていきます。

「早食い」を防ぐアプローチとして
1.ゆっくりとよく噛んで味わう
2.食物繊維や歯ごたえのある食材を食べる
3.最低15分かけて分量は腹八分目にする


1.ゆっくりとよく噛んで味わう

  1口で30回が理想的ですが
  まずは5~6回程度から始めます。

  1口の量を減らすと
  噛む回数を増やせます。

  五感を使って幸せな光景を思い浮かべ
  感謝して食べると効果的です。


2.食物繊維や歯ごたえのある食材を食べる

  「食物繊維」の食材
  根菜類(ゴボウ、レンコン等)
  キノコ類(エリンギ等)

  「歯ごたえ」のある食材
  イカ、タコ、コンニャク等

  口にしている内に自然と
  咀嚼回数が増えていきます。

  嚥下するためには何度も
  咀嚼する必要があります。

3.最低15分かけて分量は腹八分目にする

  満腹中枢が血糖値の上昇を
  感知するまでに
  約15分かかります。
  
  食べ過ぎを改善するためには
  最低でも15分以上かけて
  食事をすることが大切です。

  出来れば30分位かけるくらいが
  好ましいでしょう。

  まだ食べられるけれど
  この辺りで止めておこうと
  抑制をかける事です。

  何事も程々が最適です。


先人達は科学的根拠を追求しなくても
長年培われた経験と知恵によって
正しい食事法を編み出していました。

ところが現代社会は
医学、科学、情報技術等が
整っているにもかかわらず
毎年病気が増える一方です。


栄養的にも申し分ない状況で
悪化の一途を辿るのか
不思議でしかないです。

根本的な要因は
全て「食事」にあります。

突き詰めると
化学調味料や添加物が
たっぷり入った加工食品等を
摂取し過ぎている事です。


摂取してはいけないのではなく
食べ合わせやバランス感覚です。

何かの記念日等では
食べる時もあるでしょうし
時間が無い時は一時的に
活用する事もあります。


人生を心身共に満ち溢れた状態に
していくのであれば
自分自身で本当の「健康」を
築いていく事です。

大病になってから何もかも
正そうとしても
時すでに遅しです。


「健康」の情報が
出回り過ぎている事で
どう取り組んだら良いのか悩む
問題点の1つでもあります。

適切な判断をするのであれば
石油まみれの現代医学は
避ける事です。

強いて言えば
先人達が継承してくださった
食事の方法が最良でしょう。


「早食い」を控えて
幸せホルモンを出しながら
畏敬の念を以って
食事を堪能しましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたが心掛けている
「食事法」を
教えてください。

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