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【何度やっても勝てる方法だけを実践する】

今日は

『何度やっても勝てる方法だけを実践する』

について考察していきます。


仕事、恋愛、運動等様々な場面で
結果を出している人の特徴として
「勝利の方程式」的な鉄板要素が
必ず存在しています。

例えば、プロ野球投手における
絶対的抑え、継投リレーです。

印象に残っている事例として

「阪神タイガースのJFK」

「中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手」

「ヤクルトの高津臣吾投手」

「横浜ベイスターズの佐々木主浩投手(大魔神)」


あるいは伝説的な選手である

「球界の大御所的存在の江夏豊投手」

「広島の炎のストッパーである津田恒実投手」

etc

この人達がマウンドに登場すると
「負ける」という概念が
殆どありません。

予想外の事が起きて
「負ける」事もありますが
確率的には低いです。

「イップス」にでも陥らない限り
敗戦しても引きずる事なく次への
切り替えがとても速いです。


私の剣道の先輩も圧倒的な強さゆえに
団体戦で代表戦になると必ず選ばれ
そして余裕で勝ちます。

選手全員が先輩に対して
全幅の信頼を寄せています。

先輩と何度稽古しても1度もまともに
有効打突を決めた事がありません。

見方を変えると先輩は私に勝つ
もしくは負けない卓越した方法を
攻略しています。


仕事で優秀なセールスマンは
かなり重宝されます。

決して自己中心的にゴリ押しする事なく
お客さんの悩みや問題点を素早く見抜き
相手から積極的に商品&サービスの購入を
お願いされる状態です。

当然クロージングするまでに
傾聴力、共感力、トーク術等
総合的なスキルを備えています。


セールスの台本(マニュアル)を読んで
パターン的に当てはめれば
簡単に成約出来る訳ではありません。

実践を積んでいく過程で
数多くの失敗を体験しながら
確実に成功する方向に進化します。

営業成績が素晴らしい人は
テクニックもさることながら
確実にクロージング出来る方式を
自分なりに編み出しています。


また恋愛においても
同様の事が言えます。

モテる男性は女性への声がけが
非常にスマートです。

目配り、氣配り、心配りが
洗練されているので
エスコートが上手です。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」
行き当たりばったり的な
お誘いはしていません。


常に女性本位の視点で
相手が喜ぶ事を考えています。

女性は男性の言行を見抜いています。

ほんの少しでも違和感を感じれば
間接的にNGサインを提示します。

感情的な状態であれば
ストレートに表現して
伝える事もあります。


脳科学的に女性は男性よりも
察知力が鋭く感受性に長けています。

よって男性に上手く気遣いつつ
内心ではガッカリしています。

ゆえに男性が女性に
振られ続けている時は
完全自己中心的状態で
コミュニケーション不足です。


何度もアタックして撃沈する人は
冷静に自分自身を客観視する事です。

何度も失敗しているにもかかわらず
自分の能力を過大評価して
傲慢不遜に陥る事は避けます。

「失敗は成功のもと」を勘違いして
間違った方法で継続する事程
愚かな事はありません。

モテる男性にコツを聞く等して
改善点や向上点を探し
フィードバックしていきます。


つまり
成功者と呼ばれる人には
共通点且つ特徴が3つあります。

それは

1. 致命的な失敗を避ける

2. 上手くいっている人の真似をする
  上手くいっている事を何度も繰り返す

3. 地味な事を反復継続して
  勝てるまで仮説検証する

です。


1.致命的な失敗を避ける

   明らかに全てを失ってしまうような
   大きなリスクは控えます。

   例えば、標高の高い山に登山する際
   準備しないで手ぶらで行くと
   どうなるでしょうか。

   遭難した時の状況を想定しないと
   みすみす命を落とす事になります。


   あるいは給料に関しても
   生活費以外に手元に残ったお金を
   全て娯楽やギャンブル等に
   浪費したとします。

   貯蓄や投資を一切行う事は無く
   快楽の為に費やせば悲劇の嵐です。

   人類の歴史を振り返っても
   ご先祖様はサバイバルで
   最低限のリスクは取りつつも
   致命的な失敗は回避しています。

   生存に関わる重要な事に関しては
   臆病者が生き残っています。


   恐怖と不安を直視しないまま
   肩肘張って強がっている人間は
   玉砕して死を迎えています。

   強氣な態度を取れば優位性を保って
   支配力を拡大出来ると思い込んでいます。

   自分自身が恐怖と不安を認識さえすれば
   相手を力付くで捻じ伏せてやろうとは
   微塵にも思わないです。


   背景理由として自分がビビりで
   及び腰の状態を見せたら

   「周囲から馬鹿にされてしまう」

   「陰で皆に笑われてしまう」

   「恥ずかし過ぎて面子が丸潰れになる」

  etc

  自分の保身やプライドばかりが
  氣になってしまいます。

  素直に弱さを表して
  「シャドウ」を炙り出すほうが
  後々重症を負わずに済みます。

  苦しい膿を早く排出する事で
  心のゆとりが出てきます。

2.上手くいっている人の真似をする
  上手くいっている事を何度も繰り返す

   自分にとって良きロールモデル
   となる人を見つけて真似をします。

   すると真似は創造性が無く
   独自性を追求するほうが伸びると
   思い込んでいる方がおられます。

   どんな事も完全オリジナルは
   殆どあり得ないです。

   何かしらの事例を参照にして
   改良しながら適合させています。

   唯一無二にこだわりすぎて
   基本的な事を忘れてしまっては
   元も子もありません。


   「守破離」に沿って鍛錬すると
   余計な邪念が入る事が無く
   脇道に逸れません。

   上手くいき始めてもなぜか
   「オレ流」を貫いてしまって
   振り出しに戻る人は多々おられます。

   基本に忠実で上手くいった事を
   何度も繰り返している人が
   最後まで残っています。

   上手くいっている事を繰り返す中で
   「勝利の方程式」が見えてくるので
   そこにプラスアルファとして
   アレンジを追加すれば良いのです。


   剣道で例えるなら
   自分の強み且つ得意である
   面打ちで上手く有効打突に
   出来ているとします。

   ところが目先の利益に囚われて
   もっと試合で勝ちたい欲張り
   得意でない小手や返し技を
   身に付けようとします。


   新しい分野に挑戦する事や
   稽古の一環で鍛錬する事が
   悪いのではありません。 

   試合中に決め技の面打ちを
   無理に変えてしまうと
   体勢が崩れたりして
   かえって上手くいきません。

   対戦相手によって攻め方は変えますが
   自分の得意技である本丸を変えると
   動きに微妙な変化が出てかえって
   相手に読まれて打ち込まれます。

   基本ベースは変えずに
   強みと得意をさらに強化していきます。

3.地味な事を反復継続して
  勝てるまで仮説検証する

   好奇心旺盛になるとつい真新しい事や
   応用テクニック等に飛びつきたくなります。

   地味な鍛錬は退屈で
   飽きるかもしれません。

   しかし、熟練者程
   基本と基礎に忠実です。

   「自分は知っている」が
   1ミリでも脳裏に浮かぶと
   堕落する状態に進んでいきます。

  
   知っている状態から
   実際に出来る状態までは
   どの分野でも通る道です。

   真の学びとは自分が出来る状態から
   第三者に教えられる状態に変化し
   その後相手が主体的に進化して初めて
   教えが伝わっている事になります。

   1度や2度失敗したから諦めて
   違う事をするとなれば永久に
   成功する事は不可能です。

   何百回、何千回と継続して 
   積み重ねていく中で
   光明を見出していくものです。

   仮説検証を繰り返していくうちに
   上手くいく根拠やデータが判明します。

   スタッフであろうと経営者であろうと
   実際の現場で勝てるまで粘り強く
   地道な工程を継続した者が
   最終的に結果を出せます。


   勝ち残れるコツはシンプルです。

  「上手くいっている人の真似をする」

  「上手くいっている事を繰り返す」

  「強みに特化して5%の最重要リターンに集中する」


自分の強みや得意を見直して
反復継続していきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの
「勝利の方程式」を
教えてください。

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