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【シゴトの意義】

今日は『シゴトの意義』
についてお伝えしていきます。

タイトルを「カタカナ」に
した事には意味があります。

「シゴト」を漢字で表すと
定説で言われている表記が
下記の4通りです。

「仕事」「志事」
「私事」「死事」

それぞれの意味は

1:仕事
①何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
 例)「やりかけの仕事」「仕事が手につかない」

②生計を立てる手段として従事する事柄。職業。
 例)「将来性のある仕事を探す」「金融関係の仕事に就く」
   「週の半分は自宅で仕事する」

③したこと。行動の結果。業績。
 例)「いい仕事を残す」

④悪事をしたり、たくらんだりすること。しわざ。所業。
 例)「掏摸(すり)が集団で仕事をする」

⑤《「針仕事」の略》縫い物。裁縫。
 例)「お前急に一つ仕事をしてくれんか」〈紅葉・多情多恨〉

⑥力学で、物体が外力の作用で移動したときの
 移動方向への力の成分と移動距離との積。
 単位はエネルギーの単位ジュール
 その他ワット秒・ワット時など。

2:志事
①志を持って行うこと。
②この世に生まれてきた意味を全うする業務。

自己啓発業界等で
使われている俗語です。


3:私事
①「しじ」と読む場合
 ⅰ自分個人のこと。また、私生活に関係したこと。わたくしごと。
  例)「私事に立ち入る」「私事に属する」
 ⅱ他人に知られたくない秘密。かくしごと。
  例)「私事を暴く」
②「わたくしごと」と読む場合
 ⅰ公的でない、自分だけに関係した個人的な事柄。しじ。
  例)「私事で早退する」「私事で恐縮ですが」
 ⅱ自分だけのこととして、秘密にしていること。内証事。隠し事。

4:死事
①自分を殺して嫌々する事
②嫌なことを嫌々行う事


日常でよく使われているのは
「仕事」「私事」でしょう。

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昔会社の上司に
「志事」の意味を
諭された事があります。

「仕事」をただ単に
会社に仕える事として
取り組むのではなく

熱い「志」を持って
世の中や社会に貢献していく
ようにと教わりました。


当時は学びになるなぁと
感心していただけでした。

見方を変えると
「志事」は良い事であって
「仕事」は良くない事だと
「二元論」で分断していました。

決めつけ思考の罠にハマり
対立させていました。


ここでメタして俯瞰すると
「シゴト」の認識を
殆どマイナスに捉えている
傾向が非常に多いです。

「志事」に関しては
壮大な使命・ビジョン・目的を
掲げてポジティブに
取り組んでいます。

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ところが
「仕事」「私事」「死事」は
ネガティブな事だと
認識しています。


なぜでしょうか?

背景として「お金」が
関係しているからです。

「生活するために働く必要がある」

「損せずに少しでも自分が得したい」

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もっと根深いところでは
「お金」に対して
悪いイメージを
植え付けられています。

「お金儲けは悪い事だ」

「お金持ちは人を見下している」

「お金は人を狂わせる」

etc


一部そのような事実が
あるかもしれません。

だからと言って
「お金」=「悪」と
決めつける事は
短絡的すぎます。

自分がどう扱うか次第で
結果は変わってきます。


特に「仕事」が嫌いになる
理由としては

1.高性能のフィードバックシステムが
  整っていない

   一方通行状態になり
   どう進めて良いか
   分からなくなっています。

   上司の指示通りに行動するだけで
   自分でクリエイティブな企画や発想を
   していく環境が出来ていません。

   形式だけの「報連相」になって
   中身の濃い取り組みがありません。

2.愚痴やネガティブ情報を
  受け取ってばかりになり
  改善・向上が出来ていない

   組織や団体として成果を出すのではなく
   周囲のスタッフと比較してどうなって
   いるかを気にするだけになっています。

   承認欲求を満たしがたいための
   くだらないポジション争いをして
   自分の進化に目を向けていません。

3.最初から収入源を目当てにして
  あれこれ複雑に考え過ぎている

   一刻も早く利益を得たい想いが強過ぎて
   自分だけ得しようと焦っています。

   給料は貰える事が当たり前だという
   認識なので、常に受け身の姿勢で
   言われた通りの事だけしています。


もし自分が責任者として
取り組むなら行動の仕方も
全然異なってくるでしょう。

「仕事」「志事」
「私事」「死事」
全てにおいて自分の意志で
行動するかです。


最初は「無償」でも構わないので
熱い情熱を持って
他者や社会に自分の機能を
果たしていけば良いのです。

価値を構築して提供するから
リターンとして自然に収入が
増えていきます。


「お金」を一旦脇に置いて
自分が面白く、楽しく出来る事を
とことん突き詰めていきます。

「お金」を追いかけると
「お金」は逃げていきます。


アルバイトを探すなら
無給もしくは少額でも

「シゴト」の「スキル」を
習得させてもらえる職種を
選んだほうが良いかもしれません。

嫌々苦痛を感じて
「シゴト」をするよりかは
感動して学べる事もあり
楽しいと思います。

『プロボノ精神を忘れない』参照。


「シゴト」は
個人の主体的な満足と
周囲や社会への価値提供・貢献を
目的として取り組んでいけば

充足感に満ち溢れた人生を
送っていける
のでは
ないでしょうか。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの「シゴト」を
お聞かせください。

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