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【物事はシフトさせる】

今日は『物事はシフトさせる』
についてお伝えしていきます。

先週部屋の片づけをしていて
椅子を持ち上げた時に
ふと思いついた事です。

「座る以外に使い道は何かあるだろうか?」

「閃きに活かせる良い訓練になるかも」

「身体を動かしているとどこか楽しいなぁ」

面白おかしく
取り組んでみました。

椅子を座る以外の方法で
あれこれ想像してみると

「筋力トレーニングの練習道具にして使う」

「掴んで遠くまで投げ飛ばしてみる(笑)」

「キャスター付であれば移動手段にする」

「バラバラに分解して他の物と組み合わせる」

「絵の具を付け足して美術的商品として展示する」

etc

色々出てくると思います。


普段から

「椅子は座るもの」

と決めつけていると
柔軟な発想が出てきません。


他にも

「毛筆」

「ハチミツ」

「自分自身」

etc

これらも他の使い道として
どのように活用出来るかを
考えるとユニークなアイデアが
出てくるのではないでしょうか。


ただ単に

「書く」

「食べる」

「運動する」

といった極々ありふれた使い方では
同じ視点ばかりに偏っています。

1つのパーツとして見るのではなく
並列させて共通点、相違点等を探し
融合(合体)させると別のモノが
誕生する可能性もあり得ます。


例えば
自分と友人の共通点と相違点を
五感を使って列挙すると

「どちらかに偏っている」

あるいは

「バランス良く均等になる」

見解が分かれます。


「同じ箇所ばかりが氣になる」場合
自分と同じ領域の範囲に氣が付き
共同意識が強く働いています。


「違う箇所ばかりが氣になる」場合
自分にない特徴に氣が付き
客観的に観察しています。


「全て満遍なく全体的に俯瞰している」場合
共通点、相違点を統合させて
大きな視野で認識しています。


どれが良い悪いではなく
日頃からどういう視点で
捉えているかです。

また五感もどの感覚を優位に使うかで
認識する視野が変わってきます。


五感は「VAKOGモデル」を参照にして
自分がどの感覚をメインとサブで
使い分けているか把握しておくと
分かりやすいと思います。

「VAKOGモデル」
①視覚(Visual)
②聴覚(Auditory)
③触覚(Kinesthetic)
④嗅覚(Olfactory)
⑤味覚(Gustatory)


因みに私の五感優位機能は
メイン:聴覚
サブ :触覚
です。

昔(学生時代~20代後半まで)は
メイン:視覚
サブ :触覚
でした。


視覚から聴覚に
変化した背景として

「学びはオーディオ形式が定着しやすい」

「アーテイストの曲をよく聴いている」

「音程のリズム感が記憶に残りやすい」

音の環境に触れる機会が
増えた事が大きな要因です。


映像として入ってくる内容は
印象強く残るメリットがあります。

目に見える情報に
アクセスし過ぎて
やや六感が鈍ります。


そこであえて目を閉じて
視界を遮る事により
音、感触、臭い、味等の機能を
強化させていきます。

視覚を遮断する事で
想像力をフル稼働させて
イメージ力を高めます。


今日は情報の発展により
視覚優位社会になっています。

短時間で素早く結果は得られますが
じっくり思考して想像する機会が
減少している側面もあります。

たまには視覚を塞いで
情報を遮断するのも
良いかもしれません。

但し記憶の定着は
最初に視覚で認識してから
聴覚、解釈、触覚の順番に
移動させていく事が早いです。


正解を求める事ばかりに慣れていると
制限を外して創意工夫する事が
億劫になっていきます。

決められた事を決められた通りに
与えられた事を与えられた通りに
こなす作業であれば
問題ないでしょう。


しかし
ルーティン化だけでは
対応出来ないのが
今日の社会です。

未知の世界に求められる事が
斬新かつ創造的な考え方です。

椅子一つでも
ほんの少し見方を変えると
全く違った使い道として
新しい着眼点となります。


つまり
「物事はシフトさせる」事で
無限の解釈が出来ます。

当たり前のように思えますが
日頃から時間を取って
意識的に発想する訓練をしないと
良質なアイデアが出てきません。

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「シフト」の意味は

[名](スル)
1 位置を移動すること。状態や体制などを移行すること。
「フレックスタイム制度にシフトさせる」「シフトキー」「シフトレバー」

2 野球で、特定の打者や攻撃に応じて
  野手の守備態勢を変化させること。またその守備態勢。

3 車のギアを変えること。「2速から1速へシフトする」

4 交替勤務制。交代勤務時間。また、勤務時間割。
  「アルバイトのシフトを組み直す」

5 桁が移動すること。「十進法では1桁左にシフトすると10倍になる

6 カメラの煽(あお)りの一つで、レンズの光軸をフィルム面(デジタルカメラではイメージセンサー)に対してずらすこと。
  横方向にずらすことをシフト、上方向をライズ、下方向をフォールといって区別する場合がある。
  構図や遠近感の調整に用いられる。→PCレンズ
                         goo辞書より引用


視点を縦横無尽かつ
自由自在に移動させる事で
固定観念から脱却出来ます。

常識やルールに縛られていると
答えを求めるだけに囚われる
融通の利かない頑固者になります。


その点子供は無邪気に
クリエイティビティな活動を
楽しそうに行います。

○×方式による
お利口さん教育が
非常に勿体ないです。

正解&不正解の受験勉強も
工夫次第でもっと楽しく
面白い内容に変える事が
出来るはずです。


物事をシフトさせるための
アプローチとして
下記の3つがあります。

1.日常生活にあるヒト、モノ、コト等の
  共通点と相違点を探して融合(合体)させる

2.日常生活にあるヒト、モノ、コト等で
  制限を外して別の使い道を発想する

3.ネット関係の情報を遮断して目を閉じ
  イメージして想像する時間を持つ

  

「共通点」

「相違点」

「融合(合体)」

「使い道」


これらは全て五感を駆使します。

自分が普段どの感覚を
優位に使っているか見極めて
弱い機能を補うと
アンテナが強化されます。


カオス状態こそ
非常識になれます。

『クリエイティブは混乱から生まれる』参照。


奇抜な事を後ろめたく思わず
自由闊達に発信していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたが考えている
「物事のシフト」とは何か
教えてください。


追追伸
「毛筆」「ハチミツ」の使い道は
ロマンティックな使い方を
想像しました(笑)。

あなたが想像する
「毛筆」「ハチミツ」の使い道を
教えてください。

答えはありませんので
自由に楽しく想像してください。

面白いアイデア
お待ちしております。

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