あるひとりの元JW

十代からの数十年間エホバの証人生活を経て、今はノーマル人に。 日々の中でふと浮かんだこ…

あるひとりの元JW

十代からの数十年間エホバの証人生活を経て、今はノーマル人に。 日々の中でふと浮かんだことを思うまま書いてみようと思います。

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やがて宗教不要の時代がやってくる

20世紀中は、宗教の役割が必要だった時代があった、と思います。 ずっとずっと昔、人間が野蛮だった時代もある。 差別が横行した時代もあった。 それが『宗教』という名のもとに、差別をしないコミニティとしての役割、 神という存在を外に感じて、人類が良い子(発展)に向かうため、 「宗教」が役に立った時代があった、 そんなふうに思います。 私は2010年頃にはほとんどJW活動はしなくなっいましたが、 なんとなくの動向を見るに、 もう、JWは廃れる時代がやってくるな、

    • 自分が自分であるために。

      人間の変化はゆっくりと、 しかし時代の後押しを受けて流れは突然に変わることも想定。 人の意識が変わり、 強い表現をすれば「火蓋が切って落とされた」。 最初は戦いかもしれない。 時を経て統合へと。 必要だった、役割があった、必要だった、 その気持ちがわかるため、経験するため、いろんな理由のため。 でも、もう、とにかくここまできたら、 自分が自分でいられるように、自分の気持ちを注視すること。 今まで自分をだましてきたことはなかったか? 見えないふりをしてきた

      • 8割と2割(その2)

        この世の中8割と2割 報道の真実さも、政治の潔白さも、陰謀論も(?) 8割の「ほんとう」に2割の「まちがい」が隠れてる? もしくは逆か。 8割のまやかしに2割の真実が含まれてる? 白とか黒とかじゃあない。 パレートの法則のように。 人間も、人の心も、 動めいていて、 見る人それぞれが自分だけの視点(眼鏡)を持っている。 過去20世紀に役割を果たした宗教もそんなものかもしれない。 8割の良い教えに、2割のへんてこな規律。 それが社会の役に立った時代もあり

        • 『宗教』という呼称

          その昔、エホバの証人は「宗教」ではない、 とかいってた時期があったかと思います。 そりゃあそうだよね、たった一つの真実ならば、 それは「真実」であって宗教ではないはず。 だったんだけれども、ある時、 エホバの証人は「宗教」になります、って発表があった。 ん??  と私は思ったけれど、 まあ宗教法人にしておくメリットがあって、 そうゆうことにしたんでしょう。 メッチャ現代システムの立ち回り考えてんじゃんか。 うまいこと経済もまわしていかないと、宗教組織生き残

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        やがて宗教不要の時代がやってくる

          気づかせない仕組み

          偶然か仕向けたか、それはわからないけれど、 宗教にはその仕組みがある。どんな宗教もそうなのかもしれないけれど。 その昔、JW雑誌の記事に「瞑想」はやらないように、 みたいな内容があった。 ようは『内奥の自分に気づくな!』気づいたら洗脳が解けちゃうから ってことだったんだ、と思う。 私はぼーっとしてるタイプのせいか日々気づくと 知らず知らずのうちに自然に瞑想してるもんだから、 JWで居た頃も、 JWの視点とそうでない視点を、両方忘れないようにしようと思ってきた

          気づかせない仕組み

          国ガチャ 時代ガチャ

          量子の研究が進み、現実世界の理解がこれまでと変わってきている。 私はなぜここに今居るのか? なぜこのような人生を歩むことになったか? 子供の頃から時々思い巡らしてみることがあった。 ◆もし私が戦国時代に末端の一兵士だったらどんな思いで戦い、死んでいったか。 ◆もし私が縄文時代に産まれたらどんな思いで生き、死んでいったか。 ◆もし私がアフリカの一部族の名も知れぬ一人だったら、世界をどんなふうに見、生きた か。 『親ガチャ』と言われるが、全ては世界ガチャ。 国ガチャ

          国ガチャ 時代ガチャ

          時代が変わる足音がきこえる

          JW界、何度も撤回する なんだかよくわからない理論で丸め込む 同調圧力みたいなのでNOと言えない雰囲気を作る うまいなー よくできてる 誰が考えた? 周到な用意でできたものなのか、 何か見えない力に導かれてへんな方向へ行っちゃったか、 どっちかわからないが。 洗脳は細部に宿る? よくこう何世代も続いてきたものだ。。。 人間の脳というのは、こうもひっかかってしまうものなのか。 考え抜いたものでなく、世界の流れの中で作られたものならば、 誰もわるくないの

          時代が変わる足音がきこえる

          一元二元 内か外か

          宗教JW界、「心の中に神はいる」というのは間違ってる、NG、 などと言っていた。 外に指針を作らせて、 二元の世界を生きさせる。 二元感だけでいくと辻褄合わなくなってくる時代。 「一元じゃないよ、一元じゃない!」と洗脳する。 こりゃ~辛くなってくるよね。 自分に気づくな、外にあるものに従え、とサインを出し続けるJW組織。 辛くなるから、 もたなくなってくるはず。 時代は変わる。 見える世界が変わり、 本当に世界が変わる時代がやってくる。

          一元二元 内か外か

          アイデンティティとの闘い

          何かをやめるとか、 後戻りのように感じて、 勇気いる場合あるもんね。 自分の過去を否定したりするわけだから。。 私がJWやめる・・・と決めた時は、 自分の何十年間ものアイデンティティが総崩れするわけなので、 自分が生きているのか生きていないのかわからなくなった時期があった。 どこかを漂っているような。 それでも一生懸命自分に向き合って、 このフワフワした感覚は、いつか必ずなくなるはずだ、と信じて、 いろんなことをしました。 いろんなセミナーにも行ったし、

          アイデンティティとの闘い

          2012年12月のある日

          2012年12月マヤ歴が終わるとか言われていたと思う。 当時そんなことは気にはしていなかったのだけれど、 その頃、何か新しい考えになった人は多いのでは?と私は思っています。 なんらかのエネルギーが宇宙から注がれた かもしれない。 2012年暮れころから、何故だか、 私はYouTubeで神と人間や魂について頻繁に見るようになり、 見るたびに、 どうしてある一定の人々は同じ見解を話すのだろう、 と不思議に思っていた。 そうしているうち、 昔から感じていた私の

          2012年12月のある日

          俯瞰で見ることを忘れない

          JWだった頃、未信者家族に言われたことがある。 「君はそんなには本気で信仰していないよね」と。 また信仰仲間にはこう言われたことがある。 「あなたは本当に信仰が強いね。」と。 どっちもほんと だと思います。 JW界を俯瞰で見ていたから。 信仰している時は、マジ本気で信じてました。組織内ではいろいろあるけれど一時的に神が許していることだと本気で思ってた。 それでも、子供の頃からいつも、 『俯瞰で見ることを忘れない』 この姿勢は持っていたように思います。 なので

          俯瞰で見ることを忘れない

          人の心の内奥(JW界)

          私が大学生くらいの頃だったと思う。 ある時、排斥された女の子がいました。 少しして、悔い改めたのか、 集会で涙ながらにインタビューに応えていました。 その後は皆の笑顔に囲まれていた。 私は静かに眺めていました。 しばらくして、彼女はやはり再び何かあって、組織を去ったようでした。 あまり大きな声では言えないけれど私は「やっぱりな。」って 内心思いました。 なぜみんな、心の内奥を見ないのだろう。 表面意識に見えるところだけを見て、 あれこれ言う、正しいとか、

          人の心の内奥(JW界)

          ロボットマインド

          一時期、日本のJWが増え、開拓者もぞくぞく増えてた時期があった。 あるアメリカ人JWが「日本がこんなに増えているので、本部が注目してる」 と話していた。 日本人の国民性や民族性と、時代がそうさせたんじゃないかと思う。 そんなどの国もどの国も同じにならないし なったら気持ちわるいわ それじゃロボットじゃん。 そう、あの教理はロボット人間を作る。 細かいことは個人の裁量にまかされるとはいえ、 指示に従っている人ほどロボットに見えたりすることがある。 自分の頭で

          ロボットマインド

          友人

          私が聖書研究をはじめたのは中学生ぐらいでしたが、 JWだった時も、 JWではない友人達とはずっと付き合いをしてきています。 組織ではそれを推奨しないようなこと言ってたりしたんだと思うんだけど、 自然にしていたら友達ができちゃうという感じだったので。 人間的に魅力あると思ったら仲良くなる、単純にそれだけです。 そのころ友人に証言したこともあるけれど、 今は言うべきでないなと思う時は、言わないでおきました。 それが友人に対する尊重だと感じていたのかも。 私がJW

          やめるのはいつだって遅くない

          JW、やめると決めたら、いつだって遅くない。 私がやめようと思いはじめた頃、いろんなセミナーに足を運びました。 スピリチュアル、レイキ、チャクラ、自己啓発、魂についての学びetc.etc. 自分の目で確かめたかったのです。 実際に行ってみて、自分で判断したかった。 人間のことを深堀りしたくもなったし。 そこでいろんな人と出会い、新しい友達もできて、思ったこと、 世の中には、かくも素晴らしい方々の多いことか・・・!! 愕然としました。 こんなにも素晴らしい世の

          やめるのはいつだって遅くない

          特別じゃなかった。

          JWの皆さんは自分たちが世界中のファースト、という。 いやいやいや、おんなじだよ。この世界の政治や他の宗教と変わりないよ。 無意識に隠れているヒエラルキーもあるし、 目をつぶって不信を押し殺してる人もいる。 理解できないことを隠し持ったまま、イっちゃってる人もいる。 細かい教理でストレス溜まってるから仲間をつついて発散する人だっている。 現状の普通の政府やなんかと同じ。全然特別じゃない。 中で起こるも揉め事などを独自の方法で収められているわけでもない。 陰で泣

          特別じゃなかった。