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「稲葉怜 HOPE」展 レポ

昨年末、繊維画アーティストであり、アートプロジェクト「砂漠の水"Desert water"」の代表でもある稲葉怜さんの個展へ少しだけ足を運ばせていただきました。

クリスマス前ということもあり、原宿駅前はハロウィン並みの人・人・人…!
そんな人混みに圧倒されつつも道を突き抜けてゆくと、急に静かな一帯が現れます。
そんな穴場のようなスポットに佇むギャラリー、Space WOWにて開催されていました。


今回の個展は2日間だけの開催ということで、私も行けるかどうか最後まで調整していたのですが、なんとか滑り込めて良かった…!(でも本当に、ほんの少しの時間お邪魔する程度になってしまい心残りです)
それでも、2023年最後に観ることのできたアートが怜さんの作品で良かった〜


2022年クリスマスの個展から、
2023年は2月にクリエイションの祭典「NEW ENERGY」、6月に【砂漠の水vol.12「0→1」】、そして今回と、稲葉怜さん・砂漠の水のアートにたくさん触れられてとても充実した1年となりました。


「アートを生活に取り入れる、アートを誰にでも身近な存在にする」ことを念頭に革新的なアイデアで運営している砂漠の水。


その先にあるものは、アーティスト達が、「アートで生活できるようになる」ということ。


先日レポをアップしたスーパーオープンスタジオでも、それは大きなひとつの議題ではありました。


芸大を出て、活動を重ねて、認められて、でもその先は…?
または、上記のようなルート以外を歩んだアーティストの、その先は…?


日本には大変素晴らしい才能を持つアーティスト達が、それはそれはもうたくさん存在していると私は感じています。


しかしそんな彼らは、大体はなんらかの本業で生計を立てており、その合間を縫ってアーティスト活動をしているのです。


だからこそ、才能を存分に発揮しながら、生活ができたなら。
それほど幸せなことは無いでしょう。


誰もがルノアールやピカソになろうとする必要も、それらを理解できなければならない、なんてこともありません。
例えばオペラやオーケストラを嗜まなくたって誰もが音楽を聴くように。
アートに対しても、高尚で敷居の高いものというような先入観がなくなり、身近な存在になれば良いと思います。
そして体感としては、それが当たり前になる未来はそう遠くないように感じます。


まさに、今回の稲葉怜さんの展示会、「HOPE」というタイトルから感じ取ることのできる未来。
新時代の幕開けをじっくりと見つめていきましょう。


2024年も、たくさんのアートとアーティストに触れていきたいと思います!



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