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§3. 補足:アウトプットファイルのダウンロードページ
§3「Power Queryで楽々スピード更新。予実分析の仕組みづくり」において、基本のデータセットは無料でダウンロードできますので、ぜひYouTube動画を参考にしてご自身で定例レポートやダッシュボードを作っていただきたいと思います。
とは言え、
「手っ取り早くダッシュボードを手にしたい」
「アウトプットファイルを手元に入手して、より詳細について学習したい」
という方もいらっしゃると思いま
§3. Power Queryで楽々スピード更新。予実分析の仕組みづくり
予実分析はなぜ大事なのか?FP&Aや経営企画に携わる人にとって、予算・実績のギャップ分析(予実分析)は重要なタスクの一つだと思われます。言うまでもなく、予実分析は当初掲げた予算(あるべき姿は中期戦略・事業計画に基づいた資源配分を表したもの)を達成するために、期中における組織の行動変容を促すものです。予算に対して実績が乖離していた場合、何が要因で乖離しているのか、どのように修正するのか、修正に追加
§2. DCF法に基づく投資判断~エクセル操作の基本の「キ」(モデリング、感度分析、シナリオ分析)
リスクテイクは、気合と根性ではなくスキル社長であれ、経営幹部であれ、部長であれ、課長であれ、スタッフであれ、意思決定をするというのは非常に怖いものです。その意思決定によって運命を左右される人がいたり、大きなお金が動いたりする。そのリスクを目の前にして意思決定に躊躇をすることも多いかと思います。一方、資本主義の世界でビジネスをしていれば、投資家債権者から預かったお金に対しては期待値があるため、その
§1. 今なぜFinancial Planningが重要視されているのか?
日本でも広がるFP&A導入の動き
近年、日本企業においてもFP&A部門を設置する動きが加速化しています。2023年9月12日の日経新聞電子版においても、富士通をはじめとする複数の日本企業がFP&Aの導入に踏み切ったことが紹介されています。
FP&Aは、Financial Planning & Analysisの略で、その名の通り、財務的観点からの計画策定(Financial Planning
類似企業のβを使って自社のWACCを計算する
今回は、企業が債権者・投資家に対してコミットするリターン、すなわち加重平均資本コスト(Weighted Average Cost of Capital:WACC)の算出方法について解説をしてゆきたいと思います。
WACCそのものの概念についてはこのコラムではご説明をしませんので、内容について詳しく理解したい方は、下記YouTubeチャンネルをご参照いただければと思います。
CAPM
レバードβ