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【リーダー&チーム論】組織の信頼について考える

どうも、だぴてぃ先生です!

今日は組織の信頼っていうテーマで書いていきます。

信頼って簡単に作れるものではないってことは、年齢関係なくお分かりかと思います。

個人の信頼というのは、自分主体で考えて作り上げることができるので、比較的簡単です。

でも、チームで考えた時ってどうでしょうか。
チーム人数にもよりますが、簡単に作れるものではないんです。

チーム論として考えつつ、リーダー論としても捉えておきたいことなので、ぜひ一緒に考えていきましょう。


■組織の信頼と個人の信頼

「あのチームに任せておけば大丈夫」

こう思える・思われるチームというのはとても強いです。
最終的にはここを目指していきたいところではあります。

この境地に行き着くには「組織の信頼とは?」ってことを知っておく必要があります。

ビジネス的にはもっと難しい言葉を使ったり、概念もあるんでしょうけど、僕は一介の臨床検査技師であり、noterなので、あえて難しい言葉は避けて噛み砕いてみようかと思います。

組織の信頼って、個人の信頼の集合体みたいなものです。

例えばです。チームの中に一人でも不誠実な人がいたら、チームとしての評価は上がってきません。それどころか「あのチームはなんであんな奴を放置しているんだ」と思われるかもしれません。

これ、体の中と一緒なんです。

■がんは治療しましょう

僕は臨床検査技師の中でも、病理検査を専門としているので、取り扱いの代表疾患でもある「がん」で例えてみたいと思います。

1個1個の細胞が集まったものを組織と言いますが、この中に、ひとつでもがん細胞がいたら、その組織はがんになります。
(※専門的にはちょっと語弊のある言い方ですが便宜上です)

当然、治すにはこのがん細胞を取り除かないといけません。

それが外科的(切り取ってしまう)なのか、内科的(薬で治す)なのか、対処する方法は様々です。
放射線治療という道もあります。

チームの信頼というのも、これと原理的には一緒だと思います。


チームの中で一人でも信頼に欠ける行為をするメンバーがいたら、そのチームの信頼っていうのは落ちてきます。

一度落ちた信頼を戻すには治療が必要です。

それがメンバー外にするのか、コーチングなどによって正しい道へ向かわせるのか、外部からのアプローチによって修正させるのか。

難しく考える必要はなくて、ちゃんと正常のことをやっていれば、組織(チーム)の信頼は得られる状態になります。


■組織の中でも差がある

これは仕方ないと言えます。

むしろ、差がないと個性のない集団になってしまうので、ぶっ飛んだ人は勘弁願いたいですが、ある程度は許容できるはずです。

信頼度の違いはコミュニケーション力や、仕事の出来不出来に左右されます。

仕事の出来不出来は、見る角度によってかなり差が出てくるものだと思うので、手っ取り早く信頼を高めるならコミュニケーション力を向上させるのが1番の近道です。

差があること自体は問題にはなりません。
が、リーダーとして考えた時には少し気を付ける必要があります。


■信頼のボーダーラインに注意する

チームで一番信頼がある人が基準になってしまわないことが重要です。

この状態になるとチームとしては歪みが生まれます。
信頼っていうのはあくまで他人評価なので、他人から見た時にどんな風に見えているかというのを気にしないと、一番信頼がある人が基準になってしまい、それ以下の人があたかも「信頼のない人」になってしまいます。

絶対的な評価でないといけない部分が、相対的な評価になってしまうと、本当はできるのに、ちゃんとした評価が受けられないということになります。これは理想論なんですが、ここを追求しないといけないのもまた事実。

ちなみに学校教育も昔は相対評価でした(僕は数学100点だったのに、なぜかお気に入りの生徒ばっかり評価する先生だったので5段階で4の評価でした・・・あとは体育も…とか言い出すと止まらないのでこの辺で割愛)

このような状況はあまりよくないんです。なぜかと言うと、
ひいきだの、ぶりっこだの、不毛な議論になりやすいところなので。

ここで、リーダーとして出来ることは対外的に「このチームは信頼できる」とアピールすることです。

これはリーダーが信頼されていることが条件ではありますが、自らチームをアピールすることで「あの人が言うんだから間違いない」という状況を作り出すことができます。

(*信頼されていない人がリーダーの場合はもっと違うアプローチが必要です)


■チームの信頼は総合力だ


個人の信頼がチームの信頼に直結するってことは、ここまでの説明でなんとなく理解されたことと思います。

が、実はこれでも足りません。

いくら個人に信頼があっても、その信頼度をチームに集約するのがリーダーの仕事です。

一番わかりやすいのが「カスタマーサポート」かなと思います。僕のいる医療業界では「結果問い合わせ」とか「疑義紹介」とかって言うんですが、つまりはお問い合わせのことです。

全員の信頼度が同じだと仮定して、AさんとBさんの対応が違ったとしたら、チームとしては信頼に欠けてしまいます。

チームとしては信頼度を結集して、形作る必要があります(つまりは全員の対応を統一しないといけないと言うこと)

これはあくまでひとつの例ですが、あくまで個人の信頼度がベースとしてあって、その上でどう積み上げたり、変形させていくかが、リーダーの仕事です。


***

具体的にこうすればいい、ああすればいいと書いたnoteではありませんでしたが、イメージはできたかなと思っています。

そのイメージがないとチーム運営はなかなか難しいものがあります。

今回書いたことはあくまで僕が医療業界で働く上で感じたこと、考えていることなので、業態によってはもっと違った見方になると思います。

ぜひ自分なりに考えて、落とし込んで、実践してみてください!

今日はここまでにしておきます。

また明日の投稿でお会いしましょう。

だぴてぃ先生でした😌



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