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度重なる夫からのモラハラ

回収できるかどうかはともかく、慰謝料を請求するための根拠として、夫からのモラハラをまとめて弁護士に送らねばならない。

弁護士曰く、怪我をした診断書、録音録画などがあるとベストらしいが、ない場合は日記なども資料になりうるらしい。

私の場合は、いくつかの録音データと心療内科の診断書、それから思い出し日記を提出することになった。あった出来事を提出する際は、可能な限り日付をつけることが重要とのこと。


2016年3月12日

不妊治療や今後の生活や収入、仕事などについて話し合う。夫に、今日こそ逃げ出さないで話すよう求めたところ、激昂して壁やドアに穴を開け、サーキュレーターを蹴り上げて壊された

物を壊したことを咎めると「今、お前のことを殴りたい衝動を必死で抑えてるが、次はお前の番だからな」と脅された。
この時開けた壁やドアの穴を、賃貸物件退去の際、夫が自費で直すと約束していたが、直さず、私が費用を捻出した。

2017年2月〜6月

仕事のトラブルで鬱と診断され、私が傷病休暇に入った際「仕事もしないで休んでばかりでいいな」と嫌味を言われた。
また「ウチは実家が八百屋なので、怪我をしようと病気になろうと働かないということがあり得なかった。鬱というのは言い訳で、働かないのは怠けているだけだ」と言われた。そして、早く仕事復帰もしくは転職するよう催促された。

心療内科医から、病気の回復に家族の理解が必要なので、夫を連れてくるよう言われ、病院への同行を求めたが「俺が1回行くことで病気が治るなら行くが、そうではないのに行かねばならないのは時間の無駄なだけだ。家にいて時間があるのに、家のこともできない、仕事も探せない、サボっているだけの人間のために俺の時間を使わなければならない意味がわからない」と、断られた。

傷病休暇で働くこともままならない時も、夫と私の老後のために積み立てている貯金(毎月6万円)を続けるよう促された。私は積立の他に、生活費捻出のため、結婚前に貯めていた貯金を切り崩して対応した。

私が傷病で働けないときですら、生活費の援助をしてくれたことは一度もない。にもかかわらず、自分が金銭的に苦しくなったら家を売って妻を追い出し、その上、妻から生活費をせしめとろうとは、どのような了見なのだろうか。

2018年2月14日

私が交通事故で病院に収容された際、その旨連絡したところ、見舞いに来るでも迎えにくるでもなく、気晴らしすれば良いと、おもしろ動画が送られてきた。

体調不良時の対応

私が体調不良で先に休ませて欲しいと頼んだとき「俺のメシは?」と言われた。作るのがしんどいので、食べて帰宅するか、何か買ってきてすませて欲しいと頼むと、自分のもののみ買ってきて食べていた。

不妊治療について

検査の結果、夫の方に問題があり、自然妊娠が難しいことがわかり、不妊治療に移行。夫は不妊治療に非協力的だっただけでなく、夫は実家にその事実を伝えておらず、帰省のたびに夫の家族から嫌がらせを受け、そのときも庇い立てなどしてくれることはなかった。

■ケース1
帰省したら義母にテーブルの上にある“妹の卵子をもらって出産成功”という新聞記事を読むよう言われ「あなた、妹さんに子ども3人いたわよね?あなたも妹さんに卵子もらったらどう?」と言われた。

■ケース2
夫の姪に子どもが生まれたことを受け、義母に「姪っ子にもう1人子どもを産んでもらって、その子を育てれば良いじゃない」と言われた。

■ケース3
「あなたが買ってきた手土産はいつも食べないの。だから、近所にいつも私が世話になっている友だちに持っていって、長男とその嫁として挨拶に行ってちょうだい」と近所の人のところに東京土産を持って行かされた。

義母と夫と、近所の人のところに挨拶に行ったら、義母は「この子たち、子ども作らないのよ」と言い出した。義母の嘆きを受け、近所の人は、初対面にもかかわらず、私と夫に子どもを作らないことはいかに悪であるかと説教をした。

あまりに理不尽だったため、私が不妊治療中であることを告げた。すると、子どもができない原因は私であると決めつけて1時間半に及んでその見知らぬおばさまと、義母から責苦を受けた。その間、夫のフォローは一切なかった。

■ケース4
義姉から「私には子どもも孫もいるので、不妊はうちの家系の問題ではない」と断罪された。

……これらケース1〜4の出来事について、夫に「あのようなシチュエーションでは私を庇ってほしい」旨を話したところ、激昂され「母親は変えられないけど、嫁は変えられるんだよ!」と怒鳴られて、家出された。

起業関連

夫は5年ほど前に、何の相談もなく急に仕事を辞めてきた。起業してSE(システムエンジニア)としてやっていくという。

私も以前はIT関連企業に勤めていたので、夫婦は運命共同体で助け合って高めあっていくものだと思うから、できる限りバックアップしたい旨申し出た。

すると「俺よりも経験の浅いお前に助けてもらわなければならないっていうのか? バカにしてるのか? お前の口から“家族”とか“夫婦”という言葉が出ることすら腹が立つ」と激昂して家出された。

家のローンについて

・2023年5月末時点でローン返済額は「毎月12.5万円」と言っており「このまま住み続けたいなら、ローンの半額の6〜7万円を払え」と言ってきた。

しかし、実際のローン返済額は6月8日に64,363円/月であることが判明した。

ローン残高の半分を支払うことが居住条件であるなら、夫に支払う金額は32,182円である。この差額をせしめようとしている意図はなんなのか。

その他

・私が死亡した際の生命保険金受取人は夫だが、夫が死亡した際の生命保険金の受取人は義母である。

・仕事の状況や収入を尋ねるたびに激昂し、家出する。

・「早く出ていってくれ。物件がみつからないというが、ウィークリーマンション借りて、荷物はトランクルームに預ければいいだろ」と、即時退去を求められた。

・一方的に離婚をしてほしいと言ってきたにもかかわらず、話し合いから逃げ、最終的に荷物をまとめて私が仕事に行っている隙に失踪した(同居義務違反)。


……こんなところか。

これだけのことをされているにもかかわらず、取れても慰謝料は20万〜30万円だという。

「男遊びをして感染した」と発言した歯科医師が“コロナハラスメント”認定され、静岡地裁で112万円の損害賠償を命じる判決が出された。たったその一言で112万円の支払いが命じられるのに、夫のモラハラ、姑のマタハラはなぜ20万〜30万円にしかならないのだろう。

法律は弱者を守るためにあるというけれど、判例に縛られて本当に守るべきものが守れていないように感じる。

あぁ、神様。どうかうまく行きますように。

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