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【感想】プロコフィエフ本人のピアノ演奏による『ピアノ協奏曲第3番第一楽章』を聴きました(906文字)

ラジオの『名演奏ライブラリー』で、プロコフィエフ作曲者本人のピアノ演奏による『ピアノ協奏曲第3番第一楽章』を聴きました。

プロコフィエフ作曲の『ピアノ協奏曲第3番第一楽章』は、私の好きな曲の一つで、エフゲニー・キーシンさんのピアノ演奏によるものを、たびたび聴いています。

エフゲニー・キーシンさんの、この曲での、硬質的なピアノの音と、技術の高さからくるゆとりと、神秘的な曲としてピアノを弾いていると思われる表現力が好みです。

プロコフィエフ本人が演奏した曲を録音したものがあるとは知りませんでした。

楽しみに聴いてみました。

プロコフィエフ作曲の『ピアノ協奏曲第3番第一楽章』の演奏では、プロコフィエフは、私がこの曲ではこれまで聴いたことのないようなアップテンポで、跳ねるように演奏していました。

私はピアノ演奏の実施の技術的なところはわからないし、録音技術の差もあるかもしれませんが、キーシンさんの演奏に比べて、表現力よりも技術力の目立つ演奏の仕方に感じました。

好みの違いはあるかもしれませんが、やはり、作曲者本人の演奏は、その曲がどういう想いのもとに創られたか感じられるし、実際に、プロコフィエフの演奏が上手なので、興味深く、面白かったです。

何より、プロコフィエフ本人の演奏を聴けるなんて思っていなかったので、感動しました。

今日の『名演奏ライブラリー』は、プロコフィエフの作品をプロコフィエフがピアノ演奏した曲と、他の作曲家の作品をプロコフィエフがアレンジしてピアノ演奏した曲と、プロコフィエフが指揮したプロコフィエフの曲の放送でした。

朝の忙しい時間帯の放送だったため全部は聴けていないし、作業しながら聴いたものがほとんどですが、とても面白かったです。

プロコフィエフの作品を本人の演奏で聴けたのも良かったし、これまた好きな曲のリムスキー=コルサコフ作曲の『シェエラザード』のピアノ演奏も面白かったし、プロコフィエフ作曲の『ロメオとジュリエット組曲第2番』を指揮した曲も他の人の指揮したものとはちょっと違った趣きで面白かったです。

『聴き逃し配信』でまた聴いてみたいです。

『名演奏ライブラリー』さん、ありがとうございました。


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