戸魚

あんまり吟味せず書くところです|もうちょっとしっかりした置き場所: https://s…

戸魚

あんまり吟味せず書くところです|もうちょっとしっかりした置き場所: https://slib.net/a/11332/

記事一覧

そこにいました

あの山で人がしんで しろい花弁の振りつもる 乾いた晴天 ひとり ひとり ひとり また もういな…

戸魚
1か月前
1

青いまちと電車

私と 電車でかえろうね 都市は青く光って これから今日のおしまいに向かうもの でも ちょっ…

戸魚
2か月前
1

cottage

小別荘 子どもの裸足が 夜露にぬれる 背の低い草を ふんでは 翠髪、 山は煙る とおくから流…

戸魚
3か月前

き・みの背骨に花がさく

き・みの背骨に花がさく 囲い・籠め温室の底で 苔むしていく踝をかかえ 宙天は閉じられる あ…

戸魚
3か月前

ほんとうにただの夢日記

(やっぱりわたしは夢が好きだよ ネエ)  下町そしてサイバーパンク わたしはわたしでおんな…

戸魚
3か月前
1

かき集めて、焚き上げる

 祖父が庭先で落葉を燃している。それがなにか、催しごとのように思ってわたしは遠まきに見て…

戸魚
6か月前

泥土梨夢

水が降ってくる 夜想(野草) 森の奥から 呼び声 it calls your life or タイを正して この…

戸魚
8か月前
2

嵐、台風、窓の外について

窓外は嵐の海 Ⅰ 嵐の底 閉ざされていること ここから先にも、あとにも、なにもないことは…

戸魚
8か月前
1

母とむすめの幻視

母子は市外の小さな資料館、 あるいは公民館のワークショップ、休日の、ひとのいない遊園地。 …

戸魚
8か月前
2

祈れ、一条の存在のまま

 いろんなことができず、いろんなことができている。できた事なんか、私たちのこころには残ら…

戸魚
9か月前

MY LITTLE 2000s

オホーツクの凍る海のむこうで それは流れている 音楽 沈みゆく惑星の環がかつての 虹色だった…

戸魚
9か月前

いくつもある橋

「攫われないようにね」 紅い波に つれていかれるよ いつでも待っている いくつもの手をのば…

戸魚
9か月前

慮ろうか

蔦 廃墟(そのあとの、世界) 生活の痕跡 時間の痕跡 痕跡、あったことの そこから流れ出…

戸魚
9か月前

帰れたり、帰れなかったり

 私が受け取った主題の距離が近いので、歩いて帰ろう(斉藤和義)、Bob Lennon(浦沢直樹)、…

戸魚
9か月前
2

間隔、あるいはparade

学生のころ書いた短篇の一部 供養です  液体はそうしているうちにも、机上に広がっていく。…

戸魚
9か月前

それで、合ってる?

過ぎ去った 夏だけが 私たちのあいだに横たわる 夏について いつも語るのはここにない夏のこ…

戸魚
9か月前

そこにいました

あの山で人がしんで しろい花弁の振りつもる 乾いた晴天 ひとり ひとり ひとり また もういな…

戸魚
1か月前
1

青いまちと電車

私と 電車でかえろうね 都市は青く光って これから今日のおしまいに向かうもの でも ちょっ…

戸魚
2か月前
1

cottage

小別荘 子どもの裸足が 夜露にぬれる 背の低い草を ふんでは 翠髪、 山は煙る とおくから流…

戸魚
3か月前

き・みの背骨に花がさく

き・みの背骨に花がさく 囲い・籠め温室の底で 苔むしていく踝をかかえ 宙天は閉じられる あ…

戸魚
3か月前

ほんとうにただの夢日記

(やっぱりわたしは夢が好きだよ ネエ)  下町そしてサイバーパンク わたしはわたしでおんな…

戸魚
3か月前
1

かき集めて、焚き上げる

 祖父が庭先で落葉を燃している。それがなにか、催しごとのように思ってわたしは遠まきに見て…

戸魚
6か月前

泥土梨夢

水が降ってくる 夜想(野草) 森の奥から 呼び声 it calls your life or タイを正して この…

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8か月前
2

嵐、台風、窓の外について

窓外は嵐の海 Ⅰ 嵐の底 閉ざされていること ここから先にも、あとにも、なにもないことは…

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8か月前
1

母とむすめの幻視

母子は市外の小さな資料館、 あるいは公民館のワークショップ、休日の、ひとのいない遊園地。 …

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8か月前
2

祈れ、一条の存在のまま

 いろんなことができず、いろんなことができている。できた事なんか、私たちのこころには残ら…

戸魚
9か月前

MY LITTLE 2000s

オホーツクの凍る海のむこうで それは流れている 音楽 沈みゆく惑星の環がかつての 虹色だった…

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9か月前

いくつもある橋

「攫われないようにね」 紅い波に つれていかれるよ いつでも待っている いくつもの手をのば…

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9か月前

慮ろうか

蔦 廃墟(そのあとの、世界) 生活の痕跡 時間の痕跡 痕跡、あったことの そこから流れ出…

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9か月前

帰れたり、帰れなかったり

 私が受け取った主題の距離が近いので、歩いて帰ろう(斉藤和義)、Bob Lennon(浦沢直樹)、…

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9か月前
2

間隔、あるいはparade

学生のころ書いた短篇の一部 供養です  液体はそうしているうちにも、机上に広がっていく。…

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9か月前

それで、合ってる?

過ぎ去った 夏だけが 私たちのあいだに横たわる 夏について いつも語るのはここにない夏のこ…

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9か月前