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KBオヤジの入院記

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二度目の入院、退院後からと思っていたけど、リハビリ入院中にはじめることにしました。 ある日突然何らかの理由で入院、短期間で済まなくなったら・・・。 誰にでも起こりうることをどう…
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2022年1月の記事一覧

『日常の中で』

『日常の中で』

2022年の最初の一ヶ月が経過。
退院してから一ヶ月少々。
期間としては、あっという間だけれど感覚の回復、身体的回復、社会的回復などなど、入院中に思っていたのと違ってなかなか進みゃしない。
気にしていないつもりでも、心のどこかで、頭の片隅に焦りの気持ちがいつでもざわついてるものなのだよね。
社会的に余裕があって、立場も確立していたのならまた違った感情が、渦巻いていたのかもしれないけれどそんなことは

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『毎日の散歩』

『毎日の散歩』

毎日、歩くことで体力回復などになると歩いています。
ジョギングの様にコースを決めて、歩いているわけじゃないので、その日の調子や気分で、その距離など内容が変わる。
そのせいか、帰ってくると思ったより疲れていたりすることがある。
今日はそんな日なのか、眠くなるわ、やる気が落ちるわであった。
自己管理と言えば、それまでだけれど、回復を一人で急ぐとあまり良いことにならないかもしれないね。

続く・・・

『百均グッズ』

『百均グッズ』

これまで入院していた間、放っておかれていた部屋や体力の回復などを主に気にして行っていました。
実際、階段移動や歩く時の体力など、実感しています。

退院丸一ヶ月を過ぎたところで、手のリハビリとしてやっていたことを思い出して、ビー玉とおはじきを買い込んできました。

おはじきは主に物を摘む動作の為、ビー玉は手のひらに複数個を一つ一つ握り込んでいったり、一つ一つ手のひらから落としていく指のコントロール

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『よろめく』

『よろめく』

自宅療養中にやっていること。
ゆっくり休んだり、リハビリをするのが筋かなぁと感じたりしますが、学べそうな動画とかを見ていることが多い。
学べているかは、別の話しですが・・・。

そんな形もあってか、余計な力を身体にかけないようにするとか、立ち上がる時の手順を意識するとか、身体の動きやその時感じる身体からの痛みや違和感などのフィードバックを意識しています。
病院でのリハビリの時も同様にしていて、より

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『洗濯』

『洗濯』

大人の一人暮らしでも、毎日ではなくとも最低でも週に一度は、しないと冬の時期でもたまるばかり。

我が家の洗濯機は、入院期間に放っておいたこともあってか調子が悪い。
でも、ありがたいことに近所にコインランドリーがある。
行く度にお金はかかるが、乾燥機もあるから特にこの季節には、とてもありがたい。

しかし、我が家はアパートの二階。
作りが古いこともあって、角度がキツく幅も狭い、そのうえ踏み幅も狭い。

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『療養期間』

『療養期間』

今日も、10000歩ほど買い物こみの散歩を行った。
自分では、普通に歩いているつもりでも歩みは遅いようで、稀にギリギリまで後ろから接近している人などがいるので、実際に遅いのだなと感じる。

入院前もほぼ毎日、10000歩以上は歩いていた自負はあるから同様にしてしまうけれど、かかる時間も使われる体力も随分と増えているようで、時折疲れがどっさりとやってくる。
どうしようもなく、眠くなる時があるのは多分

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『気にしてること』

『気にしてること』

入院中もそうだったけれど、人の助けを受けることを躊躇する様に私もそうだけれど、多くの人がなっている。
下の世話なんて、分かりやすいし、ちょっとしたことで手助けをしてもらうことにどこか抵抗感がある。
夜中にトイレに行きたくなってナースコールを押すなんて、入院当初は特に抵抗感があった。
聞くところによると、看護師の方々もそのことに戸惑いを感じることが多いらしい。
日本人だからなのかなぁ。

今は、退院

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『サポート』

『サポート』

退院して、一ヶ月が過ぎてようやく自分の感覚が戻ってきた気がしてきたのはいいけれど、それは気持ちだけで、状況は殆ど変わってないんだよなぁ。
リハビリや学びだけやっていたいところだけど、そんなわけにいくわけがない。
面倒、好きじゃない、そんなことを思っていても、関わらないわけにいかないんだよね・・・。

公的サービス、福祉は存在するけれど、明確に不自由なこととかが、認識され難いと対応が鈍いように感じて

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『退院でリハビリは終わりにあらず』

『退院でリハビリは終わりにあらず』

脳梗塞になって、身体機能に不具合が出て、不具合の原因を解消して、脳梗塞になる以前に向かって回復を図っているのが、今の私の状態。
この流れの中で、共通するのが"リハビリテーション"。
通常、"リハビリ"と言ってますよね。

印象として、多くの人にとっては、思うように動かなくなった身体を動くように訓練するというようなイメージが強いのだろうなと思っています。
自分が、当事者になる前は、同様のイメージを持

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『退院後に思うこと』

『退院後に思うこと』

退院してから以前よりリアルに思うのは、何らかの病気になって入院して退院したら良かったねで終わり。
そう思っている人、特に自分がそんな目に遭ったことがない人ほどそう思っている様に思えます。
病気だけではなく、怪我も同様。
当人も周りも同様。
退院の状態にもよると思うし、入院中の状態にもよるとは思うけれど、退院後って結構重要だと思う。

一つは、入院中ではカバーしきれないリハビリを退院後の日常で行うこ

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『日常の中で』

『日常の中で』

脳梗塞が原因で、一度目は約10日間、二度目は約五ヶ月入院。
二度目の現在は、退院して日常を送ることが主なリハビリとして毎日を送ってる。
有難くも私の場合は、目立った後遺症無く二回ともほぼ回復して退院に至っているけれど、それは外から見ての話し。
二回目の今回は、見た目からは分かりにくい健常者とは異なるものがある。
そんなことは、入院前の私と関わっていたなら気づけるかもしれないが、そうでなければ無理ら

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『傍に暗闇』

『傍に暗闇』

一人暮らしで、人との繋がりも僅か、復職もなかなか実現されず、出ていくものばかりで、入ってくる気配を感じられない状態に半年も入院するとなるようです。
昨今で言うところの自業自得と言われればそれまでですが、家族など身近な人に気づかぬうちに助けられてるられてるのではなかろうかと思います。
言わなくてもとか、言葉とは裏腹にとか、当事者が素直に発信しないことが、大病を患うと尚のこと起こりやすくなるように思い

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『講演会』

『講演会』

退院後、最も自宅から遠い場所へ電車を乗り継ぎ講演会へ。
移動距離も長かったが、人の流れが多い時間帯の移動。
多人数の中で、長時間話しを聴くといったことも退院後初のこと。
椅子に真っ直ぐ座って聞いているつもりだったが、気がつくと左に少し倒れる様に座っていた。
自分では、そんな感覚全く無かったのだけどね。
多分、身体のどこかをかばっているのだろうが、それが何処なのか今のところ分からない。
こんなところ

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『環境』

『環境』

突然の様に疲労感がやってきて、眠らずにはいられない時がやって来る。
いつもより歩きすぎているとか、そういうことでもない感じである。
体力が戻っていないからであろうか、精神的なことなのだろうか。
眠い上に寝ていたい、何もかも放り出したいという感じ。
退院した後、どんな環境にいるかはリハビリにとって重要だと感じる。

続く・・・