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『傍に暗闇』

一人暮らしで、人との繋がりも僅か、復職もなかなか実現されず、出ていくものばかりで、入ってくる気配を感じられない状態に半年も入院するとなるようです。
昨今で言うところの自業自得と言われればそれまでですが、家族など身近な人に気づかぬうちに助けられてるられてるのではなかろうかと思います。
言わなくてもとか、言葉とは裏腹にとか、当事者が素直に発信しないことが、大病を患うと尚のこと起こりやすくなるように思います。
時には、お節介や余計なことと言われたりするようなことも言ったり、やったりする必要があるのかもしれません。
こうして一人でいると、ネガティブな方向へ思考が、渦を描くように沈んでいきます。
思う通りにいかないことに、とてもいらつきやすくなり、何もかも投げ出したくなります。
そこから、立ち直って回復していくには、時間がかかる、焦らずに毎日をその日を生きることだと先人達は言います。
はいそうですねと、当事者はすぐに考えを改めることは、なかなかできません。
そんな状況の中にあって、何かが落ち切ることを足止めしてくれている気がします。
それが何なのか、よく分かりません。
入院初期の頃にもあったと思うのですが、"それ"は何なのだろう・・・。

続く・・・

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