自分より終わってる人、結局そんないない
最初に、この記事での「終わってる」の定義は表面的なステータスの話ではなく「気の持ちよう」、という意味で書いている。
見た目、社会的地位、資産の量、だとかそういうことが言いたい訳ではなく、”どれだけ人生へ希望を抱いているか”みたいな、そんな感じ。
もっと具体的に深掘っていく。
各種SNSで自分のようにメンタルの不調を起こしがちだったり、HSPとか、生き辛さを抱える人、と呼ばれるであろう人達の存在がしばしば目に入るわけだが、一つ思うことがあって。
皆結局、なんやかんや普通の人として生きていけてるんだな。
確かに人見知りだったり、HSP気質だったり、色々生き辛い部分はあるのかもしれないが、普通に友達がいて定期的に遊びにいったりだとか。
普通にコミュニケーションを取って、例えばネットで知り合った人と実際に会って遊んだり、だとか。
別に家族と不仲、とかいうわけでもなく。
日々の小さな楽しみを見つけて、絶望に囚われているわけではなく、普通の人として生きている。
自分は表面上、初対面の時だけは普通の人間のようにギリギリ振る舞えるが内心はずっと緊張しっぱなしだし(多分バレてる人にはバレてる)、純粋に人との交流を楽しむ余裕などがない。
友達と呼べる存在は、一応いるにはいるがもう何年も会っていない。まぁいないようなもんだ。
「あぁ、同じ生き辛さを抱える人間でも、自分とは違うんだろうな」
と、浅いようで深い溝を感じる。
生き辛さは感じているけど、自分のように本気で希死念慮に苛まれたり、自殺が未遂に終わり失敗したりとかは多分無いんだろうな、とか。
(別にもっと苦しんで然るべきとか言いたいわけではないよ)
同じ生き辛さを感じる人間の中でもやっぱり自分は最底辺なんだな、って思った。
無理してる人も中にはいるんだろうけど、それでも少数派な気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?