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幸福は才能を殺す

主にクリエイティブな分野において、才能がある人間は不幸な人間であることが多いと感じている。
不幸が才能を育て、幸福は才能を殺す傾向にあるんじゃないかと。
幸せな環境にいると考えやアイデアが普遍的になるから、だと考える。

ゴッホ、太宰治とか分かりやすいが、現代人で言うと例えば

米津玄師
この人は自閉症と鬱病、親と不仲で、暗い人生を送ってきた人。

avicii
海外の超有名DJ。
大成功するも繊細な性格で28歳という若さで自殺した。

ぷす
「ツユ」というバンドの作詞作曲。
最近10代の女子と無理心中しようとして逮捕されたので名前だけ知ってる人もいると思う。
この人のXの投稿で凄く共感したことを覚えている。

もう一つ例として、加藤純一という配信者がいる。通称うんこちゃん。

この人は元々超絶ブラックの病院勤めでヤバイ環境にいた人。
だからこそこの人の生放送はとんでもなくダークで尖っていて、面白かった。

でもこの人の最近の配信は、まぁ面白いと言えば面白いが昔に比べて正直劣化した。
配信者として成功して、幸せになったからだと思う。
気づけば誘い笑いと大声を出して勢いで押し切る笑いのとりかたになっていた。

嫁と一緒にエイペックス配信みたいなヌルイ惚気配信は、全盛期の加藤純一なら絶対やってないと思う。

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前の記事で私はお笑いのようなものをやっているということを書いた。
笑いの才能が自分にはあったらしく、動画・画像・文章・大喜利を用いて、ありがたいことにそれなりに多くの人から高い評価をもらえていた。

でも内容はわりとダークというか尖ってる?笑い。
説明が難しいけど万人受けはしない。

こういうのって、自分が幸福な生い立ちならできなかったことなんだろうなって思った。
じゃあ自分の生い立ちが気に入ってるかと言われればNOだが。

思い返してみれば、クラスの明るい陽キャラに面白い人は全然いなかった。

クリエイティブ面で才能がある人は根暗かどこか捻くれていることが多い。

幸福なのは良いことだし否定する記事ではないよ。





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