見出し画像

合理的配慮は土壌づくり

職場での障害者への合理的配慮。
これは障害者差別解消法に
書かれている文言である。



障害者は弱者で
障害者は配慮の受け手だ。
という解釈も
世の中にはあるみたい。



私は世でいう障害者に当たるが
合理的配慮については
障害の有無とか
カテゴリーにかかわらず
全ての人が等しく享受できればいいな
と思う考え方だ。

障害があってもなくても
本人と職場との間に
相互理解は必要だし
お互いに配慮や思いやりが
必要だと思うからだ。



一方で
私がこのような考え方を持てること自体
私は恵まれているんじゃないかとも思う。



世の中にはきっと
障害者へ合理的配慮を
明記した法律がなければ
苦しい思いをしてしまう障害者が
いることも事実なんだと思う。



そういう方々にとっては
この法律は
対等な雇用関係を実現するための
話し合いに参加する権利になるんだ
と私は思う。



それに
この法的な枠組みは
対等な雇用関係の実現に向けて
社会全体で意識を高めていければと
期待されているのかもしれない。



障害者もそうでない人も
等しく職場に適応し
等しく職責を果たしていく。



障害者もそうでない人も
互いの違いを
理解し受け止め合い
配慮し合っていく。



それを実現する土壌づくりが
障害者差別解消法なのだと
私は思う。