見出し画像

1on1ミーティングの道具箱 - プロのメンターが1on1のヒントとコツを紹介する 新シリーズ 近日公開! 道具=意味 目的 ラポール 関わり方 テーマ 進め方 スキル


1on1 のヒントとコツをプロのメンターが1つひとつ紹介していく「1on1 ミーティングの道具箱」 新シリーズは4月後半からスタート予定。継続的に結果を出していくには、粘り強さが必要です。この記事を読む「3分ルーティン」をご一緒に続けながら現場で実践していきましょう。


1on1ミーティングとは


1 on 1 ミーティング オンライン(イメージ)

定義


上司と部下が1対1定期的に行う対話の時間、場


目的


上司と部下の信頼関係づくり
部下の個人としての成長


不可欠なこと

ラポール(話し手と聴き手の間に築かれる信頼関係)
心理的安全性


なぜ「1on1ミーティングの道具箱」シリーズを
やりたいのか


なぜやりたいのか?


現在、管理職対象のプロのメンターとして対人援助を生業にしているきっかけは集合研修やワークショップでは一人ひとり違うニーズに対応しきれず
取り残される個人がある
こと。


全事業体の組織変革/業務改善プロジェクトの社内コンサルタント時代、
プロジェクトリーダー/マネジャーを養成し
全プロジェクトを推進している最中、6割強のチームが
人間関係の問題で空中分解してしまったり、目標達成まで至らない
こと。


これらの経験から
事業面の課題を解決し、継続的に目標を達成するためには
一人ひとりとの信頼関係の下、対話の時間や場をもち
問題を共有し
心理的安全性を保てる組織づくりが必要
であり、
1on1は有効な役割を担っていると言えます。


目が回るほど変化していく環境や方針の中
通常業務と管理業務で多忙を極めるリーダー/マネジャーの方たちにとって
1on1を始めやすく、継続しやすくできる
少しでも支援になればとの想いから企画し、
伴走するためにシリーズ化を決めました。


誰のどんな課題を解こうとしているのか


誰の?


誰の?


導入している職場で実践中のマネジャー

まだ導入していないが、避けたいマネジャー

まだ導入していないが、必要を感じているマネジャー


どんな課題?


どんな課題?


導入している職場で実践中のマネジャー (例)

自分の考え方のクセやコミュニケーションのクセが出てしまう
・ラポールがなかなか作れない
・傾聴が難し過ぎる
どんな質問をいつすればよいか分からない
部下が本音を話さない
・テーマが決まらない
・やり方、進め方が分からない
フラットなコミュニケーション
苦手な相手への対応
異性や年齢差のある部下へのかかわり方
メリットが実感できない


まだ導入していないが、避けたいマネジャー (例)


忙しい
・面倒くさい
・興味、関心がない
・無駄
苦手
・過去の経験からネガティブなイメージ
・部下としても受けたことがないから見当もつかない


まだ導入していないが、必要を感じているマネジャー (例)


個人的にでもすぐに始めたい
社内/外への強力なポータブルスキルの1つにしたい


効果は?役に立つのか?


どのように効果が? どのように役に立つのか?


1on1の効果 

(例)

コミュニケーションの壁が解消
・信頼関係の構築
チームワーク醸成
方針や意思決定上の誤解が生じにくくなる
報連相の頻度と質のアップ
問題解決ノウハウやスキルの伝授
・長時間労働の是正
モチベーション向上
・主体性/自主性/自律 醸成(成長の喜び)
・評価査定後の不満減少
・メンタルヘルス予防、管理、対応
・突然の退職減少
ダイバーシティ


「1on1ミーティングの道具箱」シリーズは
どのように役立つのか?


1on1 ミーティングへのヒントとコツが詰まった道具箱


すでに1on1に関して多くの実践的でパワフルな書籍/記事を
手軽に読めますし、研修も盛んになってきています。

差別化のためか書籍には新刊になればなるほど、
家電が多機能化していくようにいろいろなノウハウやスキル
の紹介が増えています。

対人援助職のプロでもなかなか消化しきれないほどではないかと
見受けられます。

スキルをたくさん増やしていくのも大切ですが、
まずその土台を造るためにも
ラポール形成や円滑なコミュニケーションの
妨げになるかもしれない
自身のコミュニケーションのクセや考え方のクセを理解し
もし必要ならば修正や解消から始めた方が効率的かつ効果的です。

1on1は効果は確かですが、「ローマは一日にして成らず」のとおりで
粘り強さと忍耐も必要です。

継続しなければ水泡と化します

部下は一人ひとり、個人の抱える問題、性格、得手/不得手、
成長のスピード、目標や夢も違います

もちろん個人差はありますが
メンタリングでも信頼関係をしっかり構築できるまで
3ヶ月必要なケースが多い
です。

不慣れな1on1の場合は、3ヶ月から6ヶ月は居心地が良い
時間と場とは言えないかもしれません。

対話のスキルも筋肉のように毎日動かさないと痩せて退化してしまいます。


対話のスキルは筋肉のように日々動かす必要がある


自身の思考やコミュニケーションのクセを理解する
ラポールを形成する
1on1を立ち上げ粘り強く継続する
一人ひとりに合わせる
スキルを日々実践する

上記の5点に役に立つヒントとコツをご紹介していきます。


トレイルランニングのような
山あり、谷あり、紆余曲折ありの
部下との対話を継続して成功させるため
「1on1ミーティングの道具箱」のヒントやコツを
シリーズでご紹介しながら、日々の実践を応援しながら
伴走
していけたら
😄幸いです。


長距離の伴走


with all of my thanks and friendship

# 1から# 5まで英語版記事を同時公開予定



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?