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効率がアップすると困る - 参照点依存症① +

 業務の省力化が実現した後には、その当事者に「反作用な影響力」が否応なく降りかかるようです。

 会社での業務💻に限らず、個人事業でも、その他の無償労働に至るまで、概ね共通して当てはまる【心理特性】があり、

それの認知と意識を高めないと「総じてあまり成果に繋がらない」

という話をしたいと思います。

 

 それは、『効率化により仕事が従来より短時間で片付く場合に、人は、元の「予定時間」を埋めるべく、仕事を膨らまそうとする』ということです。

  つまり、もし暇になるとやらなくてもいいことをやろうとする、空白があると埋めたくなる、という心理現象です。これを『パーキンソンの法則』といい、日頃、業務改善/合理化を職務にしていて、そう簡単には払拭できない障害があることを当方は痛感しています。

 特に、部下の仕事ぶりを管理監督する立場の人は、「ご自分は分かっている」という自負があっても、足りないということはないので気に留めておいてください ---
メンバーの面々は、
◆【これは肝心だから漏れなく実行せよ】と言っても完遂しない
その割に
◆【それは不要だから≒ムダだから 中止せよ】と指摘してもなかなかやめない。個人で構築した思い入れが強く蔓延っているためです。

 そうして、とにかく、「仕事をやっているように見せる」のが得意なのです。

 

 あなたは「楽をすること」が心底好きですか?追求できていますか?

”効率化”への評価は
その壁を越えたかどうか

にあります。

 

 

 

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