「感謝しかない」強調フレーズのデザイン
おそらく近年になってから、耳にしがちになってきた話し言葉の一つに『感謝しかない』があり、なんだか気になっている当方です。
流行り言葉の一種にすぎない(≒近い将来は聞かなくなる)のかもしれません。だとすれば本稿はいずれ”廃れ”ますね😵
あなたにとって、このセリフは馴染みがありますか?
なにかしら違和感の類を持たれていますか?あるいは、
ご自分も時々発していますか?
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
この語彙に免疫が無い人にとって、どのようなニュアンスに聞こえるのでしょうか?
「~しかない」という限定表現は、基本的にはマイナスイメージですよね?〔ある〕〔ない〕。
「有ってほしい何らかの要素が無く、それ以外の別のものだけが有る」事例こそが、『~しかない』。
それを、ここでは、良好度について絶大な強調表現と化している(≒極めて感謝している、の意思)ようなのです😲
どうやら、あくまで、【『感謝しかない』というセットもの】のようです。
でも、【これを「限定」することで「強調」になる】のでしょうか?
尊敬の念とか、別のものもあるでしょ?
それは無く、感謝”だけ”なのですか?
あるいは、な~んにも考えてなくて、例の『~みたいな』をやたらと付けるタイプの人のように無意識に言うようになってしまっていないか・・・
~陳腐化していることになるのでチグハグ…
ただ本件に関して気掛かりなのは、勉学が出来る人も使ってしまっているように見受けられるところ😫
一説がありました💡
(以前?)「~しか勝たん」という流行り言葉があるらしいですね。『それが一番☝』という感じのもの。
それの派生語なのでしょうか?🙄
「~しか勝たん」が”発明”され流行るのは充分寛容的になれますが、『感謝しかない』の方はどうもスッキリしない… 本質的なこの違い、貴方はお分かりになりますか?
自己完結にすぎない前者と対象相手があってこその後者・・・いやそれ以外にも、ここで上手くお示しできない要素が含まれている気がします(~_~;)
† 想起される別の例
これは取り沙汰されがちなものですが、『全然』の活用度が幅広くなってますよね。「全く~ない」という”セットもの”であることが語法の基礎であるものの、「全然好き!」「全然構いません/オッケー👌」という肯定概念と組み合わせてしまう傾向。
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