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日日自炊自足【4月27日の夕食 と 子育て終えたわたしが言えること】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・筍 油揚げ の煮物(味付:ラカントS 酒 醤油 みりん 鰹節粉)
and
・鯖カツ(市販品)
・豆腐 しそ 茗荷(味付:醤油)
・舞茸 ニラ 白菜 豆腐 のスープ(味付:鶏ガラスープの素)
・納豆 めかぶ キムチ

わたしは親戚のいない末っ子だったせいか「子供というカテゴリーの人間」にどう接していいのかわからずに「苦手」という一言を使って避けてきた。

とはいえどういうわけだかアホなのか
自分が子供を持たないということには結びつかず
結婚出産1児をもうけ、その娘は現在2児の母。
(娘が小学生になったころようやく2人目を・・と思えたけれど授からなかった。)


娘とわたしは仲が良い。
月に1度以上は会っているし、ビデオ通話もするし、たまに一緒に出掛けている。

ずっとそうだったのか、と言えば全くそんなことはない。
「子供が苦手だ」と言うと、当たり前のように
「我が子は本当にかわいいんだって。そいう人に限って子煩悩になったりするんだから。」と言う人がいることに

わたしもまんま・・というミラクルは起こらず

最初は自分のことを「ママ」や「お母さん」と言うこともできず、言葉を覚えた娘からは当時の夫やわたしの姉と同じように「ibitsu」と呼ばれていた。


それから25年の時を経た娘とわたしは
月に1度以上は会っているし、ビデオ通話もするし、たまに一緒に出掛けていることに、わたしが一番驚いている。


先日は子育てや家事に追われて疲れている娘に気分転換をさせてやりたいと、ミステリーツアーに連れ出した。
内容は ↓ の後半部。

昨日のビデオ通話で娘は「ミステリーツアー楽しかった!いつも子供たちに怒ってばっかりでさ、わたしも子供とそんな風になれるかな?」と言った。

ふっふっふ。
とうとう種明かしの時がやって来たようだな。


「おかあ(娘からの呼び方)昔怖かったんじゃん?」←娘に言ったこと。
これは娘にたびたび言われることである。
(家汚かった、もよく言われます。わははー。いや、お前もな!・・とは思っても絶対言わない。)
言い訳をしようと思えばいくらでもある。
隣に義実家があっていつもストレスを抱えていた。とかね。要するに

「イライラをそのままぶつけていたよね。おかあ、その自覚ある。」←間違えても威張れることじゃないが、娘に言ったこと。
きっとこれは、今娘が子供たちに対して自覚していること・・でもあるはずだ。

「でも今、おかーと娘って仲いいじゃん?」←娘に言ったこと。
「うん、大好き。」←娘が言ったこと。
「今っておかあ、娘が嫌がること言わないよって言ってるじゃん?怒らないじゃん?助けたいって思ってんのね。」←娘に言ったこと。
「うん。」←娘が言ったこと。

「これってさ、今


取り返してるんだよ。あの時のこと、取り返そうって意識しているんだよ。」←娘に言ったこと。


「え、そうなの?」←娘が言ったこと。

「それで娘が今、おかあの事大好きって言ったじゃん?」←娘に言ったこと。

「うん。」←娘が言ったこと。


「それが本当だとしたら、あとからでも取り返せるって立証できたってことだと思うんだよね。」←娘に言ったこと。


イライラをぶつけてしまうことは決して褒められたことではないし、もっとああしておけばなんていうことは未だにいっくらでも出てくる。でも
それでもあのときはそんな風にできなかったんだよ。
だから、娘だってきっとそう。

怒りの種はいくつかあるけれど、その中のひとつは不安だと思う。
子育てを終えた身だからできることは
安心させてあげること。
それだけだなと思うのです。

だから娘だけでなく、こんな風に思って自分を責める「お母さん」がいたら、大丈夫大丈夫、取り返せる取り返せる!
と、言いたい。


おまけ
離婚、子の独立で人生はじめてのひとり暮らしとなりわかったことは
わたしには人の分まで掃除(その他諸々)する能力はなかった!ということ。今はほどよくきれいで自炊も楽しい。

子供を産んでお母さんという肩書がついただけで

何でもできることになっちゃうの、なんでやねん!


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