よそじの台所から【休みの食事　と　休みのこと】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録　と　自分を観察する日記。

土曜日。
出掛ける予定はなかったので、長らくベッドに同化。
昼頃ようやく起き上がる。朝食用の食材はパンしか買っていなかったので軽く食事。
窓から見える人通りの少ない道。しばらく見つめて通りかかった人が傘をさしている。
同僚さんに「日曜日に降る」と聞いていた雨が、今日降っているみたい。
テレビのない我が家。予定のない週末は、こうして天気を知る。

小雨なのかな。音がしないからそうなのかもな。
しっかり確認する必要はない。
ぼんやりドラマやyoutubeを観る。スマートフォンを手に取る。
持っているアプリが少ない（比較したことがないけれど、きっとうだと思っている）から、触り続けたところで3つほどのSNSを開いてスクロールして閉じ、開いてスクロールして閉じを繰り返すだけ。

観たいものもないし、知りたいこともないのに
指先だけが自動的に動いて、いつの間にか目や思考がつられていく。
知らない外国人がケーキを食べる動画とか
妊娠中の子供の性別を発表する風船を割る動画とか
「なんでこれ見てんだろ」・・ときどき我に返る。

せめて買いものにでも出るかなぁと冷蔵庫をのぞくと、今日の夕食くらいならあるものでなんとかなりそう。
じゃ、いっか。
こんなに横になれるということは、きっと身体が休みたいのサインを出しているんだろう。
無理に動く必要もないな。と、またベッドに戻る。

喫茶店のモーニング。100円プラスして厚切りにしてもらったパン。人気があるようで
「自家製パンの販売はしていません」という張り紙があった。

日曜日は予定通り出かけた。
と言っても約束はなく、決めていた場所にひとりで。
昨日と違って朝から「動ける」ということがくっきりとがわかる。
会館直後の9時半ちょうどに図書館へ行き予約本を引き取り、その足で電車に乗って神社で開かれる手作り市へ。

けれども出店数が少なく、あという間に回り終えてしまったので
調べておいた喫茶店で今年初のモーニングを食べた。
店主だけの小さな喫茶店。食べ終えて本を読んでいると、「ごゆっくり」と器を下げてくれた。
食べる前よりも、食べた後に言われたことが嬉しい。
引っ越しから1年半。行きつけの喫茶店を失ったままだったけれど、この店良いなぁ。

午後に帰宅して掃除。そのあとに先週届いていたものを作る。
カサカサの指先と老眼と不器用という三重苦での工作。
なかなかなかなか完成せず・・あまりに時間がかかって途中予約していた白髪染めにも出かけた。

できあがったものは天気の良い日に撮影し、後日掲載します。