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日日自炊自足【休みの食事 と 休みのこと】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

金曜日、仕事からいったん家に戻り荷物を持ってジムへ出かける、という想定で電車に乗ったものの、なかなか発車しない。
人身事故の影響でしばらく動かないというアナウンスが聞こえる。
こういうときの「しばらく」はあとどれくらいなのか、ということはGoogle先生も教えてくれない。
「じゃぁ喫茶店へ行ってしばらく時間をつぶそう」という切り替えができなくて、いつ動くともわからない車内でじっとしてしまう。そういう自分のタイプを不自由だなぁと思う。

20分ほど待ったところで、今日ジムへ行くことは諦めることにした。
たかが20分でも食事の時間がずれて、ベットに入る時間が遅れると、寝つきが悪くなる。
というか、うまく寝つけなかった時に「あぁあの時のあれが」と理由付けをして、その思考を追いかけまわしてますます眠れなくなる、ということを予防する。
ジムへ行けなかった、という気持ちを切り替えるため夕食のことを考える。自宅近くにあるチェーンのうどん屋で天ぷらの盛り合わせをテイクアウトしようと思いついた。
冷凍庫に残っているうどん1玉。最後の一個の卵。茗荷と生姜もある。

夕食は冷やしうどんに決まった。
土曜日朝7時、ジムへ行く。
トレーナーさんのいない無人タイム。会員さんがひとり、トレーニングをしていた。
着替えてからまずはスタジオ端に設置されたヨガマットで自分で組立てたストレッチを仰向け、うつ伏せ、立って・・と順序通りにこなす。
その後ジムで決められた自分オリジナルメニューを30分で、滝の汗だ。
8時前ジムを出ると、向かいにある11時開店のラーメン屋にもう既に5人が並んでいた。夜なんて20人以上並んでいて、その熱量に感心する。
わたしはチェーンのカフェへ行き、モーニングを食べながら読書。

帰宅して片付けをして、ひさしぶりにPrimevideoで映画を漁る。
わたしにとって映画鑑賞は、観たいものがあって時間を割くというよりは「1~2時間を、どれで潰そうか」という感覚だ。
だから観るものを決めるまでの時間がまず長くて(暇つぶしのくせにホラーやサスペンスは苦手、恋愛ものもうーん・・というこだわりが強い)、結局何にもたどり着けずに「も、いっか」と諦めてしまうことも多々ある。
この「1~2時間」近頃ジムへ出かけることで潰せていて、週末に映画鑑賞をしたのは久しぶりだった。

土曜日はジムへ出かける以外、ほぼベッドの上で過ごした。
もちろん昼寝もした。
お気に入りの本屋で「ただ話す」というような会が19時からはじまると知ってはいたのだけど事前に「行こう」というほどの決め手もなく「当日気が向いたら行こう」と思っていた。
ほとんど外に出ず、夜ようやく涼しくなったことで「外に出てみよう」という気になり電車に乗って出かけてみることにした。
畳にちゃぶ台の6畳の部屋に(この本屋はアパートの一室)店主夫婦と4人が座っていた。
そこに8時に到着して、店を出たのは10時をすぎていた。

日曜日、チェーンのカフェでコーヒーフロートを飲むことだけは決めていた。
ジム近くにあるその店には、運動後の熱を持った体の温度を下げるため、よく通うようになった。
店の公式アプリをダウンロードすると、毎日削れるスクラッチというものがあり、このポイントをためると50円や100円のドリンク割引券になる。
それが先日やっと1000ポイントたまり、100円の割引券と交換ができたのだ。暑かった日曜日、100円引きで飲んだコーヒーフロートはいつもと同じようにおいしかった。

ピーナツバターのサンドイッチをおやつに食べながら読書をして、カフェを出たのは夕方17時だった。
このところ「カオマンガイが食べたい」と思い、近くのタイ料理屋を探していた。
このカフェから駅の反対側へ行って、更に10分ほど歩いた場所に評判の良い(Googleにて)タイ料理店があると知った。
今甘いものをたらふく食べたので、テイクアウトで買って帰ることにした。
Googleの情報では「営業中」となっておりグルメサイトを見ても定休日は平日。

もしもランチとディナー営業の間に休憩があるとしても、店に到着する17時半にはオープンしているだろうと思った。
スマートフォンの地図を見ながら、はじめての道を歩く。
そして到着した店は・・どう見ても営業していない。
扉には不自然にA4の白い紙が貼られてる。
「まさか」と近づいてみると

「6月〇日~〇日までお休み。4年ぶりにタイに帰ります。」

と書いてあった。次回食べに来るのが楽しみだ。
しかしお口はカオマンガイモードになっていたので、駅ビルのレストランへ。
こちらはテイクアウトがないそうで、食べて帰ることに。
目の前にやってきたカオマンガイを見た心の第一声は


「食べきれるか・・・」だった。
そして食べてみて気が付いた。
わたし・・鶏肉よりインディカ米が食べたかったみたいです。買おうかしら。


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