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日日自炊自足【8月22日の夕食 と 頼りになる男】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・かぼちゃ の塩蒸し(味付:塩) に 市販の金時豆をのせたもの
・茄子 と ピーマン の甘味噌煮(味付:味噌 砂糖 みりん 生姜みじん切り)
and
・塩鯖
・味付けめかぶ
・油揚げ と 人参 の煮物(味付:醤油 砂糖)
・海苔巻き(テイクアウト)
・冷たい緑茶

世の中どうやら米不足・・らしい。

我が家にはテレビがない。
だからと言ってテレビ番組を見ていないわけではなく、ネットで無料配信しているドラマや・・たまにバラエティー番組も見る。
しかしこの生活になったことにより一切見なくなったものがある。

ニュース番組や情報番組だ。

日中は外で働いているので、もともと昼間の情報番組は見られなかったけれど、夜の長時間のニュース番組も全く見ることがなくなった。

リビングにテレビを置いていた数年前だって積極的に見ていたわけではなかったけれど、家に帰れば即テレビのスイッチを入れることが習慣になっていたため、見るともなく流れている情報が自動的に耳に入っていた。

それはドラマが始まるまでの合間に流れる短いニュースや、風呂上がりの時間、食卓の片づけや明日の準備をする間。
集中しなくたって世の中で起こっている、ある程度のことは記憶にはりつけられた。

が、今はそれがない。
ネットのニュースも、こちらから迎えに行かなければ見ずともいられる。

だからわたしの最大の情報源は「同僚や娘との雑談」になるわけなのだけど。
それで最近仕入れたのが


世の中どうやら米不足・・らしい。


という話で、どうしてそうなっているか・・ということは未だによくわかっていない。
わたしは家であまり米を食べないので、マーケットの米売り場に行く回数も少なく・・だからこそ気付けなかったということもあり、知ってから米売り場へ行くと、品物のない棚には謝罪文が書かれた紙が貼られていた。

我が家の米の在庫も少なくなっており、本来なら「安いのが見つかったらそろそろ買うか」という頃なのだけど、持って帰れる範囲にやはり米がない。
それでも「ま、いっか」と気楽に構えていられるのは、毎日米を食べているわけではないことと、一人分ならおにぎりや海苔巻きを買えば良いと思っているからだ。


しかし、4人家族の娘はそうはいかない。
昨日LINEに「どこにも米が売っていない」というメッセージが届いた。
食べ盛りの幼児と、肉体労働の夫。

こんなとき頼れるのは



「THE親戚」


しかしわたしには姉(と姉の同居の母。あ、父はまた別の地方にいるけれど、今の今まで存在を思いつかなかった。ちなみに両親は一人っ子同士。叔父叔母従兄弟はひとりもいない。要するにわたしが頼れそうなのは姉しかいないということ・・か。)しかおらず、子育てを終えたあとに車を手放したため、こちらの米まで探してほしいとは言えず。


というわけで娘には「旦那さんの親か(親戚が多いので米を作っている人がいるかもしれない)父親(わたしの元夫、結婚していたころは親戚から米を頂いていた)に聞いてみたら?」

と返信すると今朝娘から


「おとうが買ってくれた!」


とメッセージが来た。

どこから入手したのかは不明だが、そういう面では大変頼りになる男(父親)なのである。


ちなみにコロナの初期は、離婚した元妻(わたし)にまでマスクをくれた男である。(こちらからは頼んだわけではなく、娘へのついでにくれたのだろうと思う。再婚済みの元夫に自ら何かを頼るということは、もちろんない。)
これまたニュースも見ずにぼんやりしていたわたしは、その当時まだマスクをつけていなかった。
少々潔癖気味な元夫に「え、そんな感じ?神経質だなぁ。」と言いながら、状況を全く理解していなかったわたしは、数日後マスクを求め開店前のドラッグストアに行列する人を目撃し・・
元夫が暮らす方角に手を合わせたのだった(気持ちだけ)。



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