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よそじの台所から【休みの食事 と 体調その後】

夫なし。子は独立。
アレルギー対策に 油をやめ、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖を減らした食生活。
「家族のためのご飯」を卒業した40代。主に自炊の記録 と 自分を観察する日記。

先日少し書いためまい。
わたしは毎朝仕事に行く前。
風呂場の浴槽へ前かがみになり、シャワーを使って髪を濡らすのだけど、10月14日の朝・・いつもと同じように髪を流していると軽くめまいを感じた。
一瞬壁や天井が不自然に動いて(自分が動いているという感覚ではない)、普通には立っていられない。

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持っていたシャワーを手放して、濡れた頭のまま浴槽にしがみつきそのまましゃがみ込んで目を閉じ、元の状態に戻るのを待った。
1分もしないうちに落ち着いて、立って歩いて・・風呂場を出ても景色は変わらない。
「よし」とその後も出勤準備をすすめ、いつもの時間に外へ出た。

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なんでこう落ち着いていたかと言えば、はじめてではなかったからだ。
とはいえ、当時は1ヶ月ほど寝たきり(結婚していた当時)・・。
あちこち病院へ連れて行ってもらい、検査もした。
が、いざMRIを撮ろうと体が機械へ送り込まれたとき
「無理ですぅぅぅーーーーーーーーーーー!!」と叫んだわたし。

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機械から救出された横で検査技師の方が担当医に内線をして
「ibitsuさん、閉所恐怖症で検査不可ですー。」
と言っているのを聞いて

「あ、わたし閉所恐怖症なんだ」と知ったわけです。
その時点でめまいの発症から1ヶ月たっており・・
「もし今後も続くようなら精神安定剤を服用の上で再検査をしましょう」と言われた恐怖で

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めまいが治った。と、いうことにしている。
面白いから。
その後も何度かめまいがあったものの単発で、今回もそうだと思っていた。
が、14日以降短時間のめまいが毎日のように発生していた。
すぐにおさまるなら問題がない と思われるかもしれないけれど、おさまった後に気分が悪くなって吐き気に襲われる。これがしんどい。。

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そして初めまいから約1週間の先週木曜日。
ベッドから起きたとき、めまいの感覚は薄く、風呂場へ向かう。
頭の位置を変えるとめまいが起こりやすいので、しばらくは「朝シャン」ではなく「朝風呂」にして、かがまず頭を濡らすようにしていた。
その日の朝
壁も天井もぐるぐる・・はない。けれど、なんだかふわふわしていた。
景色がふわふわしているのか、自分がふわふわしているのかわからない。
そうしていると、ふわふわ自体があるのかないのかさえわからなくなってくる。

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化粧をして外に出てみる。自分がちゃんと歩けているのか自信がない。
かといってよろけているとか歩けていないという自覚もない。
ただ、ふわふわしている という感覚がある。
なんとか会社に着くも、今度は気持ちが悪い。
お茶を飲んでみたり、事務所を出て少し体を動かしてみたりするけれどやっぱり辛く

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早退させてもらうことにした。
同僚さんが「明日も休んでください」と言ってくれたので、この時点でお言葉に甘えることにした。
帰りに病院へ寄り道できる感じではなかったので、明日行こうと決めた。
14日のめまいの時、念のため娘には伝えていて「病院へ行きなよ」と言われていたのを「いつものこと」と思い・・言うことを聞かなかったことを悔いた。

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翌日、耳鼻科へ出かけた。
ここに越してきてはじめての病院。
思っていたよりも丁寧に診てくれて、わざとめまいを起こして目の動きを見たり、聴力の検査もしてくれた。
結果「良性発作性頭位めまい症」との診断を受けた。

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耳鳴りや難聴もあれば「メニエール」の疑いもあるけれど、症状はめまいのみ。
先生の話によれば、確実な原因は不明。けれど、中高年に多く見られる症状の為、更年期や老化現象と説明されることも多いよう。
とにかく2週間から1か月程度で自然に治るとのことなので、安心した。
また1ヶ月寝たきり生活の時にはもらわなかった「めまい止め」という薬も処方してくれた。

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こういうものがなかったので「病院へ行っても無駄」と思い込んでいた。
あれから20年近くたっている。治療だって薬だって進化しているのだ。

これが効くか否か・・というよりもこういうお守りみたいなものがあるだけで、少しばかり安心するなと思う。
おかげで?なのか、週末はほぼめまいなく過ごせた。



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