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日日自炊自足【7月31日の夕食 と 久しぶりに鳴った電話の相手は】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・枝豆(味付:塩)
and
・鯵のたたき
・大根 豚肉 の煮物(味付:薄切り生姜 醤油 みりん 砂糖 酒)
・納豆 たらこ しそ のパスタ
・卵豆腐
・レモングラスティ

スマートフォンの電話って使いますか?
わたしはほぼ使いません。
使ったとしても、受信です。
たまーーーーにこちらからかけるのは荷物の再配達くらいだし、知っている人からかかってくることは全くありません。
身近な人との声のコミュニケーションは、その他の無料ツールで事足りるからです。

昨日帰宅して食事を作っていると、作業台に置いたスマートフォンがブルブルと振動していることに気が付きました。
うつしだされていたのは、見たこともない電話番号。
(とはいえわたくし、電話番号を誰のもいっこも登録していないので・・誰からかかってきても番号表示のみ。)
わたしが住んでいる地域とは違う市外局番。
「あ、あそこか、てことはあの人か」
という想定すら思いつきません。

出ない、という選択肢もあったのだけど、なんとなく圧を感じて受話器のマークをタップしてみると

「ibitsuか?」

わたしの名前を呼び捨てするのは家族だけなので
「あ、お父さん!?」
( ↓ 父とのエピソードはこちらから。)

父と会ったのは4年ほど前が最後で(確かお孫様がよたよたと歩いていたから、1歳くらいの時)電話なんてそのあとが最後かその前か・・記憶にもない。
その父から唐突な電話。

パスタも茹で始めちゃっているし、刺身も盛り付けちゃったのに
な・・なにごと!?
と思っていると

「俺のさ、モバイル〇〇(何と言ったか聞き取れず)壊れたみたいなんだよ。
だから、LINEの返事ができない。
9月にアイツ(わたしのひとつ上の姉)が来て、直してくれると思うから、それまでメッセージ見られない。お前それ、覚えておけよ。(ほんとにこういう話し方。)」

父とは、LINEで連絡を取っており、といっても
月1~2回程度こちらがお孫様の写真を送り、父からその感想が送られてくる程度のコミュニケーション。

父の話を要約するに
父の・・スマートフォンかタブレットが壊れたので、LINEに既読がつかなくても心配するなよ。
ということであろう。

以前にも長らく既読が付かない事件があって、わたしら50オーバー姉妹は「え、もしかして、召された?」と、さすがに慌てた・・。

なぜって、父は再婚していて
不倫の末に結婚したニューワイフとわたしたち(わたしと一番上の姉)は1度しか会っておらず、唯一定期的に父のもとに通っている「アイツ(わたしのひとつ上の姉)」とわたしたち(わたしと一番上の姉)は、これまた疎遠気味。(アイツとわたしに限っては10年以上音信不通。)
ゆえに父に何かあっても、わたしへの連絡ルートは確保されていないのだ。

父も前回の心配の経験を覚えていて、先回りして連絡をくれた様子。

数年ぶりの肉声、会話。
語りの低さは変わらないけれど、ちょっと不安定に・・細くなったかなぁ。
なんて思っていたら

「そういうことだから、新しいメッセージと写真をこのあと送っておけ。(ほんとにこういう話し方。)」(既読テスト?と、説明なく意図が伝わると思っている話し方は相変わらず。聞き返せば「お前そんなこともわかんないの!?」と己の落ち度は顧みず。ま、だからこその、この距離感。)

「わかった。電話切ったらすぐ送るわ。」と返すと



「じゃぁな。」



え、そんなあっさり?ですか??
「元気か?」とかないん?
いやむしろ、こちらが年老いた父に聞くべきだったのか?

というわけで、パスタが茹であがる心配もなく
刺身が傷む時間もなく、電話は終了した。


とりあえず父、元気・・な、ようです。




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