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日日自炊自足【休みの食事 と 休みのこと】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。


金曜日は欲しいものを探して、少し寄り道をして帰った。
家の惣菜の余りものが少なかったので、どこかで食べて帰ってしまおうかと思ったけれど、そうめんが残っていたこと、タイミング良くしそと茗荷と卵があること、を思い出して帰宅した。
土曜日は朝早くに目が覚めた。
確か・・5時前、だった気がする。
21時か22時にはベッドに入るので、これでも寝不足ということにはならないのだけど
集合住宅に住んでいるので、掃除や洗濯を始めるには早すぎる。
休日しか食べない朝食でもと思うけれどそんなにお腹が空いていないし、このまま早くに食べてしまうと昼前に間食三昧になってしまうことは目に見えている。

こんな時はベッドで寝たまま仰向けのほぼ平らな胸にノートパソコンを乗せて、動画を観ることが多い。
が、今のわたしにはジムがある。
朝は5時から夜は23時まで開いているジムは、朝なら10時までトレーナさんもいない無人営業になる。
ベッドから出て化粧水で顔の汚れを拭きとり、トレーニングウェアを着てその上から服を重ねる。
水筒をシューズを入れてあるトートバックに落とし、マスクで隠しきれないくすんだ肌と寝癖の髪は目深にかぶったキャップで隠し家を出た。
6時半過ぎに到着したジムではひとりがメニューをこなしていた。

ロッカールームへ入りキャップはそのままに服を脱ぎ、即トレーニングスペースへ。
端に敷かれたヨガマットに寝転んでストレッチ。起きたての身体を関節をゆっくりほぐす。
その後30分自分のメニューをこなし、7時半頃ジム出ると「THE千鳥足」のカップルとすれ違う。それから
ジムに入る前、近くのシャッターの閉まったラーメン屋前に立っていた男性を、ラーメン屋の従業員かと思っていたら・・ジムを出た後もまだ立っていて「え、まさか11時の開店まで並ぶ!?」
下戸で外であまりラーメンを食べることのないわたしには、週末早朝ゆえの驚きに遭遇した。

その後ジムから歩いて5分程度のカフェへ行き、モーニングを食べながら読書。(写真撮り忘れ)
「老人特有の早起き」を嘆く気持ちがあったけれど、起きてしまっても「ジムがある」と思えるのは新鮮だ。
これは単に比較で得られた結果であって、ジムに慣れたらベッドで動画求めたくなるだろうと思う。「悪」と判断した行動は罪悪感を生む。それを避けるために良いも悪いも言葉での判断はしないでおく。
8時過ぎ、カフェを出ていったん自宅に戻り、着替えてまたすぐに出かけた。
この食生活を始めたきっかけ「手荒れ」のステロイドが数年越しに切れたのだ。
今の家に越してきて2年で初めてかかる皮膚科は、家から徒歩30分(電車で行けば駅から徒歩5分)、Googleの評価が高めの場所を選んだ。

予約システムなしのその病院の診察開始時間は9時。
8時50分ほどに到着すると、もう既に30人ほど待っており・・
待合室の外に置かれた簡易的な椅子もほぼ埋まっている状態だった。
簡易的な椅子は1時間も座っているとお尻が痛くなるんだな・・ということに気が付いてから更に30分ほどでようやく名前が呼ばれる。
診察室に入ると何の仕切りもなく医師二人が並んでおり、男性医師の前では患者が症状を説明している。
その横の椅子に女医さんと向き合って座るよう促される。
個人情報とは・・。
もう35年程患っている症状について
「あぁ体質がね、繰り返すよね」なんて言われて次回もなくいつもの薬をもらって終了。に、今更期待もないけれど

「完治したい」という気持ちは固くある。
女医さんも一通り聞いたことのある言葉を並べたものの、途中向かいの医師に「先生ちょっといいですか?」と助言を求めた。
こういうことを「頼りない」と思う人がいるかもしれないけれど、わたしは「おっ?」と・・安心した。
聞かされた病名に変化はないし劇的な治療方法を告げられたわけでもないけれど、初めて「かゆみ止めを飲んでみますか?」とか「ミヤリサンというビタミンをお出ししましょうか?」と聞いてくれたので、トライしてみることにした。
そして「来週もう一度見せて下さいね」と言われたので、また1時間半待つのは嫌だけれど・・嬉しい気持ちになった。

症状が変わったわけでも治ると約束されたわけでもないけれど「まだやれることがある」そう思えることは希望だ。
この本を読んだ時にもそう思った。
そして食生活を変えただけで冬のあかぎれ、想定外に顔の粉拭き、踵のひび割れもなくなった。
残るは夏の水疱(それでもだいぶ減った)。
今も治るという希望のもと、食の改善を続けています。



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