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日日自炊自足【休みの食事 と 休みのこと】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

金曜日、有給休暇を取得していた。
友達の「だーさん」(友達暦約3か月、同年代の異性)と横浜の中華街に行く予定だった。
が、その週は連日「8日、関東に台風直撃」とのニュースが流れていた。
毎年夏から秋に季節が変わるころ、そうやって大騒ぎする割に「結局それたね」と言っている気がして、木曜日いっぱいまでは出かけるつもりでいた。
念のため、雨が酷かった場合の「予備の行く先」も相談して決めておき、あとは当日の状況次第ということにした。

木曜日の夜仕事帰りにマーケットに寄って、明日の朝食用のパンを買おうと思ったら、棚は見事に空っぽだった。
「え、そんなにぃ??」
台風の予想から、外に出なくてもいいように手軽に食べられるものを買っておく皆さん、か・・賢い。。
家にテレビがなくニュースを見ない、ということもあるけれど・・こういうことに非常に疎いわたしは、毎度毎度こうなったことを目の当たりにしてからようやく危機感が発動する。

翌日朝、予報通りに雨が降っていた。
風がだんだん強くなる。
ピークは午後だという。何度見ても1時間ごとの天気予報に変化はなく
「9月8日 天気 最新」で検索しても、出てくるのは6時間前のもの。
んーーー・・代替案はあるものの、この雨の中お金をかけてわざわざ出かけていくほどの魅力も感じない。
かといってせっかくの有給休暇。
「台風の日に休めた!ラッキー♩」と喜ぶだけでは、お得感が少ない。

さてどうしようか。
雨が強くなることが予想される中・・出・か・・ける?
昨日までの想像で予定したことが、窓の外を見るたび億劫な気持ちになる。
けれども「せっかくの有給・・」という気持ちもある。
そこで「だーさん」に
「思っていたよりも雨がひどいので、延期にするか・・我が家で遊ぶかにしませんか?」と連絡すると「では伺います」との返信。
誘っておいてなんですが「あ、来るんだ。」と思ったり。

いやまぁ、この3か月の付き合いで「おかしなことは起こらない」という確信を得たからこそ誘ったわけでして。(結論を書くとやっぱりおかしなことは起こりませんでした。)
これまでの3か月で興味の近い「だーさん」とはあちこちでかけたわけなのだけど、一度出かければ昼から夜まで一緒にいて・・その間屋内レジャーや2度の食事。それにお茶・・と出費がかさむ。
その上、時間をつぶすためや涼をとるため入る飲食店で、実は食べたくもないもの(やっつけで選んだロコモコ丼とか・・)を次々胃袋に収めるということにもストレスを感じていた。

「わたしの家」に呼ぶことは多少の抵抗はあるけれど(男女で密室に、ということ含め)、何せ「だーさん」は実家暮らしゆえ、あちらに行くことはできない。
でも考えてみれば、食事はわたしの食べたいものを調理すればいい(あれこれ自発的な制限を設けているため)、ということならこれはわたしにとって好条件なのでは?
昼過ぎにやってきた「だーさん」と外でランチを食べ、「だーさん」が持ってきたカードゲームをして、2人が好きなYouTubeちゃんねるを一緒に見て、我が家にあったDVDで映画を観て、「だーさん」の好きな音楽を教えてもらって、わたしの作った夕食を2人で食べた。

居心地よく思ってくれたのか、「だーさん」が我が家を出たのは10時。
この3か月。「だーさん」の良いところもたくさん見たけれど「?」と思うところもあり(他人だから当然)、この帰宅時間の遅さ(「時間大丈夫ですか?」と聞いたら「大丈夫です」と言われてしまった・・。)も・・次回(早速来週も我が集合)どうしたものか。
と思うところである。


わたしは以前・・2019年、このnoteに「住み開き」に興味がある。
と書いた。その気持ちはうすーーーく、でも確実に継続して持ち続けている。
でも実際我が家に人を呼ぶことは今まで・・できなかった。
我が家の居心地の良さ(掃除の加減など含む)という点で自信がなかったし

互いに気遣うようなら意味がなく、そんな風に考えると誰を呼んで良いのかわからない。
そもそも今の家に他人を招き入れたのは初めて。ましてや異性を家に、ということは難しいものとも思っていた。(わたしの想定している住み開きは「仲良しの集まり」ということではない。)
でも今回、台風のおかげで思いがけず良い経験ができた。


2019年、住み開きに興味を持ったきっかけについて書いた note 3つ。




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