絢爛

思ったことだけ記録に

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最近の記事

幸せを追いかける

幸せとは何だろう、どうやったら私は幸せだと、自分を満足させることができるのかと、ふと思い返せばいつも頭の片隅にあるような気がしていた。 電車やバスから次々と過ぎてゆく街の景色を見下ろす度に、この疑問が頭の中をぐるぐるまわり、もしかしたら私はいまこの瞬間を幸せだと思えていないから、そんな明確な答えのない質問をずっと考えているのだろうかと、不安になった。 私がいまの自分を不幸な人間だとはさらさら思わない。たとえ、私が躁鬱や数えきれない程の困難に過去に直面したとしても。それらが

    • ver.18

      18さいになりました。44分前に。 まだまだなんの自覚もありません。不意に年齢を問われたらまだきっと15さいって答えます。なんだかそれくらいの時から時の速さが尋常じゃありません。ほぼスペースマウンテン。怖いです。 今月から大学生になります。怖いです。小学生の時に、あと何百年経ったらあんなに大きくなれるんだろうと首を痛めながら見上げていたものに、もしかしたらもう、なってしまったのかも知れません。 中学生の時のわたしよりも、いい人になれているでしょうか。高校生の時よりも、大

      • あとは頼みましたよ・・・

        どう考えても呪術廻戦が鬼のように熱いので、 何が起こったのかリストアップして、感想を言いたいと思います。 以下『渋谷事変』編のネタバレになりますので、 本誌単行本派以外の方は回れ右で。ほかにネタバレ気にしないよ!知りたいよ!って人はそのまま真っ直ぐ行った信号を左に曲がって、これ全て書いた私に労いとしてセブンでざる蕎麦買ってきてください。 そして全てが合ってるかは知りません。勝手に漫画読んで書いただけなので。1年半まともに漢字書いてなかったので誤字脱字のresponsibi

        • 世界情勢よりも、私情勢

          気候温暖化よりも、明日何着るか。 戦争が起こるよりも、夜ご飯は何なのか。 円高円安よりも、今月は学食にいくら使うのか。 EU 離脱よりも、PE のクラスは何をするのか。 ミサイルが飛ばされるよりも、その前に私のこの鼻水止まらない。 あー、世界は私を中心に回ってるわけじゃないんだー、あー、知ってるんだけど、そんなことより、自分が大切だったりしちゃうんだよねー。 お母さんに愛情たっぷりに育てられた可愛い一人娘。お父さんに可愛がられながら育てられた可愛い一人娘。 あー、やっぱ

        幸せを追いかける

          私の冒険記 第0章(人生ポートフォリオ②)

          もうそろそろ海外逃亡をしてから1年が経つ。まだまだ慣れないことも多いが、まあそれなりには出来ているだろうか。 この卯月というのは、やはり私にとってもかなり区切りの年になる。ので、今回は、わたしが忘れないうちに、なぜ私が海外に行ったのかを記しておこうと思う。 海外に行きたいと、初めて声に出した日のことを覚えている。それは現地校に入学する十ヶ月前と言ったところだっただろうか。その日は家族で食卓を囲い、団欒しながら家族の時間を普段どおりに過ごしていた。だが、わたしが一度、学校の

          私の冒険記 第0章(人生ポートフォリオ②)

          感謝感激恋いこがれ

          今年もバレンタインの時期である・・・・ 正直お菓子作りにはこれっぽっちも興味がなく、作りたいものもなければ食べたいものもないし、個人的に全く甘党では無いので、かなり鬱陶しい文化であった。ところがどっこい、女の人が男の人にチョコを渡すというのは日本だけの文化であり、海外に来てしまえばこちらのものなのだ。ガハハ。では何故日本ではそういう文化になったのか、と言うと不確かでは無いが、菓子産業が女性向けにお菓子を作った方が収益が高いとみたようだ。これは企業戦略である。 そんなことも

          感謝感激恋いこがれ

          コトダマ

           「言霊」。この言葉を聞いて、この記事を読んでいるあなたはどのような印象を浮かべたり、どのようなものとして考えるだろうか。そんなものは存在しないと思う人もいれば、肯定的に捉える人もいると思う。実際、言霊というものは透明で、観測した人もいなければ、あると証明されたものではないのだから、様々な意見があって当然である。しかし、私自身、言霊はあると思っている。今記事は、私の中の今年の流行語である「言霊」について書いていこうと思う。 「言霊」とは まず、今記事を書くにあたってこの言

          コトダマ

          感情の矛先

          長い夜の幕開けは、眠るのには冴えすぎた頭と目からである。最近のわたしは、9時頃に寝て5時に起きるのが生活習慣になりかけていた。専ら、夜型の人間なのだが、夜は本当に、女の子とうつ病持ちの人間の敵であるので、できるだけ避けようと思った所存であった。しかし、この此様である。ということで今回は、気が済むまで執筆をしようという気で書くので、いまいち意味が伝わらなかったり、纏まっていなかったりするかもしれないが、まあただの高校生の人生ポートフォリオとして書き留めているだけなので、気にしな

          感情の矛先

          冴える夜の思いで話

          深夜三時。早くに寝てしまったせいで目が覚めて寝付けやしない。この先の未来の不安と焦燥感で胸が締め付けられる。未来のことを考えて、調べれば調べるほどに今わたしにできることは何も無くて、それがなんだか、とてももどかしい。 写真フォルダを漁る。半年ほど前のものが、随分遠くに感じられる。あの時の私は今の私みたいな時間を過ごしていたのだろうか。時間は進むのが早いのか遅いのかわからないけど、怖いなと思う。つぎ、気が付いたときには息が絶えているかもしれない。 あ、そういえばこの子。どう

          冴える夜の思いで話

          十七歳。17歳。じゅうななサイ。

          今朝、目を覚ますと十七歳になっていて、今年もいい歳にするぞと思っていたのに、十七歳初日の終わりには視界がぼやけてきて、終いには涙が止まらなくなっていた。 双極性障害の名前が書いてある紙をもらった日からだろうか、それともずっと前?いつからだろうか、自分のことを否定することでしか、自分の存在を感じることができなくなっていた。どうせ死ぬなら自分自身を全世界の人に笑われたって何でも良かった。 この生か死しかない崖っぷちの現状から抜け出すために片道切符を手に、大陸に渡ったのが十六歳

          十七歳。17歳。じゅうななサイ。

          17歳になる私の人生観

          もうすぐ17歳になる私が、いまの言葉で自分の人生観についてを記録したものである。恐らくもう少し歳を重ねた後に、加筆修正し再投稿するだろう。 【人生観とは】 そもそも人生観という言葉の意味がピンと来なかったので辞書を引いた。 人生観──人間の生き方や生きることの意味に関する考え。人生の価値・目的・態度などについての考え。(大辞林より) 要するに、自分が人生についてどう考えているか、という意味だと汲み取った。ということで、辞書の例に載っていた人生の価値・目的、そして私が思

          17歳になる私の人生観

          趣味:悪魔観察

          チェンソーマンを 最近読みましたが 全く 理解できませんでした とても 悔しかったです 私は どうしてもこのお話を 理解したい のです 藤本タツキの考えてることを 知りたい のです だから 頑張って一コマ一コマちゃんと読み直してます こうやって メモ取りながら頑張ります 終わったら 全部載っけてみます ちなみに パワーと サメの頭のやつが すきです

          趣味:悪魔観察

          皆さん、初めまして

          今までの私を全て否定されたような気がした。 改めて、ここはみんな自分の意見がハッキリあるように思えた。これこそ私が憧れていたものだった。日常生活のあらゆる場面で「あなたはどう思う?」と話を振ってくれるのだけれど、いざ、自分自身がどう思ってるか言おうとすると、何だか何も思いつかないのだ。 自分では、自分には意思があってちゃんと他人にそれを伝えられる人間だと思っていたから少しガッカリした。実際は空っぽで上辺だけの意思や気持ちだったのかもしれない。全部がそうとは思わないけれど、

          皆さん、初めまして

          人生ポートフォリオ①

          ちょうど、区切りの時期が来たので、これまでの振り返りやらなんやらを、いつか見返せるようにつらつらと記しておこうと思う。 小さい時の私は、ひとりでいる事が好きだったらしい。1人で色んなところに行っては楽しんでいた。兄弟が居らずとも、ひとりで遊ぶのもそれなりに楽しんでいたし、好きだった。だから意味無く他人と群れる事が嫌いで、他人と同じでいる事がいちばん嫌いだった。 それなのに、いつからか私は、お気に入りの傘では無く、ビニール傘を使うようになっていた。 ずっと苦しかった。何の

          人生ポートフォリオ①

          春がきた

          春の訪れを感じさせるような3月の暖かい日差し。今日は雲ひとつない、快晴だ。初めて見た、何も知らない土地の電車の中から見る景色。颯爽と雑木林を駆け抜けたときに指す光の筋が、あまりに眩しかった。あまりに光が眩しいものだから、ひび割れが酷い手で顔を覆った。その手の中で彼女は、他人の何気ない言葉や行動、全てに意味を求めようとするのをやめようと思っていた。自然とそう思った。 ヒュンヒュンと、車窓の隙間から入り込む風を感じながら、ただ彼女は車窓から遠く離れた街を見つめているばかりだった

          春がきた

          16歳半ば

          映画を観た帰り。 いま人気の映画、『余命10年』を観てきた。幾つもの感極まるシーンがあって、その度に涙を流してしまった。「生きたい」と「死にたい」の狭間で闘っている彼女を見て何度も泣いてしまった。3月という、別れと出会いの季節にこの映画を観れて良かったと思う。自分が少し前向きになれた気がした。隣に座っている人と腕が掠りそうな程に窮屈な座席に座り、啜り泣く声を耳に挟みながらの約2時間は自分と向き合わせてくれる時間だった。映画館を出た後に観る街並みはやっぱりいつもと何か違う気が

          16歳半ば