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欧米旅行で外食はどう選ぶべき?めちゃくちゃ高いってホント?

旅や観光というのは「非日常を体験すること」ともあります。
つまり「慣れていない事をする」とも言えます。

そして人は食べねば死んでしまう。
ということで慣れない文化の中、食事をする機会が複数回あるでしょう。

食事のマナーについては他所でも多数の発信がなされていますので、ここでは雑学エンタメの一環として「見落としがち」なものを紹介します。

1、食事の量がヤバイ!

特に女性あるいは小食の方に。すべてが日本のLLサイズから始まる感覚です。
ファストフード店を利用する場合、観光で有名な国々は特にですがSサイズでもLサイズはありそうな量です。
小食の方だと、1回で食べきれない量が出てきます。

日本の感覚の量で頼むと、とんでもないことになります。
また、日本も1人1品が暗黙の了解になっているところがありますが、やはり一部の国では食事のシェアは変な目で見られることもあり、注文する際には気を付けましょう。

2、葉物の野菜がない

野菜と出会う機会がほとんどありません。野菜は高所得者専用か、あるいは買って自炊するものと化しています。
自炊の機会に恵まれないであろう短期滞在では、よほど頑張らないと葉物野菜に出会うことができません。

スタンド(路上店)など安いお店ほど野菜要素がない気がします。
それは日本でも同じかもしれませんが、日本では大衆食堂でも葉物野菜があったりします。欧米では肉割合が多いので野菜率が少なすぎて苦労します。

ところで欧米では日本よりもヴィーガンが広まっているので、ヴィーガンメニューは盛んなのですが、あくまで食肉を使っていないというだけであって、葉物野菜が多いわけではないです。
野菜を食べに欧米に行く人はそう多くないと思いますが、葉物野菜は特に期待ができません。

3、外食にはランクがあるから気を付けよう

日本でも居酒屋、ファミレスといった業態によって名称が異なっていますが、高級かどうかは食べログや口コミを見たり、現地に行ってからしか確認できません。

一方でイタリアなどでは、外食店に階級があります。最上級扱いのリストランテから居酒屋に相当するタベルナ、路上販売のスタンドなど業態のみならず高級さでも名称が異なります。
観光地の大通りにあるカフェやチェーン店以外の大きいレストランは、大抵はお高いので気を付けましょう。

観光地でも現地人は居住しているわけで、現地人向けの大衆店があるわけですが、多くは路地裏や観光者があまり通らないところにあります。
とはいえ、大通りから1本外れた場所、みたいなところにあるので比較的通いやすいです。

外食の形態や注意点については、マガジンにて別記事で投稿します。
気になる方はマガジンも要チェック!

4、高い!

外食は高い。というのは日本でもありますが海外ではその高さが日本の比ではありません。
円安であるという点を除いても、欧米の外食は高いです。

円安である現在、物価が高い都心観光地のレストランで食事したら1品2000円から3000円は当たり前で、複数人で食事したら1万円超えることも。
それは物価が高いからとか、円高だからというだけでなく、そもそも欧米ではレストランに入ること=高級なことだという認識があるからです。

日本で言うファミレスというものは無いといってもいいです。
アメリカなどのロードサイドには休憩所を兼ねたファストフード店とレストランの中間みたいな店もありますが、都市部で価格が安い外食はスタンドやファストフード店が中心です。

ニューヨークなどでは、外食について明確なランク分けがあります。
ファストフード(セルフサービス)、スタンド(路上店)、レストラン(給仕してもらうもの)です。
欧米では、給仕をさせるという行為は高級なことだとされています。そのため、チップという概念も存在しています。
セルフサービスではよほどスマイルがいい、みたいなお気に入りのスタッフでもない限りチップを渡すなんてことはしません。セルフでサービスするからです。

チップはようは給仕担当者に向けた対価というわけで、お金に余裕があって他人に世話を任せられる余裕のある人が、レストランに行く。となります。

そのため、入店してコースや料理を運んでくる店はかなり割高に設定されています。
長期滞在してスタンドやファストフード店漬けが嫌なら、とにかく自炊環境を作ることも大事ですね。

楽しく過ごすために

いまやスマホで値段と場所が分かるようになっていて、それは海外でも同じように使えます。
マナーについても周知が増えていて、苦労することも減ってきたことでしょう。

しかし、比較的長期滞在することになった場合や支払い時になって「予想の3倍高いじゃん!」とならないよう、あらかじめ構えておくのでは気持ちが異なります。


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