元女子大生2年目

堕落した女子大生が突然、出版社を志望して就活に苦戦した話がメイン。他にもバイトの話や諸…

元女子大生2年目

堕落した女子大生が突然、出版社を志望して就活に苦戦した話がメイン。他にもバイトの話や諸々。スキ&フォローいただけると嬉しいです🌱

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就活ゆる日記vol.1〜就活は、甘くなかった。

「大学生活、それはゆるやかで自堕落で楽しい毎日だった。あれがやってくるまでは…」 とか言ってモンスターかなんかと戦う壮大な感じで始めておこうかな、なんて。 本当は人生の夏休みを謳歌した結果、就活に追われまくる女子大生の話。 ---------------------- はじめまして。 苦節5ヶ月、夏を目前にギリギリのところで就活の終わりを迎えることができました。 え、長くない?と思われた方。 そうなんです、私だってそう思ってます。 でもそのおかげか、ここにたどり着きま

    • 【出会いの備忘録①】

      「一期一会」 一生に一度きりの機会であること。 茶道の心得を表し、どの茶会も一度限りだと思って、主客ともに誠意を尽くすべきことを言う。 そして、この言葉は人との出会いにおいてもよく用いられる。「人との出会いを大切にしよう」という意味で。 たしかに、当たり前のように一緒にいたり、毎日他愛もない話をしていたりする相手でも、生まれた日が1日でも違えば、合格した学校が違えば…何か一つでも違えば出会わなかったかもしれない。こんな話もよく聞くけれど、日頃はなんとなく忘れてしまっている

      • 8つのバイトをした話〈後編〉

        〈前編〉のつづき。バイト歴の話。 ⑤パン工場のバイト 某有名パンメーカーの短期バイト。 工場は和菓子部門・洋菓子部門・ドーナツ部門に分かれていて、その日によって仕事場が変わるという意味では面白かった。 初日は洋菓子部門で、ケーキの型にひたすら紙を敷く作業。途中で職員のおじさんと仲良くなって、失敗したケーキをもらって腹を満たしてたっけ。 次に配属された和菓子部門では、団子科に配属。 機械から延々と流れてくる、丸められた団子を無心にきな粉でコーティングしてたら、なぜかリー

        • 8つのアルバイトをした話〈前編〉

          大学の4年間、様々なバイトをしてきた。 "なんでそんなにバイトするの?"とよく聞かれたけれど、"お金をもらって、面白い体験ができる"からに尽きる。そんな私のバイト歴にはちょっと珍しいのもあるので、紹介していきたい。 ①塾講師(集団授業) 大学1年の春から始めた、初バイト。 そしてなんだかんだ4年続けた私の本業でもある。(本業は学生、というのは置いといて。) しかし、バイトにしてはハードすぎた。 他に関しても言えるのは、 社員と同じ仕事内容のバイトはきついということ

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        就活ゆる日記vol.1〜就活は、甘くなかった。

          就活はすべきか

          悔しくて、情けなくて、ふと立ち止まると心が折れそうなことばかりだった。布団の中でたくさん泣いた。 (東京タワーのふもとにある芝公園でも泣いた。) そんな私がもし、就活をするべきか?と聞かれたらどう答えるだろう。(聞かれてないけど考えるスタイル) しても、しなくても良い。って答える気がする。 成長した!やっぱり、こういう経験はすべき!なんて言うつもりは全くない。そこまで美化できるほどには時間がもう少し必要だと思う。 ただ、就活をしてもしなくても、将来の自分を突き詰めて想

          就活はすべきか

          就活ゆる日記vol.22〜それからの私

          半年間、先の分かないまま挑み続けた就活。 それほどの壁ではないのかもしれないけれど、私にとっては大学受験もはるかに超える壁だった。 "自分はどう見られているか" "どう見せるか" ぐるぐるぐるぐると考えさせられた。 結局こう!と形ある答えは出せなかった。 それでも内定を頂いた会社にとって、魅力的な自分だったと思いたい。(思わせて…) 誰かに必要とされるってすごく嬉しくて、 私にとっては難しいことなんだ、と感じてみたり。 数年後にはこのブログが転職日記と化してるかも…

          就活ゆる日記vol.22〜それからの私

          就活ゆるゆる日記vol.21〜就活で残した後悔

          (前回)人材派遣会社の内定を承諾し、無事就活を終えることに。けれど話はまだ続いて… ------------------------ 諦めていた出版社も受け、やりきった感のある就活だったけれど、ひとつだけ後悔していることがある。 それは「残っていた選考を受けなかったこと」。 人材派遣の制作職の最終面接で出された内定をその場で承諾した際、まだ1社の最終選考を残していた。 ライブや大会で使用される施設を管理する、準公務員系の団体。 しかし、そこを尋ねることなく就活を終え

          就活ゆるゆる日記vol.21〜就活で残した後悔

          就活ゆる日記【番外編】〜就活中の休息があわや…

          就活も長期戦になってくると、ひたすら向き合っている元気も枯れてくる。 飽き性な私は(まだ終わってもいないのに)、就活にもすっかり飽きてしまっていた。 でも7月も半ば。そんなことを言っている場合ではない。できることは、少しの息抜きくらい。 最終面接を控えた前日、私はとある場所にいた。 それは、岩盤浴。以前から友達と何度か行った所で、その日も面接帰りに英気を養うことにしたのだった。 岩盤浴の中で汗をかきながら、これからどうすべきか、ぐるぐるぐるぐると考え続けていた。 少し

          就活ゆる日記【番外編】〜就活中の休息があわや…

          就活ゆる日記vol.19〜間に合わない!!!

          突然思いついた契約社員の道は、ひとまず保留に。 ----------------------- 7月中旬。 選考も進み、私は食品メーカー、人材派遣×2、IT、準公務員団体の4社を残していた。 「これで、終わりにしよう」 ここでようやく、私は腹を括ったのである。 そんな時、食品とITの最終面接が同じ日になった。 どちらも日時が指定されていたものの、2時間ほど間が空いていた。時間変更をして会社に思い入れがないと思われるのもシャクなので、そのまま行くことに。 「上手く

          就活ゆる日記vol.19〜間に合わない!!!

          就活ゆる日記vol.18〜見つめ直す、雇用体系

          (前回のはなし) やっと波に乗り始めた私の就活。 その反面、内定先への不安も感じ始めていた。 ----------------------- 「○○ (社名) 評判」 こんな検索ばかりしていた失礼すぎる就活生(私)。 内定先や選考中の企業の職種は、営業やSEとバラバラで、振り返るとなぜ応募したかすら分からない。 そんな仕事選びで、果たしてどれほど働き続けられるだろうか。せめて今やりたい仕事をすべきなんじゃないか。あれ、やりたい仕事ってなんだっけ? 一度立ち

          就活ゆる日記vol.18〜見つめ直す、雇用体系

          就活ゆる日記【番外編】〜美味しい話はない。

          当たり前だけど、実際に経験してみないと分からないことがある。 ・ 就活で黒星が続き希望から離れていった時期、それでも大手企業への未練を捨てきれない自分がいた。 そんな時、ちょうど大手保険会社を見つけた。 選考マイページに登録した数日後、会社から電話が。 「営業総合職」の勧めだったが、激務だと聞いたことがあったので断ってしまった。 さらに数日後。 同じ電話番号から再び電話がかかってきた。 今度は「なんとかコーディネーター」のお仕事。 生保の職種をいまいち調べていなかった私は

          就活ゆる日記【番外編】〜美味しい話はない。

          就活ゆる日記vol.17〜続く、好調期

          (前回までのはなし) 6月にして、やっと手にした初内定。その後は… --------------------- 内定をもらい自信がついたからか、選考を通過することが増えた。(就活を終える学生が増えただけかも) どちらにしろ、私にとって良いことに間違いない。 しかし、調子のいい時には欲が出てしまうもの。 内定をもらうまでは「どんな形でもいいからください!」と思っていたはずなのに、いつからか「この会社、大丈夫?」とささやく自分がいた。 選考の進む会社の口コミを調べて「

          就活ゆる日記vol.17〜続く、好調期

          就活ゆる日記【番外編】〜就活で嬉しかったこと

          長くて辛い就活中にも、嬉しい出来事はある。 6月初旬。 人材業界の受け始めに出会った、超大手の会社。 ("ここにない出会い"を作ってくれるトコ) まだ募集があったので(通年募集?)あわよくばと出したESがなんとか通過し、面接へ。 以前から「この会社はすごい!」と聞いていた通り、THE・エリート集団(先入観)な社員の方々。 1次面接の面接官は、若手の女性社員。 学生時代に力を入れたこと(=ガクチカ)を聞かれ、エリートの気迫に負けじと、普段より熱く語った。 話し終わる

          就活ゆる日記【番外編】〜就活で嬉しかったこと

          就活ゆる日記【番外編】〜発見した便利なもの

          "チェンジングボード" 私は就活中に、この言葉を知った。 駅やビルにあるトイレの個室の壁に設置されているものらしいけれど、使ったこともなかった。 「いつ使うんだろう」用を足しながら思っていた。 そう、あの日までは。 就活が山場を迎えると、日に2〜3社をはしごすることも増える。 多くの企業はスーツで挑んでいたが、なかには「私服指定」という個性派企業もあった。確かに行ってみるとオフィスカジュアルを超えたラフな格好の就活生が見られた。 そんなある日、午前中にスーツ、午

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          就活ゆる日記vol.16〜スカウト!?

          原宿でもされたことないのに、地元で。 でもそれは、芸能界への入り口ではなかった。 その日も面接に向かう駅の途中。 突然、後ろから「すみません」と声をかけられた。 振り返ると、そこにはスーツ姿の女性。 「就活中?」 アンケートかな?…急いでいたし「はぁ」と曖昧に答えると、 「保険会社、興味ない?」 本当に急いでいたから、「ないです、全く」(失礼)と断った。つもりだったけれど、女性は退く様子もない。 「興味出たら連絡して」 半ば強引にもらった名刺を見ると、大手生保の社名。 もう

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          就活ゆる日記〜【番外編】新卒紹介体験レポ

          もちろん広告宣伝とかでは一切ない、ただの体験談。  --------------------- 志望業界も受け尽くし、会社探しにも疲れていた頃に出会ったのが、「新卒紹介」。 それまで就活情報サイトから応募するだけだった私は、新卒紹介がどんなサービスかも知らないまま、 藁にもすがる思いで面談へ。 会場は、新宿にあるビルのワンフロア。 そこには同じような人がちらほらいて、待っていると奥から現れた女性に呼ばれた。 通されたのは、小さめの会議室。挨拶を済ませるとはじめに、簡単

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