東大・京大・難関大対策 学習塾 Dear Hope(ディア・ホープ)

大学在学中から教育に携わってきた教育家夫婦が開いた学習塾《Dear Hope〔ディアホ…

東大・京大・難関大対策 学習塾 Dear Hope(ディア・ホープ)

大学在学中から教育に携わってきた教育家夫婦が開いた学習塾《Dear Hope〔ディアホープ〕》です。 妻が塾長で英語担当、夫が数学担当。妻の妹が国語担当です。武蔵小山(東京)に小さな教室を2つ開いています。優秀な生徒さんに恵まれ、東大、京大などの難関大に合格者を輩出しています。

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「要領がいい人」には勝てないのか?

 こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  要領がいい人っていますよね。そういう人と自分を比較して落ち込むこともあるかもしれません。そんな人に向けて、今回は、「伸びるタイミングは人それぞれ」というお話です。 早くから頭角を現す人 どんな分野でも、早い(若い)うちから頭角を現す人がいます。そのような人は、「才能がある」、「要領がいい」などと周りから言われ、羨ましがられるものです。  皆さんの周りにも、習ったことをすぐに理解し、あまり勉強していない(ように見える)

    • 難関大に合格するために養うべき素養:「スピード」

      こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 はじめにお知らせです。 先の記事でご紹介の通り、11月19日(日)に、塾長のYouTube開設3周年を記念して、弁理士で作家の「南原詠さん」をゲストに迎え、交流会+ランチ会を開催します!すでに以下の記事でご案内していますが、ここで改めて告知させていただきます。 本記事の末尾にあるフォームからお申込みいただけます。 11/1現在、定員まで「残り3名様」となりました。ご興味のある方は、ぜひお早めにお申し込みください! さて

      • 【終了しました】2023年11月19日 ランチ交流会を開催します!

        こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 今日は、2023年11月19日(日)に開催する交流会についてのご案内をさせていただきます。 塾長の伊藤智子は、YouTubeチャンネル「心が軽くなる勉強法」を開設していて、そこで勉強の仕方や教育、キャリアなどについて発信をしています。 このチャンネルも、この秋に開設3周年を迎えました!また、おかげさまでチャンネル登録者も5,000人を超えました。ご支援いただき、本当にありがとうございます。 そこで、チャンネル開設3周

        • 難関大に現役合格するには、数学を先取りすべき?

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  今回は、数学の勉強について、度々いただく質問について書きたいと思います。  その質問とは、  「東大(などの難関大)の理系学部に現役での合格を目指していますが、学校の数学の進度が遅くて不安です。」 というものです。  確かに、一部の進学校では高2のうちに数学Ⅲまで終わるところもありますので、このように考える気持ちは分からないでもありません。しかし、早く終わらせなければ合格できなわけではない、と私は考えています。

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          6/18(日) 特別講座「鳩の巣原理」開講します

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  来る6月18日(日)、Dear Hope設立5周年記念の特別講座の第2弾として、「鳩の巣原理」(数学)を開催します。本講座は、塾生でなくてもご参加いただけますので、今回の記事では、そのご案内をさせていただきます。 論証スキルとしての「鳩の巣原理」 数学で大切なことは、いかにして着想を得て、かつ議論を上手に進めていくか、だと考えています。そのためには、さまざまな議論の仕方を知っていることが力になります。  例えば、「

          完璧主義の落とし穴

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。   今回は、こちらの動画(塾長のYouTubeチャンネル「心が軽くなる勉強法」)でお話している「完璧主義をやめよう」というお話を、なるべく元の動画に忠実に、ご紹介したいと思います。  「完璧にやろう」と思うあまり肩に力が入って、かえって効率が低下してしまっている方は意外と多いもので、そんな人たちの気持ちが少しでも軽くなりますように! 完璧主義のジレンマ  こんにちは。Dear Hope塾長の伊藤智子です。今回は、「完璧

          書籍紹介「自分をいかして生きる」(西村佳哲 著)

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  今回は、好きな書籍のひとつである「自分をいかして生きる」をご紹介します。  著者はプランニングディレクターの西村佳哲氏。氏は当初、働き方研究家として、様々なジャンルで活躍するクリエイターらにインタビューを行い、その記事を雑誌等で発表していました。そして「自分の仕事をつくる」を上梓、それに続く第2作として、本書「自分をいかして生きる」を出版しました。  氏の著作との出会いは私が大学生のとき、「自分の仕事をつくる」

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          (開催報告)日経xwoman「大学受験セミナー」

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  去る11月13日に、日経BP社主催の大学受験セミナー「一生使える『学ぶ力』の身につけ方」をオンライン開催しました。  後日のアーカイブ視聴を含め約160名の皆様にご参加いただきました。多数のご参加、本当にありがとうございました。 セミナーの概要 セミナーは事前告知の通り、三部構成で行いました。 第一部 最近の大学入試の動向  第一部では、「大学受験のいま」というテーマで、最近の大学入試の動向についてDear

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          計算ミスが多い人へ

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  久しぶりの記事になりました。  今日は、問題を解くときに、ミスが多いことを気にしている人に向けた記事になります。私は数学を担当していますので、特に計算ミスが多い人を念頭に置いてお話をしますが、その他のミスにも当てはまる部分が多いかと思います。 〔原因1〕雑である ミスが多い原因の第1は、何事を行うにも「雑である」ということです。  例えば、靴を脱いでも揃えない、カバンを床にドカッと放り投げるように置く、そのかばん

          熱心な指導をする教師は迷惑かもしれない、という話

           こんにちは。教育家夫婦が開いた小さな塾「Dear Hope」です。  いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。  この記事は、理数担当の副塾長(夫)が書いています。  今回は、熱心な指導が「生徒をコントロール」する指導にすり替わってはいけない、という話です。  誤解がないようにあらかじめ断っておきたいと思いますが、決して、「熱意があってはいけない」とか、「教えるにあたって一生懸命な態度ではいけない」ということではありません。 「相手をコントロールしよう」とい

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          成績が伸びる生徒に共通する、ある特徴とは

           ――ある日の授業にて。 私 「先週の課題はできましたか?」 生徒「課題って、ノートにやるんでしたっけ?」  これまで多くの生徒さんに接してきましたが、成績が良い生徒さんや成績が伸びていく生徒さんには、一つの特徴があります。それは、問いかけに対する受け答えが的確であるということです。「的確である」とは、こちらが求めている情報をきちんと返してくれるということです。 受け答えが的確であると成績が伸びやすい理由 問いかけに対し、成績が伸び悩む生徒さんからは、ずれた(的確でない)

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          続・小さい塾なのに東大合格者が誕生する理由:知的好奇心を育む「対話型指導」

           こんにちは。教育家夫婦が開いた小さな塾「Dear Hope」です。  いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。  この記事は、理数担当の副塾長(夫)が書いています。   先日の記事で、私たちが「対話型指導」により生徒を「本わかり」に導き、その過程を通して「いま、ここで、考える力」を養おうとしているということをご紹介しました。  今回は、この「対話型指導」のねらいを、最近読んだ書籍をご紹介しつつ、別の角度からお話ししたいと思います。キーワードは、「知的好奇心」

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          私たちが考えている、高校時代の勉強の意義 ~なぜ勉強するのか~

          プロローグ――ある数学の授業にて。  「先生、Σ(シグマ)って何の役に立つんですか?」  私がひとしきり Σ の意味や扱い方について説明したあとで、それを聞いていたA君が(ややこしいですねぇ)とつぶやきながら質問をしました。  「いい質問ですね。日常生活ではあまり役に立ちません。」  数学に限ったことではありませんが、学校、特に高校で学ぶ内容の多くは、日常生活を送るうえで役に立つという実感があまり持てないかもしれません。私が担当している数学はその傾向が顕著です。高校数学で学

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          小さい塾なのに東大合格者が誕生する理由:生徒の考える力を引き出す「対話メソッド」

           こんにちは。教育家夫婦が開いた小さな塾「Dear Hope」です。  いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。  この記事は、理数担当の副塾長(夫)が書いています。   来る2022年 6月25日(土)に、教育セミナー「考える力を引き出す《対話》」を開催いたします。詳しい情報は以下の記事にありますので、ぜひご覧ください。  今回は、このセミナーで扱う「対話」に関連した記事になります。  以前の記事で、私たちの塾では、「いま、ここで、考える力」を養うことを目

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          【開催済・ご参加ありがとうございました!】6/25(土) 現役東大生と共に、教育セミナー「考える力を引き出す《対話》」を開催します!

           2022年6月25日(土)に、Dear Hope 教育セミナーを行います!  テーマは、「考える力を引き出す『対話』」です。  ご家庭で実践できる「考える力」を引き出すためのヒントをお伝えします。高校生以下のお子さまのいらっしゃる保護者様に特に役立つ内容です。  当塾の講師であり、学校推薦型選抜で入試を突破した現役東大生とともに開催します!  お申し込みは、こちらのリンク先、またはこの記事の末尾にある申込フォームからお願いいたします。 ある卒業生K君のエピソード 昨

          【開催済・ご参加ありがとうございました!】6/25(土) 現役東大生と共に、教育セミナー「考える力を引き出す《対話》」を開催します!

          富士宮の浅間大社に行ってきました/弁理士を辞めた裏側の話

           こんにちは。教育家夫婦が開いた小さな塾「Dear Hope」です。  いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。  この記事は、理数担当の副塾長(夫)が書いています。  このnoteの最初の記事で、夫婦で小さな塾Dear Hopeを作った話を書き、そして前回、私の自己紹介として、弁理士を辞めて塾講師に戻ったというお話をご紹介しました。  今回は、弁理士を辞めることになった裏側(B面)の、ちょっと不思議なエピソードになります。写真とあわせてお楽しみください。

          富士宮の浅間大社に行ってきました/弁理士を辞めた裏側の話