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学習塾 Dear Hope の取り組み紹介「5月の振り返り」
こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。
今回は、私たちの塾の取り組みの一つをご紹介させていただきます。
それは、「振り返りの時間」です。
毎月、月末に30分ほど、その月の勉強の取り組みを振り返り、次の月にどうしていきたいか、塾生の皆さんに目標を立ててもらう時間です。
5月の振り返りを30日に行いましたので、その様子をレポートさせていただきます。
(学習塾 Dear Hope 武蔵小山駅前教室にて、お話は塾長)
それでは、始めたいと思います。
こんばんは。オンラインの皆さんもこんばんは。5月30日になりました。
4月30日に、4月の1か月間の努力を振り返って、5月の目標を決めるという日を作りましたが、そこから1ヶ月が経ちました。皆さん、どんな月だったでしょうか。
この1ヶ月、納得するような時間が過ごせた人はこのままいけばいいし、そうでもなかったなという人は、また6月1日から、この節目を活用して、より良い自分を作っていけるように、この振り返りの時間が「自分のための大事な時間」だと思って臨んでいただきたいと思います。
5月の振り返り
今日は、最初に5月の振り返りをしていただきます。そして、6月の目標を考える前にちょっと本を紹介しながら、目標設定についてヒントをお話しして、その後、6月の目標を考えるという流れにしていきたいと思います。
では早速、「5月の振り返り」という部分を見てください。
![](https://assets.st-note.com/img/1717171070408-vnT4dPf4bV.png?width=1200)
今から7分くらい時間をとりますので、これら3つについて、振り返ってみましょう。では時間を取りたいと思います。
(7分後)
では、上半分のシートを記入いただく時間は、一旦終わりにさせていただきますね。
5月は、多分多くの人は試験があったりとか忙しかったと思うんですよね。その中で自分なりに計画した、5月に入る前に目標として立てた3つの目標が、うまくいった人もいれば、崩れてしまった人もいるだろうと思います。
うまくいかなかったときは、なぜうまくいかなかったのかなとか、無謀だったのかなとか、それともモチベーショ的に1回崩れた時に立て直せなかったのが原因かなとか、要因を考えて、それに対して、次はこうしていこう、という対策を考えるのはすごく大事だと思います。
本の紹介「小さな習慣」
6月の目標を考える上で、最近読んで面白かった本をご紹介したいと思うんですね。「小さな習慣」という本なんですけれども、スティーヴン・ガイズという人が書いた、英語のタイトルは「Mini Habits」という本なんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1717171502288-1QZmN8vOzI.png?width=1200)
先月も、毎日小さいことを繰り返して習慣にすることによって、自分に自信をつけたり、毎日できるぞ、というリズムを作ったりしていくことの大切さをお話ししました。実は、その後に読んだ本なんです。
すごく共感することが多かったし、小さな習慣から始めることの大切さを身をもって実験して、いろんな本も調べて書かれた一冊だと感じたので、今日紹介したいなと思ったんですね。
著者は、高校卒業ぐらいから、自分の体力とか体型とか色々問題を感じていて、アメリカの方なんだけど、運動を習慣にしなきゃと、いつも思い続けて、新年の目標には必ず、「運動何十分」とか書く。でも続かない。というのを10年ぐらい繰り返した方なんです。
結局10年ぐらいその失敗を続けて、どんどん自分に自信がなくなって、「自分は目標を達成できない奴だ」とか、「どうせ運動には向いてない」とか落ち込んでしまいました。でもまたある新年が近づいてきた時に、また手帳に
「運動30分」
と書いたそうなんですね。でも、それを早速やろうと思ったけど、体が動かない。そこで、今までも失敗し続けてきたんだから、発想を変えて思い切り逆のことをやろうって考えて、
「腕立て伏せ1回」
と決めたんです。
腕立て伏せ1回は、まぁできるじゃないですか。やろうと思えばその一瞬でできる。そういうふうに、腕立て伏せ1回という、失敗しようがないほど小さい目標にしたけれど、1回やろうと思ったら、2回、3回とやるじゃないですか。
そういうことで、1回やったら2回できちゃう日もあるし、となって、自信もついて、なんだかんだ言ってるうちに、毎日30分、気がついたら運動できる自分になった。
そしてさらには、こういうふうに習慣というのは作っていけばいいんだなとわかったから、仕事の面でやらなきゃいけない他のタスクとか、自己研鑽の目標とか勉強とかもすごくできるようになった、ということが書かれている本なんですね。
「小さい目標」を立ててみよう
特に受験生は、高い目標のために、これぐらいやらなきゃって、すごく立派な目標を立てがちで、それができる人はもちろんいいんだけれど、特に苦手分野とか、今まで失敗してきた目標のようなものに関しては、まずは謙虚に、小さな目標から考えてみるといいと思うんですよね。
例えば、単語3つとか。
先月、私は、新しい英単語を毎日3つ覚えることをやってますと言って、この1ヶ月も達成できました。さすがに「3つ」なら、絶対、やろうと思えばできるんですね。しかも英検1級の過去問とかを使うと、1問って4択じゃないですか。だから3つだと区切りが悪すぎて(笑)、結局1問(4枝)全部に目を通したりとか、ちょっとずつ増えたりはする。
なので、自分にとってバカバカしいぐらい小さいかなって思うところから始めるのも、一つ案としてお話ししたいなと思って、今日はこの本を持ってきました。
6月の目標を考える
では、今から6月の目標を考える時間をとります。
![](https://assets.st-note.com/img/1717172177555-vgTBLMa2NW.png?width=1200)
5月の成果を踏まえて、これらの各項目を考えていただきたいんですね。毎日取り組みたい3つのことについては、2つとか1つとか、「これは」ということでも構いませんので、考えてみて欲しいなと思います。
また7分ぐらい時間を取りたいと思います。
(7分後)
大丈夫ですか、皆さん書けましたか。
今の時点で書いてて、絶対できないだろうな、でも書かなきゃって思ったことは無いですか?大丈夫ですか?今の時点で気が重くなるようなことって続かないんですよ。なので、その内容を掘り下げるっていうより、やり方とか量とかを工夫してみるっていう形で、自分のやりやすく、これだったらいけるかなっていう気持ちで取りかかれるものにサイズダウンするとか、工夫をしてみてほしいなと思います。
6月の終わりの時に、自分は頑張った、と思えるような1ヶ月にしていただきたいなと思います。書いていないとだんだん“なぁなぁ”になってしまって、目標自体を忘れたりとか、振り返ることも曖昧になってしまうので、できれば〇とか×とかつけて、自分の進捗を確かめてみてください。
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5月半ばに、「頑張っているんだけど、だんだんモチベーションが…」と相談をしてくれた生徒さんがいたんですね。その子には、これ(〇✕の表)を写真で私に送ったらどう、って言って、これを送ってもらうようになりました。
送ることで「頑張ろう」と思えるんだったら、いくらでも送ってください。チェックしてというか、拝見させていただきます。
こういう毎日を過ごした時に、自分はどういう気持ちで、6月末のこの振り返りの日を迎えるだろうか、ということも考えながらその日その日の時間を大切に過ごしていただきたいなと思います。
じゃあ終わりましょう、ありがとうございました。オンラインの皆さんもありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
画像でもご紹介しましたが、振り返りの資料は、以下からダウンロードしていただけます。「勉強面」という部分は、適宜読み替えてご利用ください。
また、この「振り返りの時間」の動画は、以下のリンクからご視聴いただけます。
それでは今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このnoteでは、丁寧な少人数・マンツーマンの大学受験対策「学習塾 Dear Hope」のスタッフが、大切にしていることや、日々考えていることなどを書き記しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1717173731648-HmOqaqTlDz.jpg?width=1200)
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