仁野裕美子

広島市西区三篠町のドーン歯科クリニック院長です。国際姿勢協会認定、姿勢Dr.。 歯科医…

仁野裕美子

広島市西区三篠町のドーン歯科クリニック院長です。国際姿勢協会認定、姿勢Dr.。 歯科医療従事者の腰痛予防・緩和に取り組んでいます。

最近の記事

RAS(脳幹網様体賦活系)

4年前、仲のいい大阪の技工士さんから「ありがとうを10000回言うとしあわせになれる。25000回で涙があふれて、50000回で奇跡が起きる、騙されたと思ってやってみて。気持ちとか込めなくていいから」と言われた。 徳山に勉強会に行った帰りの新幹線の中でやってみた。 最初は何回数えたかばかり気になっていたが、そのうち何も考えずに指折りしながらただただ数えていたら、1万回に近づいた時に、急性白血病で入退院を繰り返している義父の顔がバーっと頭の中に浮かび上がってきた。 当時は

    • 岸辺のアルバム

      両親の介護から解放される息抜きの一つが美容院に行くこと。 宮崎でヘナをやっている美容院は少ないが、たまたま実家の近くで1人でお店をされているところを5年くらい前に見つけた。 サロンに入ると、全身が心地よいアロマの香りに包まれ、海の音が聞こえてきそうなBGM カラーの待ち時間にiPadでAmazonプライム、U-NEXT、ティーバーのドラマや映画が見れるのだ。 広島でもこんな美容院はなかなかない。 しかも自分が予約した時間に他のお客さんはいない。 何も気にせずに自分時間を

      • 敬意

        実家の父が最終章を迎えている。 一緒に住んで生活してみないと「老いる」ということがどんなことなのかわからない。 いや、父と同じ90近くにならないと本当にどんなことなのかは実感できないだろう。 寝たきり寸前のフレイルMAX。 腰と右膝の痛みがひどくて、自力で立つこと、移動することができない。 座っていても常に体勢を変えないと腰と膝が痛くてじっと座っていられない。 歩行器にもたれかかってリビングからトイレに行くのがやっと。 「あいたた」「きつい」1日何度もこの言葉を発する。

        • レガシー

          結婚して料理が趣味になった。 家族の評判がいい料理トップ3は、茶碗蒸し、りんごの入ったポテトサラダ、巻き寿司。 すべて亡き義母が教えてくれたものだ。 他にもゆで卵がゴロゴロ入ったサンドイッチ、ローストビーフ、ミートソース、鯛めし、イカ飯、いなり寿司…結婚するまで、こんなものが家で作れるとは思っていなかった。これらの料理を作るときは義母のことを必ず思い出す。  一番最初に教えてもらった料理が、ナスとピーマンとベーコンの味噌炒めだった。 結婚して間もない6月の初めだった

        RAS(脳幹網様体賦活系)

          DAWN(哀悼 弥勒祐徳先生)

          ドーン歯科の「ドーン」は英語で「夜明け」の意味である。 夜から朝に変わる明け方の空、色で言うと淡い紫色。 私の開業人生の始まりにふさわしいワードだったのと、お口の困りごとで悩んでいらっしゃる患者様に夜明けが訪れますようにとのメッセージも込めている。 実家にモネの「印象・日の出」のレプリカがあったので、「ドーン」の名前の意味に引っ掛けて、診療室に飾っていた。紫色からオレンジ色に変わっていく空の色がきれいで気に入っていた。 開業して10年くらい経った時に、父から宮崎県が誇る

          DAWN(哀悼 弥勒祐徳先生)

          過信

          5年前、長女と一緒に2年間グルテンフリーの生活をしたことがある。 小麦にアレルギーがあったわけではないが、食事のことを2人で追求していたらそこに行き着いた。私は当時、腰痛と膝痛があったので、より健康になれればいいなという気持ちもあって。 書物には、グルテンは体に微細な炎症を引き起こす、腸内環境を乱す、小麦粉自体が血糖値を急上昇させやすく、中毒性があり食欲が増加して肥満…悪いことがたくさん書いてあった。 小麦から作られているものはたくさんある。パン、うどん、そうめん、ラー

          ノスタルジア 思い出の地巡り

          先日、夫と2人で学会のため、車で北九州に行った。 夫も私も大学の同級生で、北九州の小倉で6年間過ごした。 「学生時代過ごした街をゆっくり巡ってみたいね」と前々から言っていた。 親元を離れてお互い一人暮らしで、学校生活、私生活でも随分助け合って、遊んできた仲であった。 行きの車のBGMはもちろん大学時代に流行っていた曲のオンパレード。 夫の好きだった早見優の「夏色のナンシー」を皮切りに、寺尾聰の「ルビーの指輪」、安全地帯… 我々の学生時代はディスコブームだった。サタデ

          ノスタルジア 思い出の地巡り

          太陽のエネルギーと大地のミネラル

          私のホリスティック医療の師は「病気の原因のほとんどは食生活にある」とおっしゃる。私たちの身体は食べたものでできているからだ。 先日、沖縄に遊びに行ったスタッフから美ら海のフレーバーソルトをいただいた。沖縄のきれいな海のミネラルが溶け込んだまろやかで甘味のある塩。ちょっと舐めただけでも身体が浄化される気分になる。自然塩のパワーだと感動した。 最近、スーパーで売られている野菜を買っても野菜特有の匂いがしない、味もしない。 春菊を買っても、あの特有の匂いも味もまったくしないのだ

          太陽のエネルギーと大地のミネラル

          春をいただく

          山の空気、なんて美味しいんだろう!心の底から気持ちがいい。 聞こえてくるのは、たくさんの鳥の合唱。ほーほけきょ、ピッピッピ、カーカー、チキチキチキ。 呼応して、くわくわくわ、ケロケロケロとカエルがアルトの音を、耕運機が打楽器音を入れてくる。 下手な音楽を聴くより、アルファ波が出ている気がする。 文明のおかげで、人間は便利な暮らしができてるけど、自然の中でこんなに心地よいのは、やっぱり人間の原点ってここにあるんだよな〜 たけのこ掘り、山菜採りに西条のKさんを訪ねて行った。

          春をいただく

          お誕生日会のススメ

          「自己肯定感を高めるために、自分の誕生日会を自分で開いて、参加者から日頃の感謝の言葉を言ってもらうといいですよ。 自分で自分を祝うと自己肯定感が高まって、自分と接している人たちの自己肯定感も上がっていくから、みんながハッピーになります。」 「そんなに自己肯定感低くないのにやって意味あります?」 「自己肯定感が低くないという思い込みが外れるの。それは自分が高いと思っている線の高さなので、もっと上に行けたりする。私の誕生会に誘ってもらえてあなたしあわせね−くらい思ったらいい。」

          お誕生日会のススメ

          小さな芸術家

          先日孫2人を預かった。5歳の男の子と2歳の女の子だ。孫に会うのは嬉しいが、1人で2人の孫を預かるとなると、ものすごくエネルギーを奪われるのでこちらも作戦を練る。 一緒にお団子を作ることにした。 ボールを二つ、団子の粉も二つ、団子を湯がく鍋二つ。これで喧嘩はしない。 団子の粉の袋を自分でハサミで切って、ボールに粉を入れるところから始める。 少しずつ粉の中に水を入れて生地を練っていく。 お団子を美味しく作りたいから、2人ともいつもより慎重だ。 「耳たぶくらいの硬さにするん

          小さな芸術家

          お花見

          今年米寿を迎える父はサクラのお花見が大好き。 若い頃忙しい仕事の合間に、趣味で風景画を描いていたくらい絵心のある人なので、きれいな風景を見るのが好きなのだ。 最近は歳をとって絵筆は持てないが、きれいな風景を見ると、スマホのキャンバスに風景を切り取って収めている。 私は毎年この時期に帰省し、レンタカーを借りて、宮崎のサクラの名所 西都原に両親を連れていくのが恒例行事。ここは両親が青春時代を一緒に過ごした場所でもある。 お花見の前に、2人とも「高校時代を過ごした町の様子を見

          笑いの効能

          「腰痛ブログなのに、腰痛の話出てこないね。」って言われるけど、「腰痛」への意識はいつも潜ませている。 ストレスをなくすことも腰痛には大事。 なんとなくしあわせな気分になってもらえればと思って書いている。 それが私たちが目指しているホリスティック医療だ。 それでも少しは腰痛対策のことにも触れないとね笑 うちのスタッフ8人中、5人(ドクター2人、衛生士3人全員)が腰痛持ちだ。 しかも若いスタッフ(20代〜30代)の腰痛がひどい。 昨年から朝の準備をする前にみんなで輪にな

          笑いの効能

          幸福感

          朝、夫より5分早く起きて緑茶を淹れている。 夫の好きな鹿児島知覧茶だ。甘みの中に程よい苦味が心地よい。 緑茶の馥郁とした香りがたちのぼる。 「今日も一日頑張るか」とスイッチが入り、何とも言えない幸福感に包まれる。 夫の実家で亡き義母が、古い南部鉄器の急須で淹れてくれる少し鉄の味がするお茶が大好きだった。 茶道をたしなんでいる人だった。 まず茶葉を水でふやかして、湯呑みを湯で温める。ふやかした茶葉を急須に入れてお湯を少しずつ入れて蒸らす。湯呑みを温めたお湯は捨て、お茶を

          寄り道

          毎日せわしなくしているので、駅と自宅の行き来の時に寄り道することはほぼない。 ところがこの日は途中にある神社に入ってみたくなった。 髪を金色に染めた体格のいい若い男性、少し腰の曲がったおばあちゃま、いろんな人が1人ずつ並んで参拝してる。 日本は信心深くない国だと思っていたがそうでもないなと。 私も大切な人のことを祈った。 この寒い中、梅の花が咲いていた。 幼い頃、門くぐり遊びで「梅とさくらとあわせてみれば、梅はスイスイだまされた、さくらはよいよい褒められた…」って歌って

          啓蟄(けいちつ)

          今日は二十四節気の啓蟄。寒さが緩んで冬眠していた虫が地中から出てくる日らしい。 「土の時代」の私がブログを始めるのにぴったりの日だなと思う。 一緒に診療している「風の時代」のリーダーみたいな長女(現在3人目を出産して育休中)が、昨年10月に新しいホームページを作りたいと言ってきた。 保育士の免許を取って、離乳食の相談も始め、その方たちへ向けて自分のメッセージを発信したいとのこと。 「でも一般歯科のメッセージは、院長のママが書いてね。」と。 ありがたいことに笑「ママも何

          啓蟄(けいちつ)