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好きな記事(詩)1

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#詩のようなもの

そとの世界は なかの世界だっ

そとの世界は なかの世界だっ

そらはやさしいなぁ
しぜんさんにも。
こころがあるような気がしてなぁぁ
大地のおかあさんに
小鳥たちが歌で応えて
樹々は安らかな気持ちで
ふんわりと朝目覚めるんだ
いいなぁ。
やつら、
なーんももってないのに
すべてとつながってるんだ

ぼくは、こころの奥に
しまってた
喜びで応えるよ

ホコリまみれだけれど
相変わらずピカピカと
ひかってるんだ

かわいいんだよ
ことりみたいに鳴いて
そらみたい

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花を追う

花を追う

私はいつも 春を待っている──

幻想の中の 春の香りを鼻先で追っている

それは不確かで

或いは 二度とこの手に帰らぬもの

人は

春を待て そこに幸はあらん と言うが

既に春は行き過ぎ

夏が来て

また同じ季節が来ようとしている

決して二度と帰らぬ季節を待ち焦がれている

生きることは 繰り返すこと

中心で円を描く 神の気まぐれ

それでもきっと 追いついてみせるさ

君よ

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顔

鏡を見たら、
一瞬だけ
神が自分を
見ているかのような
感覚に見舞われた

その後、私は
怖くて
自分の顔を見ることが
出来なかった

神が見ておられる!

思わず
畏怖したのだった

仕える

仕える

主に仕える
神に仕える
魂に仕える
天に仕える
王に仕える
美に仕える

仕えるという言葉が好きです。

精神のパン

精神のパン

この歓びの炎は何処から?
あなたから

このマグマのような愛は何処から?
あなたから

私は葉
あなたは樹

あなたに仕える時、
私はこの黄金の樹液をいただくのです

それによって、
私は生命をいただくのです

それによって、
私は生きていることの虚しさから
脱出することが出来るのです

それは、生命のパンです
それは、黄金のパンです
それは、精神のパンです

大空がひらく

大空がひらく

静寂の中
小鳥が鳴くと、
大空がひらけた
澄み渡る青い空には
自由と喜びしかなかった
しかし、やがて
小鳥はいなくなった
私の心からもいなくなった
残ったのは
ひらけた大空のような精神
だけだった

朗らかさ

朗らかさ

朗らかさは
天まで
突き抜ける
青さ

喜怒哀楽感じる
我が身が
愛しくて
愛しくて

本当にやりたいことは何か

本当にやりたいことは何か

心の中のリトルゴミグズに問いかけてみると、
やはり自分は
基準は分からないけれど、
良い詩を
良い芸術を
創って
この世を去りたいなあと思う
そしたら悔いなく死ねる気がする
諸行無常で
たくさんの不条理なこと
たくさんの悲しいことが
あるのが
世の常だけど
そんな中でも
この世界は素晴らしいものだって
思いたいし 讃えたい

あと10年くらい、毎日
拙い詩のようなものを書き続ければ
きっと何か世の

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繋がり

繋がり

自分の内に神は存在する
神とつながっている時
私は充実していて
神とのつながりを忘れた時
私は欠乏感に苦しむ

ただ、シンプルにこれだけだ

私という現象

私という現象

この太陽があれば
私は生きていける

生きていけないとしたら
それはただ
自らの内にある
太陽を
愛を
見失っただけのこと

我々の内側を観ようではないか
そこには私たちが
探し求めていたものが
確かに存在するのだから

と言いつつ
いつもすぐに見失うのが
この俺だ!

小鳥のしごと

憂鬱な
曇り空を
盛り上げようと
しきりに鳴く
小鳥たち

ゆるく生きる

ゆるく生きる

競争からは降りた
貧乏金持ち
成功失敗
幸せ不幸
損得
人からの評価
どうでもいい

とにかく大きな病気をせず
気楽に死ねたら
それでいい

人生を遊ぶのだ!

♯子ども いま何が見えるの?

♯子ども いま何が見えるの?

ある日のあなたが忘れられない

真っ青な空の中を
ヘリコプターが泳いでいる

それを見つけたあなたは
ただヘリコプターだけを見て
全速力で追いかけた

私はあなたが誰かにぶつかったり
転んだりしないか心配だったんだけど
そんな心配は必要なかった

あなたは誰かにぶつかることも
転ぶこともなく
ただ前へ前へと進んでいった

迷うこともなく突き進んでいったあなたには
いま何が見えるの?

さっきいた場

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