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クリニックによって判断がこんなにも違うという事実!通う目的が重要だという話

診断書を「書く」、「書かない」の医師判断

「発達障害は病気ではなく、人の特性ですから...」
というお考えから、診断書は基本的に書かない方針のクリニックもあります。発達障害のお子さまがおられるお母様、数人からお聞きしました。

他に、「障害ではないけれども、明らかに生きづらさを感じて困っているのがわかるので、私は診断書を書きます。」というクリニックもあります。

障害であるかないかを重視するのではなく、
本人に診断書が必要かそうでないかによって、クリニックを変える勇気が必要かと思います。


診断の過程も一定ではない

息子がA4用紙1枚の簡単なアンケートを書いたのち、2、3分話しただけで、
「典型的な発達障害です。」とおっしゃって、即、診断書を書かれた医師も過去におられました。

現在息子と一緒に通っているクリニックは、
まず色々なアンケート、テスト、カウンセリングを経て、3か月後にようやく、「ADHD(注意欠如・多動症)よりのASD(自閉症スペクトラム障害)との混合です。」との診断を受けました。

診断されるまで長くかかりましたので、チョッとイライラしてしまいましたが、その後の対応は手厚いものでした。

薬の処方も異なる

薬をなるべく出さない方針の医師もいれば、状況に合わせて、薬はドンドン使っていくのが良いという医師もいらっしゃる感じです。

親が診察室に入るべきかどうかも考えは様々

「子どもさんの自立の妨げになりますから、お母さんは診察室には入らないでください!」という医師もおられます。

逆に、「家庭や周囲のことも幅広く知りたいので、お母さんも是非一緒に診察室入ってください。」というところもあります。

それぞれ言われることには根拠があり、どちらが良い悪いではないと思います。

クリニックでどうしたいのか?(親ではなく)本人の気持ちが第一

発達障害と一言で言っても、状況や本人の考え方はみな違います。

発達障害とは周囲に公表せず(したくない)、働いていらっしゃる人、
公表して障害者枠で働いている人、
毎日のお仕事は難しくて、福祉的就労という形で、様々なサービスを受けながら社会とかかわっている人、他にもいろいろな形があります。

中には障害者手帳、または療育手帳は必要なくても、
手続き上、医師の診断書は必要な場合もあります。
「診断書を書いてもらう必要があるから」という理由でクリニック通いする人もおられるでしょう。

診断書うんぬんよりも、生きづらさを少しでも軽減してほしい!という、「心のケアがほしい」人もおられるでしょう。

医師に合わせるのではなく、自分に合わせましょう♡

発達障害の人たちは、(いい意味で)律儀な人が多いと思います。
言ったことは守ろうと頑張るし、表裏がほとんどない人が多くて、私は信頼感を感じています。

その律義さが時には邪魔をしてしまい、「クリニックを変えていいのだろうか?」と悩んでしまわれる人も少なくありません。
そんなときは、落ち着いて、何のためにクリニックに通うのかを考えてみてください。ご自分の「こうしたい!」という素直な気持ちに正直になればいいのですよ~

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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