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自分の気持ちを伝えるにはアサーティブが効果的

人には長所と短所がありますが、わたしの短所は「自己主張すること」でした。思っていることを言うのが苦手で、抑圧しすぎた結果、こころの病気にもなりました。

そんなわたしが最近「アサーティブ」という技法に出会い、少しずつ自分のことを話すことができるようになり、自信をもてるようになってきました。今回はその「アサーティブ」のことを紹介したいと思います。

アサーティブとは

「アサーティブネス」の語源は「自己主張すること」です。それは自分の意見を押し通すことではなく、相手の気持ちを尊重しながら自分の意見を表現するコミュニケーションスキルのことを言います。

元々は、1950年代アメリカの心理学に始まり、1980年代からヨーロッパでも対人関係の土台になる考え方として広く普及していきました。

1990年代に森田汐生さんという方がイギリス留学中にトレーナ資格を取得し、以後日本で広める活動をしています。

アサーティブの根本には4つの心の姿勢があります。「誠実」「率直」「対等」「自己責任」です。

・4つの姿勢の詳細はこちら

また、アサーティブには3つのコミュニケーションタイプがあるとされています。まずは自分のタイプを知り、それに合わせた改善方法を知っていくことがおすすめです。

・簡単にできるタイプ診断 占い感覚に出来て楽しいです♪

ちなみに私はオロロでした。めっちゃ当てはまってる!

アサーティブの魅力

アサーティブでは、自分も相手も大切にして自分の要求を伝える方法を学んでいきます。女性の権利を求めたり、力関係のある立場での自己主張の仕方を具体的に示してくれます。わたしは嫁姑関係に悩んでいたのですが、とても参考になりました。

たとえ難しい関係であっても「仲良くするか」「切る」でもなく、お互いを尊重してその中間でバランスをとるのがアサーティブです。

「相手にどうなってもらいたいか」ではなく「自分は何を望んでいるのか」を考えていきます。

わたしは人間関係で自分の意見を言うのが苦手で、その場で自分が我慢をしたり卑下したりすることで事を丸くおさめようとする傾向がありました。

そうして我慢した結果、ある時爆発して縁を切ってしまったり、相手に心を閉ざしてしまうことがありました。

これからはそうならないためにも、能動的になる必要性をアサーティブを学ぶ中で気づかされています。

アサーティブを学ぶのにおすすめの本

・「なぜ身近な人間関係ほどこじれやすいのか」

この本は、アサーティブの考え方と共にいろいろな具体例がのっていて実践にうつしやすいです。

まとめ

アサーティブトレーナーの森田汐生さんは著書でアサーティブになることで人間関係に「波風が立つ」こともある、しかし誠実な姿勢を続けていくことでいずれ理解を得ることに繋がっていくと述べています。

わたしは今まで相手に合わせたり、協調をし、波風を立てないことが良いことだと思っていました。自己主張することは、どこかでわがままにさえ思っていました。

しかし、正直な気持ちや意見を言えずにいた先に何か問題が生じた場合、それを相手のせいにしてしまっていました。

相手のせいにも、自分のせいにもせず、ありのままの事実と向き合い解決していこうとするアサーティブの考えにとても感銘を受けました。

一気にすべてをかえることはできないけれど、これからは少しでも言えないでいた自分の気持ちを言えるようにしていきたいです。

また、アサーティブはその方法を知った上で、自分の思いを言うか言わないかを選択することができることだとも述べられています。

アサーティブであればすべての人とうまくいくわけでも、嫌いな人がいなくなる訳ではないけれど、そういう姿勢を取ることで感情に支配されたり、それを押し殺したりしない方法を学んでいきたいです。そうして、より成熟したコミュニケーションをしていきたいと思います。






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