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Connecting the Books
2022年11月30日 08:20
読み手はどんなことに興味があるんだろう。読者アンケートなどで探り出して、人気のコンテンツを検証する…。一見大切そうなことのように思いますが、これで果たして面白いものができるのでしょうか。今回はマーケティングに頼らない、企画立案の大切さをお伝えします。マーケティングデータとは常識のこと物事は客観的に。こんなことを社会人になるとよく言われます。周りがどう感じるか、配慮すべきが社会人の基本ではあ
2022年11月23日 10:35
あんまり想定したくないですが、会社では不祥事の起こることがあり、しかも経営側のそれということもあります。こういったとき、社内報はどういうスタンスを取れば良いのでしょう。読者目線から考えてみます。社員の心情は…経営側の不祥事に社員が抱く感情は2つです。1つは怒り。普段偉そうにしてるくせに、という感情はほぼ全員が抱きます。もう1つは不安。会社が潰れないだろうか。社会的信用の失墜は、同時に社員
2021年5月27日 08:41
MACの普及により、デザインレイアウトは「ゆるさ」がどんどんなくなってきました。一方、編集(企画・原稿作成)も真面目な人が多く、「ゆるさ」を作らないことに主眼を置いている人も少なくありません。しかし良い社内報を目指すなら、敢えて「ゆるさ」を作るべきだと考えます。今回は、その「ゆるさ」の効用についてお伝えします。社内報は編集部だけで作っている? 広告、パンフレットで「ゆるさ」を作ることは、ほ
2021年4月28日 08:21
社内報の隠れた読者。それはご家族です。今回は、社内報における家族の存在について紹介します。お父さん、お母さんが載っている! 社内報が発行されると、ご家族のある方はもって帰ることが多いです。そのまま配偶者や子供に手渡すでしょう。こういった経験のある方は分かると思うのですが、案外家族って社内報を楽しみにしてくれますよね。お父さん、お母さんが掲載されているのでは、そんな期待感がそうさせるのでしょ
2020年12月5日 10:31
どんな社内報でも、「ニュース」というカテゴリーは必須です。会社の出来事をハイライト的に伝える記事ですが、これが意外と厄介。社内報の本質的な部分でもあるので、その書き方の基本をお伝えします。主語が会社であることを意識する 世の中のストレートニュースは、起きた事実を極力客観的に捉えようとします。書き方は当然第3者的な立ち位置です。例えばこんな感じ。例文)1月1日、東京ドームで小学生向けの書初め
2020年10月16日 08:31
社内報で最も悩ましいのが、誌面デザインです。企画や原稿のチェックはうまくいくのにどうしてだろうと悩む発注担当者も少なくないでしょう。それはあることが原因だから。今回はデザインコントロールの方法を紹介します。器を決めずに料理を作る? クリエイティブは料理と同じ。レシピが企画、買出しが取材、調理が編集、盛り付けがデザインです。とにかく美味しい!は大前提ですが、まずそうに盛り付けられてはたまりませ
2020年9月25日 18:49
社内報で避けて通れないのがインタビュー。しかし相手はタレントでも文化人でもなく、一般ピープル。インタビューを受けたことのない人も多く、やけに緊張していることも。実践編の初回は、社内報インタビューのコツを紹介します。事前に質問を提示しよう まずは質問項目を明確にします。相手のことを調べ、何を聞くべきか整理し、それを書面にまとめ、事前に相手へ提示するようにしましょう。もし相手方に余裕があれば事前