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家庭菜園は4月の教室に似ている。

教員経験のある身として、家庭菜園は4月の教室に似ている、と思う。

初めは可能性に拓かれている。ちょっと芽が出ると全てうまくいく気になる。
でも自分は経験も知識も絶対に足りていないわけで、状態の良い悪いも見分けられないし、その境目にも気付けない。
雰囲気が変わってきてもそのままで良いのか何かすべきなのか、何をすれば良いのかも分からない。
見守るにもどこまで見守ってよくて、どうなったら動くべきなのか分かっていない。
どこに目を配っておくのが良いかも知らない。

だとしたら教員経験を参照して、この先の予想を立てたり、どんな学びが自分に必要そうか考えたりすることもできる。
初めは大らかに構えていたのが焦ってくるはず。すると上手くいかない循環に入る。

土地の栄養を高めたいと思っているのだから長い目が必要なのは当たり前。
焦りそうになる気持ちと付き合おう。
今は「やったー家庭菜園スタートだ」とテンションが上がって、なんとか成功させたいと勇んでいるのかもしれない。

それは焦りにも繋がる。
でも複数という考え方に立てばそこまで気負うこともない。
普通に働いてお金を得て買うのだって良い。
もちろん自給率が1%でもあるなら良い。それくらい。

そしてせっかくなら自然農や土中改善を結びつけてやってみたい。
そういうバランスで焦らずやっていこう。
焦る時はここに戻ってこよう。

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お読みいただきありがとうございます。

毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。

明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。

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