千恵

ちえです。マガジン「偽日常日記」よんでください。

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マガジン

  • 偽 日常日記

    これは本音を書こうと頑張るが、どうしても良く見られたいという欲が出てきてしまう人間の偽の日常日記である。

  • もしも〜だったら(妄想)

    もしも〜だったら(妄想) 「意味がわからない」と思うと思いますが、その感想が当たり前なので、あまり気にしないでくださいませ。 頭の中だけに留めておけばよいのに…という妄想のあれこれ。

最近の記事

1学期が終わりました。小2の長男が不思議なものを持って帰ってきました。 「レクで使った爆弾を誰が持って帰るかジャンケンで決めたの!」 そうなんだ!ジャンケンで負けたんだ。 「勝ったの!!!!!!!!!」

    • 花咲か爺さんを再解釈

      どういうわけだか、昔話にはまっちゃってます。 昔話特有の「どうしてそうなった?」という展開を楽しんでいます。 ラジオアカウント(ドリンクバー) の方で書いて投稿してます。 ぜひフォローお願いします。

      • ロイヤルホストの話と、ココスの話

        誕生日に好きなお店で外食しようとなったので、ロイヤルホストへ行った。 ココスへ行くことになりそうだったので、「私が一番好きなファミレスはココスではなくてロイヤルホストなんだ」と言ったのだ。 誕生日当日の19時半、結婚9年目の真実である。この告白は、主張でありながら遠慮である。 ちなみ今ココスでこれを書いている。誕生日月というだけで、こんなプレートを無料で提供してくれるし、注文するときには「ハッピーバースデーの音楽を流しますか?」と、分け隔てなく全ての人に聞いてくれる、それが

        • 読売ジャイアンツと、みんな違ってみんないい。

          子どもの保育園へお迎えに行くと、園のまわりを歩いている子どもたちが読売ジャイアンツの帽子をかぶっていた。あの子も、この子も、みんな読売ジャイアンツ。 掲示に目を向けると、子どもたちが全員同じ帽子をかぶって笑っている集合写真が並んで貼ってあった。 子どものトートバッグの中には読売ジャイアンツの帽子や読売子ども新聞などが入ってる。 説明しよう。なんと、NEW ERAのジャイアンツの帽子を園児全員がもらったらしい。 みんなが同じ帽子をかぶっているってすごいと思う。近所の人が見

        1学期が終わりました。小2の長男が不思議なものを持って帰ってきました。 「レクで使った爆弾を誰が持って帰るかジャンケンで決めたの!」 そうなんだ!ジャンケンで負けたんだ。 「勝ったの!!!!!!!!!」

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        • 偽 日常日記
          12本
        • もしも〜だったら(妄想)
          5本

        記事

          Bコートの話と貴族の話

          長男のサッカーの大会当番で試合会場にいた。 一緒に駐車場係をしていた友だちから「次の試合のBコートってどこですかね?」と聞かれたので、少し考えたふりをした後「たぶん、Aコートの隣ですね。」と答える。 こういう時、「あはは!」とか「確かに!」と笑ってもらえると 「安全だ」と心底、安心する。「完結した」という興奮ともいえるかもしれない。 だがしかし。たまに安心できない場面に遭遇する。 「そのAコートってどこやねーん(あほ)」とか「そうそう、AコートとCコートの間です(真顔)

          Bコートの話と貴族の話

          偽日常日記【褒められの嵐の中で踊りたい】

          パーマをかけるために渋谷へいく。 美容師さんにInstagramで #ボブ #パーマ の写真をいくつか見せ、「こういう感じでお願いします。」と言った。 美容師さんが、少し考えた後「これらの写真の共通点は?」と優しく私に問うた。 この瞬間、私は何を思ったかというと「またやってしまった!」である。 昔、下着泥棒に遭遇し、警察に通報をして、下着泥棒の常習犯という写真の束を見せられた時だった。 たくさんの男性の顔写真を見たあと、警察に、タイプも、印象も、全然違う2人の男性の顔

          偽日常日記【褒められの嵐の中で踊りたい】

          妄想考察 「花咲か爺さん」は何を失い、何を得たのか。

          子どもと人形劇を観に行った。花咲か爺さんだ。 花咲か爺さんのお話を覚えているだろうか。 簡単に説明するとこういう話だった(人形劇ver.) ・・・・・・・ 後に「花咲か爺さん」と言われるその爺さんは「優しい爺さん」と言われる存在だ。でも本当に優しいのだろうか? お人好しなのは間違いないが、流され続ける、この受け身の姿勢を「優しい」と表現するには単純過ぎないだろうか? 人類の多様性は認めるが、自分の心や頭で判断することを放棄し、言われるがままに決断を他者に委ね、大切なものを

          妄想考察 「花咲か爺さん」は何を失い、何を得たのか。

          絵にならない程度の貧乏とダンスと。

          大学時代のわたし(一番左)です。 というと、「え!!今とだいぶ印象というか、キャラが違いますね!」って言ってもらえる。 そのようなギャップからのモテを期待して、今日も微妙に情報操作をする。 だけど、みた人は絶対思うはずだ。「ほう。このおにぎりは・・??」 「大学時代のわたし」は嘘である。 正しくは、こういう感じで大学を歩いた日が、1日だけありました、だ。 学祭の1日だけ、写真では分かりにくいが、「コーンロウ」という、耳の上を細かく5列くらいにぴっちり編み込んでもらうや

          絵にならない程度の貧乏とダンスと。

          偽日常日記【母親の手柄】

          駅のエレベーターで息子がおばあさんに「お先にどうぞ」と言った。 おばあさんは感心して「まあ、偉いわね!」と言いながらゆっくり歩き、振り返ってから更に言った。 「お母さんが、いつも言っているのね!」 私はただ、にっこりと笑って、子どもの手をひき、スタスタと先へ進んだ。 心の中で思っていた。 「違うんです!!お先にどうぞはチャギントンが言ってたんです!!」 社会のマナーはチャギントン(電車のアニメ)と、しまじろうが、教えてくれた。 かしこい知識(宇宙の成り立ちとか)は、突

          偽日常日記【母親の手柄】

          「牢屋」に関する質問に答えすぎた話

          6歳の長男が「牢屋」の存在を知り、心配で心配で、色々な質問をしてくる。 パトカーに乗ったら最後、行き着く先は「牢屋」だと思っている。 私は私の知っている限りの警察の仕事と刑務所の情報を噛み砕いて伝えるが 息子は牢屋の中での一つ一つのシチュエーションを想像しては心配している。 例えば ・布団はどこで借りるの? ・たたみ方がわからない人はどうするの? ・布団を畳んだらどこに仕舞えばいい? この子は、お母さんが刑務所内の何を知っていると思っているのだろう。 大抵は「誰かに

          「牢屋」に関する質問に答えすぎた話

          死んだあとくらい好きにさせてちょうだい。

          _____________________ なんもしない人(僕)を貸し出します。 交通費と飲食代の諸経費だけもらいます。 飲み食いと簡単な受け答え以外、なんもできかねます。 ご依頼はDMまで。 _____________________ 今日の依頼者さんは 「亡くなった女優さんのお墓参りに一緒にきて欲しい」だった。 生前、テレビや映画で幾度となく観た、 着物を着て手を合わせて祈っている姿に憧れる気持ちがあるので 一度お墓参りにいってみたいのだが、 友達や家族を誘っていく

          死んだあとくらい好きにさせてちょうだい。

          「簡単なミッキーを着せるのはやめよう」と言われたこと

          私が生まれたときに、お祝いのパーティーに招待されなかった13人目の魔女に、私は呪いをかけらえた。 「この子を一生、人と噛み合わない人生にしてやろう」 この日記はそんな呪いに抗いながらも懸命に生きる人間の記録である。 ******** 長男が生まれた時、夫は言ったのだった。 「自分の子どもに、簡単なミッキーは着せたくない」 簡単な・・・ミッキー・・・??!! 「簡単なミッキー」と簡単に言ったが、これは簡単に解釈できる類のものでない。 暴力的で雑すぎる。 かといって雑

          「簡単なミッキーを着せるのはやめよう」と言われたこと

          あの歌はあの人の叫びだったのか

          確定申告のことで頭がいっぱいなので、アンパンマンを観ながらも確定申告のことを考える。 もしも、アンパンマンに「どうしたんですか?元気ないじゃないですか?」と言われても、「君にはわからないことだよ。」と冷たく言ってしまいそうだ。 だってそうでしょう。確定申告の賃借対照表が書けなくて、全てをなかったことにしたくなってしまう衝動が人間にはあるんだよ。 アンパンマンの世界には確定申告とかいうまえに、そもそも「お金」のようなものは見当たらない。 カオスだ。 労働量にも差がありすぎる

          あの歌はあの人の叫びだったのか

          「極悪人」

          私が生まれたときに、お祝いのパーティーに招待されなかった13人目の魔女に、私は呪いをかけらえた。 「この子を一生、人と噛み合わない人生にしてやろう」 この日記はそんな呪いに抗いながらも懸命に生きる人間の記録である。 ******** ごくあくーにん【極悪人】 (名)非常に悪いことを平気で行う人。 我が家の子どもたちは、ユニクロのパジャマ2種類を交互に着ている。 ユニクロのパジャマはいいぞ。 可愛いし、丈夫だし、着せやすいし、安い。 夏用、春秋用、冬用、全部ユニクロ。

          「極悪人」

          炊飯器、一番上の引き出し、洗濯機、おでんの入った鍋。

          まだまだ受け身の赤ちゃんだった、2020年。 我が家の次男にとって、2021年は、【世界を自分からのぞき始めた年】だったに違いない。 彼は「マーマ」「ここ」「あけて」「アッコ(抱っこ)」の4語で新たな世界と対峙し続けていた。 おもちゃ箱を持って来て「あけて」 絵本を持って「あけて」 パントリーで熟されているバナナを捕獲して「あけて」 みかんが置いてあるテーブルに座って「あけて」 色鉛筆やクレヨンやサインペンの箱を持ってきて「あけて」 あけてもらい、綺麗な色のそれらを並べて

          炊飯器、一番上の引き出し、洗濯機、おでんの入った鍋。

          歩くときには歌ってる

          ノンタン の絵本に、フラダンスを楽しそうにしてる豚のイラストがあって、「○○ちゃん(次男)みたいだね」と言ったら、次男がスッと立ち上がり、腰をくねくね、フラフラ揺れてくれた。 恥ずかしい時はモジモジバタバタして、 犬が来たら触りにゆき、 下を向いて泣いてる子がいたらおでこがくっつく距離でのぞきこむ。 気分じゃない時は絶対に目をあわせてくれないが、歩く時には歌ってる。 花火は触りたい、 信号は待ちたくない、 高いところはのぼりたい。 火が熱いと言われたら本当に熱いのか、危

          歩くときには歌ってる